- ベストアンサー
【遺伝子】DNA染色体の先端にあるテロメア=人間の
【遺伝子】DNA染色体の先端にあるテロメア=人間の寿命? テロメアが細胞分裂するごとに短くなってある一定の短かさになると死ぬって本当ですか? そのテロメアを短くしないテロメラーゼを注射すれば不老不死になれる? 老化現象を抑えられると日本で提唱している医師が老けててビックリしたのですが、人に勧めておきながら、自分は接種してないのか効いてないのか。。。
- auhuaweinova2
- お礼率32% (594/1842)
- 医学・歯学・看護学・保健学
- 回答数5
- ありがとう数3
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
DNAは細胞分裂の際に複製されますが、このときDNAポリメラーゼというタンパク質の働きで複製されます。詳細な機構は省略しますが、このときDNAの5’末端はプライマー(DNAを複製するための足場)がないため合成できません。そのためDNAは複製されるたびに短くなってしまいます。このままでは生命活動に必要な遺伝子が壊れてしまうため、DNAの末端には削れても問題のないスペースが用意されており、これをテロメアと呼びます。 さて、テロメアが本当に寿命と関係があるのかについてですが、マウスの実験で、テロメアを短くさせたところ、細胞分裂の抑制や早老症、臓器不全などの症状が現れました。このことからテロメアが生体にとって重要であることはわかるのですが、実際のところ現実的な時間でこんなにテロメアは短くなるのでしょうか。次にテロメアを伸長させるテロメラーゼという酵素を欠損させたマウスでは、すぐには影響は出ずに、およそ4世代後に影響が出始めると言われております。重要なのは最初の世代では全く影響がないと言うことで、テロメラーゼの有無にかかわらず老化が起きます。 以上から、テロメアの短縮は生命に異常を来しますが、テロメアと老化の関係は未だわかっていません。
その他の回答 (4)
- copemaru
- ベストアンサー率29% (895/2998)
テロメアは細胞分裂に影響を与える、と考えられています。ただ、個体の寿命=細胞の寿命 ではありません。 亡くなった(脳死・心臓死)方からでも、臓器提供が可能なのは、提供される組織・器官の細胞が生きているからです。 また、生きている人の体内では皮膚の細胞など常に細胞死が起きていますが、細胞死=個体死ではありませんよね。 既に他の回答者様がおっしゃっているように、テロメアが減らないガン細胞を提供されたヒーラさんは、ずいぶん前に乳ガンで亡くなって(個体死)います。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1119/8875)
現実不老不死がどれほどおそろしいものであるかを考えれば、だれもそれを望みません。むしろ死刑の代わりに行うべきものでしょう。
- Dr_Hyper
- ベストアンサー率41% (2482/6031)
そうですね,今までの分かっている事実からはあなたの仰っていることが正解です。 「そのテロメアを短くしないテロメラーゼを注射すれば不老不死になれる?」 これは医療行為としてなかなか認証が降りないのです。 がん細胞もテロメアが短くならないようになっておりそのため無限に増殖してしまいます。テロメラーゼだけでは不死化するだけでがん細胞にはならないのですが,リスクは高くなるということで安全性が不安視されています。 また,テロメラーゼの酵素を注射しても全身には広がらず,また細胞の中の核内にも届かないので,テロメラーゼを細胞の中でつくりだす仕組み(発現ベクターまたは発現ウイルス)を細胞に入れないといけません。現状では核酸医薬はそこまで上手くいってないために,ウイルスを感染させるしかないのですが,これも遺伝子の変なところに入ってしまうと癌化を誘発します。つまりテロメラーゼをだして不死化したところにウイルスが染色体の変なところに入ってしまうと細胞が癌化するリスクが高くなってしまう。という考えから,現状でこれに成功している人というのが一人だけいるだけで,他は誰もやっていないことになっています。 このテロメラーゼを細胞にいれることで若さを維持できるという会社を立ち上げた社長が自らそのウイルスを接種して,メチャメチャ若いままいてる。 というのが現状です。おそらくセレブの中にはお金を積んでこれに飛びついているのがいるでしょうから,もしかすると闇業界としてはやっている人はいるかもしれません。がそのばあい表にでてこないので,現状ではまだ正式には眉唾物で本当に大丈夫なのか。本当に効果があるのか。は正式には認められていません。
減らない細胞はありますよ。 昔から見つかっていたのですけどね。 一般的な言い方としては、ガン細胞と言われます。 この細胞は、増殖し続けることが出来ます。
関連するQ&A
- テロメラーゼと不老不死
テロメラーゼと不老不死 ・テロメアを延ばす酵素テロメラーゼは癌発生に深く関係しているのですか?詳しく教えて下さい ・今から何年後に不老不死が完成すると思いますか?根拠も教えて下さい。 ・一部の細胞はテロメラーゼを導入しても無限増殖には至らない細胞があるということですが、それは何と言う細胞ですか?
