ドル売り為替予約について
下記の問題を教えてください。
当社は×1年12月10日(直物為替相場:1ドル=119円)に、
×2年2月に予定されている販売価格50千ドルの商品の輸出に掛る売掛金の回収にあてるため、5ヶ月先物(受渡期日:×2年4月30日)ドル売為替予約(先物為替相場:1ドル=115円)50千ドルを締結した。なお、当該輸出取引は実行される可能性が高いものであり、ヘッジ会計の要件を満たしている。決算時における4ヶ月先物(受渡期日:×2年4月30日)の先物為替相場は1ドル=117円として、先物為替予約を時価評価しなさい(決算日の直物為替相場は1ドル=120円である)。
図示すると下記のようになると思います。
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×1-12/10 ×1-12/31 ×2-2月 ×2-4/30
予約日 決算日 輸出日 決済日
直物為替相場 直物為替相場
1ドル=119円 1ドル=120円
先物為替相場 先物為替相場
1ドル=115円 1ドル=117円
ドル売り為替予約取引という意味の解釈が分からないのですが、
自分なりに予約日に1ドル=115円で予約をしたということは、
銀行側から「これから価格が変動するけれど、×2-4/30には1ドル=115円で
必ずドルを買ってあげます」という契約を行なったということでしょうか?
次に、この取引は予定取引に該当し、さらに、翌期に実行されるものであるから、
繰延処理が認められると思います。その際の仕訳が
繰延ヘッジ損失 100 為替予約100
となっているのですが、これはどういう意味なのでしょうか?
1ドル=115円で売る予約をしたが、決算日に売れば(実際には売れないけれど)
1ドル=117円で売れたから、機会損失として100が計上されているのでしょうか?
以上2点について教えてください。よろしくお願いいたします。