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知りたいのですが・・・
こんにちは。 質問させていただきます。 ものの本で「精神分裂病の人は匂いでわかる」と記されているのを見たことがあります。 (精神分裂病という病名は今では許されていないのは知っていますが、当時の文面のまま表現したいので、その記述をお許しください) それについて、専門医に、 「匂いでわかるというのは、分裂病の人に固有の症状としての『匂い』があるということですか」とたずねたことがあります。 (分裂病→統合失調症と病名が変わることが、新聞などで公にされつつあった頃の質問でした。) 専門医の返事は、 「あれは(匂いで分かると言うのは) そういう意味(私がたずねたように、病気に固有の匂いがあるという意味)ではないんですよ」 という返事だけでした。 ではどういう意味なのか、ご存知の方教えてください。 (当時専門医に逐次質問すればよかったのにと言われればそれまでなのですが) 同病の患者さんが、現実から乖離するあまりに、 身の周りをかまわなくなって、 つまり不潔臭がすることだということなんでしょうか。 メンタルヘルスのカテゴリにすべきなのかもしれませんが、 同病の当事者の方や関係者の方が読まれて 気にされるようなことはなるべく避けたく、 一般的な「病気」のカテゴリにて質問することにしました。よろしくお願いします。
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RIRIさん、初めまして。 精神分裂病(統合失調症)の人の「匂い」というのは、他の方も言われていますように、その人に接した時に感じるニュアンス(微妙な感じ)です。本当の匂いそのものではありませんので、誤解しないでくださいね(症状に影響されて長い間お風呂に入っていない時には、確かに汗くさい、鼻につく匂いがします。だけど、これは病気に関係なくお風呂に入っていない人はみんなそうですね)。 僕は医師ではないので、やや間違った理解を伝える危険性があるので、詳しくは実際の医師に聞いて下さい。 この匂いのことを専門用語で「プレコックス感」と言います。しかし、この言葉について教科書的な説明はできても、しっかりした経験に裏付けられ、しかも学問的にもしっかりと答えられる先生はそう多くはいません(減ってきています)。 僕自身も詳しい説明はできません。意味としては、統合失調症の人とコミュニケーションを持った時に「どことなく意味がずれたコミュニケーションになっているな」、「どうも会話が踏み込めないなぁ」、「会話はできているけども、どことなくつながっている感じがしないなぁ」というような、微妙な感じのことを指します。 主観的なアンテナによって感じるものなので、しっかり訓練された人でないと単なる思いこみや、とんだ誤解になってしまいます。 ちなみに、僕には分かりません。 最近は「統合失調症」の教科書的な本には載っていますが、臨床的な本には殆ど登場しません。それだけ、そのプレコックス感を使って診断に役立てたり、他の病気と統合失調症を区別したり、治療に役立てることはなくなっているということです。
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精神科勤務経験があります。 自分にも、その「匂い」は、分かります。 自分は精神科医ではありませんので、診断基準などは、わかりません。 しかし、前方から歩いてきた人を見て、話を聞かなくても、だいたいどのカテゴリーに属するかが分かります。 それは、診断基準をもとにしたものではなく、口では説明できない、感覚、とでもいったほうがいいでしょう。 知り合いの医師の旦那さんも精神科医ですが、全く同じことを言っているそうです。 余談ですが、精神科にかかっている患者さんは、殆どの方々がみなさんが考えるような人たちではありません。 また、どのような病気でも、病状が悪ければ、身の回りの事が出来なくなって、だらしなくなりがちです。 そのようになってくれば、毎日お風呂に入ったり、着替えたり、身なりを整えたり出来なくなって、当たり前なのです。 別に精神科の患者さんだけではありませんよね。 病気が重くても、今すぐ病気が元で死んでしまうことはないってだけで(自傷行為でもない限り)、一般の人は精神科の患者さんをよく知らないので、大変な誤解があるようです。 参考までに、統合失調症は、100人に1人以上いると言われ、別にそんなに珍しい病気ではありません。 と言うよりも、よくある病気です。 患者さんは沢山おられます。 みなさん、気がついておられないだけです。 そのぐらい、多くは普通の人たちです。 これをご覧になったいろんな人たちに分かってもらいたくて、書かせて頂きました。
お礼
ありがとうございました。 「匂い」についての質問をしたのは、自分がもしそうだったら・・・・独特な「匂い」を発しているとしたら、全人に、とまでいかなくても、分かる人には分かる匂いを発しているとしたら・・・・病気だとわかるのがいやだったんです。・・・・それで質問しました。・・・日本は、そういった病気に対する偏見はすごいから。・・・同じ、「身なりをかまわない」というのでも、カラダの病気だったら、日本人はとても理解を示してくれてやさしいけど、ココロの病気になったら、ひどいものですしね。 こんなこと質問して、悪かったです。 傷つく人もいたかもしれない。 わたしも、「匂い」でなくてよかったと思う反面、「雰囲気」といったもので、みなにそう思われたりするのかなあ・・・と思うと、いい気持ちはしません。 わたしのためというのでなく、似たような気持ちを抱くであろう人たちのために回答していただいて、ありがとうございました。
- kerokerokerogon
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全く関係ないのですが、興味があって読みました。私は普段とても鼻が悪いのですが、脳神経に異常のある人と、普段元気で、そろそろ風邪をひく人(すでにひいている人)が臭いでわかります。変な特技です。
お礼
ありがとうございます。 くそまじめなことを書くようですが、少しも変ではないです。すごい特技ですよ。
- sinnkyuusi
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感覚的に察知する雰囲気の事を言っているのではないでしょうか? 「におう」というをgoo辞書で調べたら『何となく、それらしい雰囲気が感じられる。多く好ましくない場合に用いる。』ともありますし。
お礼
ありがとうございました。 そうですよねえ。 ほんとうに「匂い」のはずないですよね。
- myume
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匂い=雰囲気 ではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 匂い=雰囲気、そうかもしれませんですね。 匂いというのが、 実際の「鼻につく匂い」というのだったら、 分裂病の症状として、一般人に認知されててもおかしくないかもしれませんしね。 教えていただいてありがとうございました。
補足
おれい欄を使ってしまったので、こちらに。 「匂い」という言葉にこだわってばかりいたので、 雰囲気を指すという意味ではないかということは 考えもしませんでした。 教えていただいてありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。