- 締切済み
- 生物学
- 染色体がわかりません。
(↓教科書の文です) 真核細胞では、DNAはヒストンとよばれるタンパク質に巻きついてヌクレオソームを形成している。通常ヌクレオソームは規則的に積み重なったクロマチン繊維とよばれる構造をつくっている。細胞分裂の際には、DNAの半保存的複製の後、複製されたDNA分子どうしは隣接したまま、それぞれがクロマチン繊維をつくり、さらに何重にも折りたたまれて、太く短いひも状の染色体が2本並んだ状態になる。これらの染色体は、複製されたDNA分子が隣接したままできたものなので、2本の染色体に含まれるDNAは同じである。 この文章から ・染色体は普段、クロマチン繊維の形で存在している ・分裂中期の(半保存的複製を終えた)染色体はDNA鎖2本分である ・2本のDNA鎖は複製されたものだから、全く同じものである(塩基配列もおなじである) …ということが読み取れたのですが、 分裂するとき以外は染色体は核内に散在しているのですよね? それと分裂中期の染色体にある”くびれ”の部分はくっついているのですか?資料集の図をみたところくっついてはいるようには見えませんでした… そうならばどのようにしてくっついているのでしょうか? なんかもう調べてもよくわからないことだらけです…。
- ベストアンサー
- 生物学
- 遺伝子や染色体について、不思議だと思うことを教えて
DNAや細胞、染色体について、不思議だなあ、と思うことを教えてください。 授業で遺伝子について習いました。 難しい言葉ばかりで、あまり親しみが持てません。 そこで、皆さんが抱いている、「ここが不思議だなあ」という事について教えてください。 「不思議だなあと思っていたけど、これを知って合点がいった」などのエピソードも嬉しいです。
- ベストアンサー
- 生物学
- 減数分裂における染色体の移動
減数分裂中における染色体の移動や用語を教えて下さい 2n=2の生物を考えます。 まず最初に細胞の中にはDNAがあると思いますが、2n=2なので 塩基配列の同じDNAが2本(ADNAとA’DNAにします)あると考えて良いでしょうか? 減数分裂の時はこのADNAとA’DNAが複製されます(2倍になる)。 ADNAから複製されたDNAをAADNA、A’DNAから複製されたDNAをA’A’DNAとします。 ADNAとAADNAは姉妹染色分体と呼んで良いでしょうか? ADNAとAADNAはくっついて染色体(この時点でDNAはX字型に見える。 (1)染色体と呼ぶことにします)になる。 A’DNAとA’A’DNAはくっついて染色体((2)染色体と呼ぶ)になる。 (1)染色体と(2)染色体は相同染色体と呼んで良いですか? (1)染色体と(2)染色体は核の中の同じ空間ら辺に並びます(並ぶだけで、くっついてはいない?)。並んだ状態を二価染色体と呼ぶ。 つまり二価染色体というのは4本の姉妹染色分体が並んだ状態を指す? 第一分裂後期には二つの細胞((1)細胞と(2)細胞にします)に分かれますが、この時に(1)細胞に入るDNAというのはADNA、AADNA、A’DNA,A’A’DNAのどれかいずれか二つが入るのでしょうか? それともADNAとAADNAは必ず別々の細胞に入るのでしょうか? (A’DNAとA’A’DNAも別々の細胞に入る) 別々の細胞に入るとなると2パターンしかありませんよね? (つまりADNAとA’DNAが同じ細胞に入る場合とADNAとA’A’DNAが同じ細胞に入る場合) 第二分裂終期で4つの細胞になりますが、これは当然各DNAは別々の細胞に入るので問題はありません。
- ベストアンサー
- 生物学
お礼
みんなありがとう