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こういう病気もうつ病ですか
先生から診断書で「抑うつ状態」とか「抑うつ神経症」と書かれ休職しています。先生に尋ねると「うつ病のひとつです」といわれました。症状的には、もうかなり長期にわたって、億劫、眠りすぎ、だるさなどがあります。自分では、うつ病だとは思えないのです。神経質な方なので神経症でしょうか。うつにもなる、神経症でしょうか。先生に尋ねたら、最近のうつ病の半分くらいは私のようなタイプだそうですが。私はやはりうつ病でしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
精神的な病理の場合、臨床の現場では、『~病』と確定できない場合が多いです。 つまり脳の中で起きている変化が病理を起こしているわけですから、いくら医学が進んでいる現代であっても、患者の脳をかち割って中身を徹底的に調べ上げることなんてできないからです。 ですから、医者は患者の訴えている症状、患者の生活状況、患者の態度や言動の観察、処方した薬剤の効果などから、それまでの臨床例を参考にして、総合的に判断しているのです。 病名の方も『鬱病』『抑鬱神経症』などの名前の付いた病理の実態について、完璧に科学的にはっきりした境界線が引けるほど研究が進んでいるわけでもありません。 しかし、医師は診断書を書く場合や患者に病名を尋ねられた場合、なにかしらの病名を標榜しなければいけません。そこで最もこの病理に近いであろうと思われる病名を上記のような判断基準から決定するのです。 極端に言えば、同じ症状の患者でも診断する医師によって、その病理に付けられる病名が違うという場合も考えられるわけです。 ですから、あまり自分の病名にこだわらず、どんな薬を飲んだらどんな効果があって、どんな副作用があったかをよく覚えていた方がいいと思います。 質問者さんの場合も「億劫、眠りすぎ、だるさ」はどれも鬱病に当てはまる症状です。だからといってこれだけでは即「鬱病」とは断言できないです。これはわたしが素人ですし、仮にプロの医師であったとしても、実際にあなたに会ったことがない状況で安易な判断はできないはずだからです。 おわかりいただけましたでしょうか?
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- rattler
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前の方々からとても的確な回答がなされていますので、一点だけ補足いたします。 >神経質な方なので神経症でしょうか とのことですが、神経質であることと神経症になることは、ほとんど関係ありません。神経症と言う言葉は現在ではあまり使われていませんが、以前は「心理的原因による精神疾患」の総称として使われていました。 この「神経症」には、現在で言うところのパニック障害や強迫性障害、恐怖症やPTSDなどが含まれており、どれも心理的な症状ですが、脳や体に異常が見られません。 一方、うつ病は「気分障害」と呼ばれる病気の一種で、患者さんは脳内の神経伝達物質が減少してしまっていることがわかっています。つまり、脳が一時的な機能不全になっているわけで、これを直せば症状も抑えられる、と言うことになります。そのため、薬を適切に飲み、補助的にカウンセリングなどの心理療法を受けているうちに、症状が緩和し、最終的には治癒する場合が多いのです。(もちろん薬が自分に合う・合わないといったことがあるので、最初に処方された薬で効かなければ別の薬を処方されることもあります。ただし、そんなにすぐに効いてくるわけではないので、勝手に薬を飲むことをやめたりしてはいけません。) いずれにせよ、億劫やだるさなど、お辛い状態が続いているのではないかと思います。お大事になさってください。
お礼
回答ありがとうございます。神経症の説明よくわかりました。
- wadaism
- ベストアンサー率33% (39/117)
No1の回答者さんの回答はとても的を得ていて参考になると思います。素晴らしい回答が得られておめでとうございます。 私からは、あなたがどういう風に受け止めればいいか?のアドバイスをさせていただこうかな?と、思います。 うつ病だとか神経症だとか、病名はすべからく、誰かが作ったものです。それは、そう名づける必要があって、人間が認識するためのコードネームのようなものなんです。 もともと自分がどっちに当てはまるか?なんてことにはあまり意味は無いと思うんです。 ただ、あなたが認知しておいた方がいいのは(ここからがアドバイスです)、あなたが求めているのは(解消したいと思っている不安は)今のあなたの確実な寸分狂いの無い位置だということです。 自分はどこからきて、どこにいて、どこにいくのか? きっと、うつ病でも、他の病気でも、いいんですよね? ただ、確実な寸分狂いの無い回答が得たいんですよね。 精神的な病にかかった時、お医者さんに病名を告げられると、殆どの人が、ショックを受けるというよりも安心する、と言います。“わからない”ことが不安なんですね。 不安になったときに、そうやって、ちょっと上から自分を見下ろして、冷静に、「何がわからなくて不安なんだろう?」と分析して、それを受け入れていく(認知する)と、不安はやわらぎますよ。 かく言う私はうつ病でした。今は特にそれらしい症状はありませんけどね。 お大事に!!☆あまり気負わなくてもいいんだよ!
お礼
アドバイスありがとうございます。わからないことが不安なのかもしれません。
お礼
アドバイスありがとうございます。あまり病名にこだわらないことにします。よくわかりました。