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小さくも無いのに、何故「小切手」と呼ぶのですか?
小さくも無いのに、何故「小切手」と呼ぶのですか?
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- fujic-1990
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今は「切手」というと、郵便物に貼付する小さな紙・シールの類いです。 小切手はそれらに比べると大きいのですが、もともと大切にされ、世間に流通していた「米切手」(手形とも言う)などに比べると、ごくごく小さいのです。 江戸時代、各地(大名や旗本領)で採れた米(年貢)を大坂などで販売したわけですが、買った店に買った「証拠」として渡したのが米切手です。 後日、その店はその切手と交換に、現物の米を受け取ったわけです。 幕府の米倉へ納められ場合、そこで「蔵米取り」の下級武士(数は多い)に俸禄に応じて分配されました。 本当は幕臣である武士が荷車を引いて蔵へ米を受け取りに行くべきなんですが、「武士たる者がそんなことはやっていられん」ということで、何人かでまとまって後に「札差」と呼ばれることになる商人に「米の受け取りと売却・換金」業務を委託をしたのです(後、蔵米切手を担保にして、武士は札差から借金するようになりますが、それは別な物語)。 で、この「米を受け取る権利」を証明するために武士が発行した書類が「蔵米切手」で、これを持って行くと商人は問答無用で蔵から米がもらえました。 また、有名な「関所手形」を「関所切手」と言ったりもしました。 つまりこれらの切手・手形の類は、米の受取権など「権利」と「義務」を示す書類ですし、当時は墨で書いてましたので必然的に用紙は大きなものになりました。 で、そらの切手、手形に比べると今の小切手は、大変小さいのです。
- Dr_Hyper
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諸説ありますが,江戸時代、大名は幕府からの給与を米で受け取り、その米取引の際に仲買人に渡されたのが米切手と呼ばれていたそうです。 明治になって外国からチェック(今の日本で言う小切手)が入ってきた時、米切手とにた役割をしているのに米切手に比べてサイズが小さかったので「小切手」とチェックのことを訳したのが最初と言われています。 ご参考までに。
お礼
ありがとうございます(^.^)
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