TIG溶接の再スタート性について

このQ&Aのポイント
  • TIG溶接において、溶接直後のタングステンがまだ赤い状態のまま、別の箇所の溶接をする際、アークスタート時の母材の溶けが悪い様に感じます。
  • タングステンが熱で赤い状態のままアークスタートをすると、アークの集中性が落ちたり、電流が不足する可能性があります。
  • 熱い状態のタングステンは溶接直後の母材に対して効果的なアークスタートを行うことが難しい場合があります。
回答を見る
  • 締切済み

TIG溶接の再スタート性について

TIG溶接において、溶接直後のタングステンがまだ赤い状態のまま、別の箇所の溶接をする際、アークスタート時の母材の溶けが悪い様に感じます。 (熱が下がってからのアークスタートでは問題ありません) タングステンが熱で赤い状態のままアークスタートをすると、アークの集中性が落ちたり、電流が不足するといった事はあるのでしょうか?

みんなの回答

回答No.1

放電開始には、電子の流れを邪魔する気体を  ジグザクでも、イオン化したルートを作って放電が開始され  流れ強くなると直線的になります。 なので、不活性ガスがプラズマになるまでは  開始時の高電圧で、あちこちにルートが出来るのでしょう。 >アークの集中性が落ちたり  タングステン電極が赤熱していると、周囲ガスも熱くなり  放電し易い状態の塊が 10mm位になるのでしょう。  冷えているときは、突き破るようにルートが出来ますが   範囲が広くなって、ルートが無駄に散るのでしょう。 TIGは再始動が悪いのですね。φ(..)memo そういえば、熟達者の動きは連続していますね。 私のTIG練習が面白くなかった原因でもあったのでしょう。 5分の溶接には溶接棒が便利です。母材の過熱も少ないし。 避雷針も先を尖らせると知っていますが タングステン電極を、ああまで尖らせる必要が有るのが不思議です。 溶けた金属原子がプラズマを集中させるのかも。  原理が解明されても   ハンダ線の芯にペーストを入れる構造は   タングステン棒には不可能でしょう。

shinachiku2003
質問者

お礼

返信遅くなり申し訳ございませんでした。 たしかに温度による初期放電への影響を考えなくてはいけないのかもしれませんね。 作業を急ぐあまり、ついアフターフロー時間を減らしてしまうので、溶接終端部の酸化にも悪影響はでているとは思います。 タングステンも冷える程度に、アフターフロー時間を設けなければダメなんでしょうね。 TIG溶接を始めたころは、タングステンの先端角度もあれこれ試してみましたが(鈍角だとアークが集中するとか、先端をちょっとだけ平らに削った方がいいとか)、教科書通りにいかない事も多く、試行錯誤しています。

関連するQ&A

  • TIG溶接の際にタングステンが溶けないのは何故か。

    TIG溶接時にアークを発生した際の熱はタングステンの融点よりも高い筈なのに何故タングステンは溶け無いのでしょうか? TIG溶接をしていて疑問に思いました。 詳しい方、どうか御教授お願いします。

  • TIGアーク溶接についての質問です

    TIGアーク溶接に関して質問させていただきます。 一般的なTIG溶接となると、TIGアークにより母材(ここでは一般的な鋼材)を一旦溶解し、そこへ溶加棒などを溶かし込む、という方法だと思います。 今回は溶加棒を使わず、TIGのアークのみを鋼材に当てた場合、母材はどのようになるでしょうか? 具体的には、 ・アークをあてた後の母材の形状はどうなるか? (凹ができる?元の母材形状と同じ?) ・アークをあてた後の母材の材料特性はどうなるか? (脆性になる、割れるなどの問題は生じるか?) ・アークをあてた後の母材の強度特性はどうなるか? (元の母材と強度特性は変わるのかどうか?) 以上です。 溶接に詳しい方、宜しくお願いします。

  • 溶接について

    鋼材の内角のTIG溶接が苦手です。 上から見て、上から下に平行に溶かしていきますが タングステンが母材に途中で付いてしまうか途中で 溶けていない所ができて見た目がよくありません。 タングステンを短めに出してトーチを母材に当ててしまえば 良いですか? そうするとタングステンが母材から離れるので今より電流を 上げることになります。  もしくは今より電流を上げて溶かすスピードを上げれば良い でしょうか? 上げすぎると薄板の曲物だと穴があいてしまいます。 アドバイスお願い致します。

