品質工学的なSN比と直交表実験の関係性について

このQ&Aのポイント
  • 品質工学的なSN比の適用範囲について検討します。
  • 直交表を使わない実験でもSN比を活用することができる可能性があります。
  • 小規模な実験データでもSN比と分散分析の寄与率を組み合わせてデータを解析することができます。
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品質工学的なSN比の適用範囲について

品質工学的なSN比、特に静特性の望目特性のSN比と感度を、直交表を使っていない実験にも適用している方おられますか? ロバスト性の保証はできないかもしれませんが、基礎が分散分析の変動計算にあるなら、n回繰り返しデータであっても十分に平均変動効果が大きくなっていれば、例えば1因子3水準間での水準変動の影響の相対比較などにも使えるのではないかと思い、小規模実験データでも、標準偏差や正規分布を仮定するくらいなら、望目特性のSN比+分散分析の寄与率でデータを見てみたりしています。 社内で品質工学的なデータの見方を広めているのですが、直交表実験をしないとSN比という概念が役に立たないという感じがしてしまうのか、入り口で坂を見上げて立ち止まってしまう人が多い感覚があります。クリティカルなデータを作るには直交表が必要かもしれませんが、技術者はもっと手軽にSN比を使ってもいいのではないかと素人ながら思うのです。 みなさんはSN比の概念と直交表実験を切り離して考えておられますか?どのような使い方をされてますでしょうか。

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みんなの回答

  • kon555
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回答No.1

うーん、品質工学は触りだけなので突っ込んだ議論まではできないのですが、一時設計に関わっていた人間として言えは、設計者サイドからは「sn比 」「直交表実験」といった個々の要素云々というよりも『品質工学って机上の空論じゃない?』感が強いんですよね・・・。 しかもある程度理解を追いつかせてみると、一定以上の分かってる設計者は感覚でこなしている部分になるので「そんな当たり前の事を今更言うなよ。数字? 厳密に出せるわけないだろ。そこが設計のセンスだよ」となり、分かってない設計者は「つまり、一体何のことなんだ・・・?」となる。 この印象、機械設計系だからかなぁ。そちらの会社ではまた違うかもしれません。個々の要素云々というよりも、それを数値として捕まえる事の意義を、粘り強く啓蒙していくしかないと思います。

a1804335
質問者

お礼

すみません補足するで書いてしました。 上のコメントはお礼する、です

a1804335
質問者

補足

机上の空論ですか。そういったご意見もとても参考になります。私はまだ若くて経験値も足りないですし、開発部にいるのですが経験と勘が全くない新技術の領域にも突っ込んでいかないといけないからこそ、この分野を自分にとっては強力な武器としてみえているのかもしれませんね。 品質工学は設計理論という観点よりは、まずは平均値をとったり標準偏差をとったりすることと同じように、簡便な評価の手法として社内様々な方に触れてみてもらえればなぁと思うのです。

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