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FXを規定している法律

FXは金融商品取引法第二条22に定められた取引という事ですが、実際はどういう取引なのですか?この条文を易しく説明して下さい。人によっては「FXはギャンブルだ」と言う人もいます。 22 この法律において「店頭デリバティブ取引」とは、金融商品市場及び外国金融商品市場によらないで行う次に掲げる取引(その内容等を勘案し、公益又は投資者の保護のため支障を生ずることがないと認められるものとして政令で定めるものを除く。)をいう。 一 売買の当事者が将来の一定の時期において金融商品(第二十四項第三号の二及び第五号に掲げるものを除く。第三号及び第六号において同じ。)及びその対価の授受を約する売買であつて、当該売買の目的となつている金融商品の売戻し又は買戻しその他政令で定める行為をしたときは差金の授受によつて決済することができる取引 (以下省略)

みんなの回答

  • asciiz
  • ベストアンサー率70% (6621/9384)
回答No.1

法律条文はいろんなパターンを包括してなるべく漏れの無いように書かれたものですから、いっぺんに理解しようとすると訳が分からなくなります。 ちょっと具体例を出してみましょう。 ---- FXとは、(日本においては)日本円と外国の通貨を交換する取引です。(つまり単なる両替) 日本円を外貨にすることも、外貨を日本円にすることもできます。 でもこれだけで、儲かったり損をしたりします。 為替レートというのは日々、そして年々、動いていますので、外貨を売り買いしたタイミングによって「日本円相当額」が変わってきます。 かつては1ドル90円の時代というのがありました。 もしその時に、100万円をドルに換えると、11,111ドルぐらいになります。 そして本日現在では、1ドル109円ぐらいのようです。 なので今、11,111ドルを日本円に変えると、1,211,111円になります。 時間を経て両替しただけなのに、日本円としての金額が変わってくる、これがFXという訳です。 ---- 上記では単純な両替としましたが、実際には、FX業者を通じて上記のことを行います。 そしてFX業者は、外貨に両替するときにその取扱高に応じて手数料を取ります。 例えば1ドル当たり1円とか、0.5円とか。 もし1ドル当たり1円取ったとすると、上記の例では 1ドル90円時に100万円をドルに両替→1ドル91円として計算、10,989ドル。 1ドル109円時に10,989ドルを円に両替→1ドル108円として計算、1,186,812円。 こんな風に自分の取り分がちょっと減りますが、まあ仕方ありません。 街中で円ドル両替する場合には、実は1ドル当たり3円ぐらいは取られてますから、FX業者の中で動かす方が手数料はずっと安いという訳です。 ---- さてここまでは、用意した現金の高どおりの話をしてきましたが。 実際にFX業者に預けたお金は、「証拠金」として取り扱われます。 100万円を預けると、最大25倍、2,500万円までの両替(信用取引)ができるようになります。 これがギャンブルと呼ばれる原因。 先程は現金の高どおりの取引で、100万円の日本円が18万6千円増えました。 もし同じ取引を25倍でしていたとすると、100万円の証拠金によって約467万円、増えていたことになります。 しかし…。 もし値動きが逆だった場合、100万円の証拠金から、467万円の損金が発生する、ということにもなってしまうんです。差し引き367万円の借金が発生。 これは闇金による違法な金利でも、強盗によって奪われたわけでもありません。 自分の始めた事業が失敗した、ということと同じです。 すべて自分の責任であり、損金は別方面から調達して納めなければなりません。(しかしその「別方面」がサラ金しかなかったりすると、今度はそちらの利子で返済に苦労することに…) 場合によっては証拠金の10倍とかそれ以上、損する可能性だってあります。 ですから、資産をすべてFXで運用、なんてことは絶対しちゃいけないわけですね。 ---- ただ信用取引には利点もあって、持っていないドルを「売る」ということもできます。 1ドル100円のときに(本当は持ってないけど)10,000ドルを売って日本円にすると、1,000,000円、手元に入ってきます。※手数料考えてません ドルが下がって1ドル90円になった時に、10,000ドルを買うと、900,000円で買えます。 ドルは相殺されて持ちドルは0になりましたが、手元には100,000円残りました。 という感じです。 まあ外貨を買うのでも売るのでも、外貨に変換している間は「建玉」と呼ばれ、それを保持するためにその大きさに応じた証拠金を必要とします。 (だから実際にはドル売りをしても、その場で日本円が口座に入ってくるわけではありません。) 建玉の日本円評価額は、日々、変動します。でも、評価額プラスになっているからと言って簡単には喜べません。 建玉を解消したとき、初めて利益または損失が確定することになります。 中には評価額マイナスであっても、それ以上の損失拡大を防ぐために決済する、という決断が必要なことも良くあります(損切り)。 ---- 長々書いてきましたが、私はエアプなので間違ってる部分も多々あるかと思います。 「FXとは」で検索して、出てきたページをいろいろ読んでみるといいでしょう。 >マネースクエア: 初めてのFX >https://www.m2j.co.jp/fx-beginners

kimajime3
質問者

補足

専門家の法解釈を教えてもらいたいのですが、回答はありませんね。株は、取引所取引、直物取引、受渡決済と聞いています。この条文で「店頭デリバティブ取引」「金融商品市場及び外国金融商品市場によらないで行う取引」「差金の授受によつて決済することができる取引」が気になります。どなたかこの法律を解釈して下さい。

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