  • TIG溶接ヤケ

    初めての投稿です。 よろしくおねがいします。 TIG溶接についてです。 状況 経験      TIG溶接については、1~2時間経験済みです。 TIG溶接機  日立 200NPDX(新品) ガス      アルゴンガス(新品) 電源      100Vを使用 母材      SUS304 5.0mmt 使用状況(設定)  電極棒      タングステン1.6mm(鉛筆削りに加工済)  溶加棒      使用せず  溶接電流     60~100Aまで使用してみました。 ガス流量     6 溶接法選択    TIG個別 クレーターモード 自己保持1回 質問   母材に8/3のSUS304ナットを溶接しようとしてますが、何回やっても、 ナットが真っ赤になり。溶接ヤケが出ます。 時間をおいて、ワイヤーブラシで磨いても、溶接ヤケがとれません。 同サイト内も検索してみましたが、見つからず、ちなみに、GOOの教えてで検索してみましたが、見つからず、質問することにしました。 以前に、ほぼ、同じ状況で違う人でしたが、ナットが溶接ヤケしてないのです。 考えられる原因は何でしょう? 今、私が考えられるのは、ナットのほうに、螺子でも入れて、放熱をしたほうがいいのでは・・・と考えています。 みなさんの、知恵を教えてください。 よろしくおねがいします。   

  • 溶接ひずみについて

    ある人に「溶接ひずみを小さくする為にTIG溶接をしている」言われました。 アーク溶接にはMAG、MIG、TIGとありますが 軟鋼板、ステンレス等を溶接する場合、 溶接ひずみに差はあるのでしょうか? どの溶接法も母材と電極間にアークを飛ばしているので 入熱としては同じ為、熱ひずみも同じような気がするのですが・・・・ あと一般的には電源もガスも安いMAGを使うと思いますが MIG、TIGを使うケース、メリットも併せて教えてください。

  • アルミのTIG溶接を始めたばかりですが、やり方が…

    アルミのTIG溶接を始めたばかりですが、やり方が分かりません ステンレス加工の職人ですが、アルミのTIG溶接を始めました。ステンとは勝手が違ってやりにくいです。特に棒の持って行き方が分かりません。棒をタングステンの先に持って行くと、はじかれて丸くなってしまって、ステンのようにうまく溶融してくれません。電流の強さとかも分かりません。ナメ付けでは、ローパルスで75Aくらいにしてやると上手く行くのですが、棒で隙間を埋める作業が上手く行きません。アルミの種類によって溶棒も違うと聞きましたが、主に手摺りなどのアルミを溶接します。アルミの溶接は全くの初心者で、ステンとは違った知識が必要かと思いますが、色々具体的に教えていただければ助かります。

  • MAG、MIG、TIG溶接

    現在は手溶接のアーク溶接機を使用しているのですが型も古く大きいので買い替えを 検討しています。 そこで工具メーカーのカタログやインターネットで検索してみると種類が MAG(マグ)溶接、MIG(ミグ溶接)、TIG(ティグ)溶接とあり どうもMAG溶接は炭酸ガスを使い鉄、ステンレスが溶接可能、 MIG溶接はアルゴンガスを使いアルミ溶接が可能、TIG溶接はチタンの溶接が可能、 そしてMAG→MIG→TIGの順で高品質な溶接が可能だと分かりましたが、 高品質な溶接とは具体的にどういう事なのでしょうか?(薄板が可能?ビードがキレイ?) それと、これらの機種はワイヤーとガスが違うだけで溶接方法 (トリガーを引くと溶接ワイヤーが出てアースのクランプにつながっている母材にアークさせる) は同じなのでしょうか?

  • アルゴン溶接について

    小さいボルト等のような部品を溶接する際にタングステンが 母材にすぐ付いてしまいます。 タングステンは母材に近づけないと溶けて接着しないので 近づけます。 次に両手でトーチを固定していますが手が少し震えてアーク を出すと見にくくなることもあり溶かす際に少し動かすと母材 にタングステンが付く、それを避けようと離し過ぎると溶けません。 アドバイス頂けると助かります。

  • 溶接について(初心者です)

    薄板1.6ミリを溶接する際、溶接の棒盛りをするときに高い電流(120アンペア)にしないと穴が開きます。 ただ、「電流を高くする=穴が開く」というイメージがあるので低い電流(40アンペア)でやってしまったら溶接棒が盛れなくて母材に熱が伝わって穴が開きました。 *穴が開いたら胴板を付けて裏に出ないようにしてから溶接するというのも知らなくて怒られました。 穴が開かなくても板の裏まで溶けて盛り上がって製品にならないと言われました。 その後で知人が母材に穴が開かない、裏に出ないようにアーク光を母材に当てないようにトーチを横向きにしてみたらと言われました。 実際にしてみると横向きで120アンペアはアーク光に気をつけないと手を焼けどしてしまいます。 それに溶接棒が母材の板に盛る前にアークで溶けてしまいます。 (そもそもこの方法って良いんだろうか?) 最後に考えたのが溶接部に先に溶接棒を横にして置いてからその上を溶かすという方法ですが、こんな方法でも良いんでしょうか? 会社では母材にアーク光を当ててから溶接棒を入れていくと言われますが、それだと 上手く行きません。 アドバイス頂けると助かります。

  • アルミの溶接について教えて下さい。

    A5052の6tの板で箱型タンクを製作しておりますが、0.3MPaの気密テストで漏れが出で困っております。 アルゴンの量は多目の1215Lで電流は180Aから220A、TIG捧は5356、タングステン3.2Φ、溶接前には母材をアセトンで洗浄して溶接しております。

専門家に質問してみよう