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一党独裁体制の軍事国家のイデオロギーについて。

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一党独裁体制の軍事国家とイデオロギーに基づいた国力増強・軍備増強について質問です。

ドイツ第三帝国を築き上げた政党、ナチスや20世紀後半の世界を二極化させた超大国、ソビエト連邦を統治した政党、ソビエト連邦共産党。
これらの両国家の特徴は強大な軍事力を保有した一党独裁体制の軍事国家だが、ここで疑問に思うことがある。
この一党独裁体制の軍事国家には、政党が掲げるイデオロギーの基、国内を統制及び統治していた。
しかし、イデオロギーによる国力増強や軍備増強には欠点があった。
ナチス・ドイツ及びソビエト連邦において、私が調べた点を挙げると、
■ナチス・ドイツの場合
(1)軍隊・軍人
1.ナチス・ドイツ総統、アドルフ・ヒトラーは、ドイツ国防軍による軍事クーデターを恐れ、親衛隊という準軍事組織を設け、抑止力として貼り付けた。
2.ドイツ国防軍、特に伝統的なプロイセンを受け継いだ軍人においては、ナチスが政権獲得する以前から、ナチスが掲げる反ユダヤ主義思想や社会主義に近い経済思想、「国家社会主義」に対しては嫌悪感を示していた。
3.ドイツ国防軍の軍人、特に将軍や元帥、将校の間では、ヒトラーを「ボヘミアの伍長」や「オーストリアの伍長」を呼んでいた。
4.ヒトラーは、貴族出身の軍人に対して、嫌悪感を持っており、作戦や指揮において、度々衝突・対立があった。
(2)軍事技術・科学技術
1.ナチス・ドイツの軍事技術は目に見張る者があるが、しかし、凝り性的で、生産及び整備、信頼性に欠ける武器・兵器が多い(例:ティーガ-戦車)
2.ドイツは、攻撃は最大の防御という考えに捕らわれすぎており、巨大なドーラ砲、エレファントやマウスのような荒唐無稽な超重戦車、これらは、攻撃は最大の防御という考えから生まれている。
そのため、レーダーや通信装置のような防御面の分野、特に電子工学が比較的に遅れていた。
3.ナチスは、反ユダヤ主義を推し進めていたため、特に原子力分野や数学分野の人材を流出させた。
4.ヒトラーあるいはゲーリングは、ジェット技術を戦闘機(迎撃機)に振り向かず、ジェット爆撃機の開発に振り込ませた。
(3)経済・農業及び産業政策
1.ナチスは、併合した国々や占領地にある銀行に対し、金塊などの貴金属や宝石、お金を、ドイツ本国の国庫に納めないと、幹部もろとも処刑すると恐喝した。
さらにユダヤ人に対する搾取する制度や法律も施行し、所謂、“略奪経済”を形成した。
2.ナチスは、『メフォ手形』、所謂、国債のマネーロンダリング化を推し進め、軍備拡張の資金を捻出。
3.反ユダヤ主義に基づいたユダヤ資本の排斥による『アーリア化』の実行。
4.ナチス・ドイツは、ドイツの国際的自主性の確保とまたそれに伴う戦争に備え、特に食料と原料を外国に頼ることのない自給自足の経済活動(アウタルキー)の確立を目指した。
5.ナチスの農業政策では、農民の所有地を『世襲農地』として認定し、譲渡・負担設定・賃貸を禁止した。
(4)人種・民族政策
1.遺伝的疾患や精神病患者、生まれつきの障害者に対し、性器への断種政策を推し進め、さらに安楽死政策、『T4政策』を推し進めた。
2.ユダヤ人やロマ、エホバの証人、障害者への強制労働や絶滅政策を実施し、さらに金歯や銀歯を無理矢理抜いて、国庫に収めていたりしていた。
■ソビエト連邦の場合。
(1)軍隊・軍人
1.1936年、スターリン政権下による赤軍大粛清によって、世界最大の機械化軍と世界最先端の軍事理論の成果を台無しにされた。
2.赤軍大粛清による高級将校が粛清されたことで、優秀な将校団を一瞬で喪失した。
その結果、トゥハチェフスキーが進めた機械化・近代化は停滞した。
3.赤軍大粛清によって、冬戦争及び独ソ戦の前半で、多くの将兵及び装備を失う。
4.政府および一体となる党が軍隊を統制する為に、各部隊に派遣した将校、『政治将校』を配置した。
5.政治将校の役目は、プロパガンダ及び防諜、反党思想の取り締まりを担う軍隊内の政治指導を任務とし、政府の政治原則を逸脱する命令を発する軍司令官を罷免する権限を有していることもある。
そのため、軍とはまったく異なる指揮系統に属している。
6.脱走兵は即決裁判において、銃殺され、敵前逃亡及び任務放棄する兵士でも、後方から機関銃の弾を浴びせるなどした。
7.足りない分は、収容所の囚人や田舎に住む若者によって補い、人海戦術によって、ナチス・ドイツ軍の侵攻を阻止した(所謂、“兵士が畑から取れる”という戦法で、独ソ戦初期に集団農場から訓練も受けてない人達を、大量に前線まで送ったということである)。
(2)軍事技術・科学技術
1.ソ連の武器・兵器の多くは、粗雑で荒めだが、頑丈で修理しやすく、大量生産が可能である。
2.その反面、生産現場では、生産ノルマが課せられていたため、粗悪品が流通することもしばしばあった。
3.ソ連の電子工学は、冷戦時代において、西側と比べると、比較的に遅れていた。
そのため、高性能な半導体素子や集積回路の生産ができなかった。
4.スターリン政権下で、トロフィム・ルイセンコが、環境因子が形質の変化を引き起こし、その獲得形質が遺伝するという、従来の遺伝学を否定した、ソビエト連邦における反遺伝学運動が起きた。
(3)経済・農業及び産業政策
1.ソ連の経済は、党及び官僚主導の計画経済で担っていたため、経済の硬直化や過酷なノルマを課せられていた。
さらに水増しした数字や統計が相次いだ。
2.どんなに働いても、働いても、給料や賃金も上がらないため、労働者の労働意欲は無かった。
3.スターリン政権下で推し進めた農業政策、『集団農場政策』では、富農撲滅政策であり、農民の意思を無視した生産政策であった。
4.そのため、情け容赦ない穀物・食料の取り立てによって、農民の多くが餓死した。
5.ルイセンコ学説に基づいた農業政策による失敗。
6.第一次五か年計画では、重工業化を重視したため、国民の生活物資が不測した。
などの点が挙げられたが、ここで以下の質問です。

1.ナチス・ドイツやソ連といった、この一党独裁体制の軍事国家には、政党が掲げるイデオロギーの基、産業や工業、経済力、科学力などの分野を発展させながら国力増強させ、さらに軍備増強にひた走った。
しかし、そのイデオロギーに基づいた国力増強や軍備増強には、致命的な欠点や先見性の無さ、革新を停滞・衰退させた。
ふと思うのですが、イデオロギーに基づいた国力増強や軍備増強は、合理的な方法なのでしょうか?

2.一党独裁体制下の国力増強や軍備増強と軍部独裁体制下での国力増強や軍備増強、二つの内、どちらの国家が直接資本を持ち、効率良く増強できるのは合理的なのでしょうか?

3.一党独裁体制下と軍部独裁体制下、硬直化した官僚組織が台頭しやすいのはどちらなのでしょうか?
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