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日本の衰退、もうじき自動車産業もダメになる

918thBGの回答

  • 918thBG
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回答No.10

>資源小国の日本が世界から様々な物資を買えているのは、日本が世界へ様々の製品を売っているからです。 全く同感です。世界から製品やサービスを買ってもらった価値の分だけ日本も世界から様々な物資を買うことができています。 >安くPCや家電が買えるのも、相対的に海外で安く生産ができるからです。しかし日本の衰退がずっと続いています。 この部分については、私は違う考えを持っております。「しかし」ではなくて「その結果として」と書くべきであると考えます。これについては後で述べます。 >自動車産業ももうじきEV化と共に家電のように安く大量に生産が可能と成ることで、過当競争による衰退産業化していく可能性が高いそうです。 この件については、多くのメディアで様々な記事が発表されていることは周知であることから、将来的にその方向に進むであろうことは私も否定はいたしません。ただ、質問者さんが書かれている「もうじき」とは、どれくらいのスパンを念頭に置かれているのでしょうか? 私見では、ガソリンや軽油で走る自動車が絶滅するような大きな時代の転換があったとしても、冷静な判断と適切な対応があれば、現在の日本の自動車メーカー(企業)自体は、協力企業のグループを含めて生き残っていくだろうと考えております。いやむしろ、協力企業のグループが親企業と歩調を合わせて脱皮と進化をなしとげてこそ、両者ともに生き残れるものと考えております。 ご質問の参考という意味合いであろうと思われますが、グラフを提示しておられます。質問者さんは、一体全体何を考えてこのグラフを添付なさったのでしょうか? 横軸が五年ごとの推移を示していることは分かります。しかし縦軸は? 縦軸には数値も単位も全く記載されていません。真っ白です。仮にも経済を論じるのに、こんないい加減なグラフを出して何の意味が有るというのでしょうか。お気に障ったら申し訳ありませんが、これじゃあ投資を勧誘する怪しげな会社のパンフレットと変わるところがありません。全く信用できないということです。 しかし、回答者としての立場から、ご質問に対してはわたくしの能力の範囲でできるだけの回答をさせていただくつもりでQ&Aサイトに参加をしておりますので、以下はお示しのグラフを使ってわたくしなりの回答をさせていただきます。 まず、このグラフ上には形として現れておりませんが、全ての始まりは 1985年時点にあります。この年に、グラフ上の緑の線で表されている経済主体から、グラフ上の赤の線で表されている経済主体に対して、大幅な利益供与の要求がありました。そして、政治的な要因から断ることが出来ずに、赤のグラフは緑のグラフに対して利益供与を開始しました。 グラフ上では 1985年から 1995年まで緑と赤の線がほぼ平行に上昇しております。しかし、本当は赤の線の上昇カーブはもっとゆるやかでなければいけなかった筈なのです。なぜなら政治的に(無理矢理)赤の線から緑の線に多額の経済価値が付け替えられていたからです。 それにもかかわらず赤の線が緑の線と平行に上昇していったのは、だれかが人為的に操作をした結果であると考えるしかありません。その無理が祟ったのか、1995年に赤のグラフはポッキリと折れて急激に失速しています。 それでも、自然回復力がはたらけば 2000年頃から緩やかな回復に転じていたと思います。しかし実際には今日まで小刻みな変動こそありましたがずっと横ばいが続いています。何故か? ここで、グラフを見直してみます。私の考えでは、2000年を過ぎたあたりから赤の線は再び緩やかな上昇カーブを描いてもよかった筈ですが、そうはならなかった。私が想定したカーブは、このグラフの赤い線と青い線の数値を合計して2で割った平均線に一致します。すなわち、赤い線が実現するはずだった分が青い線に移行したために赤い線はずっと低迷を続け、その分青い線は勢いよく上昇カーブを描いたということです。 別の切り口から見れば、赤い線の国で働いていた勤労者の給料が削減されて、青い線の国で働いている勤労者に支払われるようになったという事です。 最初の方で、海外で安く生産ができるようになってから日本の衰退がずっと続いているという話をしました。海外で安く生産できて、私達の収入がずっと同じであれば、その分たくさんの物が買えて生活が豊かになると錯覚していました。でも、現実は海外で安く生産する分だけ日本国内の勤労者は仕事を失い収入が減りました。グラフの赤い線と青い線が交差して逆転現象が起こっているということは、安く買えるようになる割合よりも収入が減る割合の方が大きかった事を表しています。 最後にご質問に関してです。 >日本はここ20年と同様にこのまま衰退が続き、その末に観光資源だけを売っている後進国のようになって行ってしまうのですか? 質問者さんが書いていらっしゃるように「EU諸国もみんな経済成長していますし、多くの途上国も経済成長を続けている」のはその通りで、普通に真面目に研究開発や製品開発をやっている限りはそれなりの経済成長は数値にも現れてくるものですが、なかなかそうならないのは、表面には見えない問題要因が隠れているからだと思っています。 グラフの 2010年から 2017年にかけて青の線と赤の線とが急激に離れているあたりに問題要因が潜んでおり、ここを改善することによって青の線と赤の線との中間に望ましい緩やかな右上がりの線が求められると考えます。

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