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なぜ着床の方が難しいんでしょうか?
- 受精卵が着床するまでには複雑な工程があります
- 着床率は受精率に比べて低いため、妊娠率も低くなります
- 液体中で受精卵が好ましい位置に達するため、着床するまでには最適な条件を満たす必要があります
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卵子に「着床しろ」と命令する機能は、卵子ではなく精子ダケがもっています。 なので、精子と関係したことがナイ卵子が排卵されても着床はおこりません。着床決定権も卵子側にあるとしたら、生理・排卵が始まるや否や女の子(小学生高学年くらい?)のお腹は膨らんでくるかもしれないのです。処女懐胎。 受精卵といえども、基本は卵子です。それを、それまで卵子と縁がなかった精子が運転して、卵巣からの距離・タイミングを見計らって着床させる形です。 精子が正しく卵子を運転して、子宮内の正しい位置に着床するかどうかは、精子の機能が正常に働くかどうかに深くかかわってきます。下手くそなドライバーが車庫にうまく入れられずどかでぶつかってしまうように、運転能力に欠けた精子とくっついてしまった受精卵は、卵管だのなんだの、子宮以外に着床してしまう事故をおこします。着床を断念する場合もあるでしょう。 ましてや母体は動きます、体調も変わります。その都度、重力の方向も変わるでしょうし、卵管などを流れる液体も強さが変わるでしょう。 それに準じたり逆らったりしながら、受精卵は操作されなければなりません。 つまり、ゴールへひたすら走るのと、大地震・嵐の中で慣れない車を運転するのと、どっちが面倒か、という話になると思われます。
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- Dr_Hyper
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自分の体の細胞を違う遺伝子を持った受精卵なので体が異物として認識し排除する様々な機構(仕組み)が働くからです。癌細胞なども同じような仕組みでできては分解され,できては排除されています。 それでも着床して大きくなれば,さらに強く維持する働きと排除するはたらきがせめぎ合うのでつわりなどが起きます。 女性に自己免疫疾患が多いのもこのように自分の体の中で異物が存在するときの様々なメカニズムが働きやすいからだという説もあります。