- ベストアンサー
上に向かってる柿の枝の処理
- 自然任せの柿の枯木があります。ほぼ真上に向かっている枝が気になりますので切り取ろうと思います。
- 枝は切り口が横向きになるように切るのがコツらしいですが、上に向かって伸びている物をどうやって横向きに切ればよいのかわかりません。
- また、切り口が上向きだとどんな弊害がおこりますか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
確認しますが、本当に枯木なのですか。枯木は生きていない事を 意味しますので、もし生きているなら古木と書いた方が正しいの ではありませんか。余談ながら確認させて頂きます。 柿の場合は年2回の剪定があります。一つは夏の剪定で、これは 夏の整枝と言います。夏の整枝の目的は、徒長枝を取り除いて風 通しを良くし病害虫の発生を防ぐ意味があります。 冬は剪定と言い、目的は出ている枝数を減らして養分を残った枝 に集中させて翌年の結実を良くさせる意味があります。 それぞれに時期がありますので、その事も踏まえて下記に書こう かと思います。 まず夏の整枝ですが、時期は6月下旬から7月上旬までに行いま す。質問にあった枝ですが、枝の途中から真上に伸びている枝の 事だろうと思います。この枝をふところ枝と言い、根元から無数 に出る枝(ひこばえ)と同じ不要枝になります。 不要枝には結実しませんし、養分を奪われてしまうし、風通しも 悪くなるので枝の付け根からバッサリと切ってしまいます。 枝の付け根に手鋸を寝かせるようにして当て、押したり引いたり すれば真横に切れます。夏の整枝では主に不要枝だけ取り除くよ うにし、枝の先端や太い幹や枝は切らないようにします。 切り口は確かに上向きになりますが、別に問題はありません。 どうしても心配と言われるなら、切り口にトップジンMペースト 等の融合剤を塗って下さい。融合剤とは切り口から水や菌が入っ て枯らさせないようにするための保護剤です。 夏の整枝時期に太い枝を切るのは禁物です。切ると樹勢が弱まり 今年の結実は望めなくなります。切って良いのは不要枝だけだと 考えて下さい。 次に冬の剪定ですが、時期としては翌年の1~2月の間にします。 この時も不要枝が出ますので切り去りますが、例えば枝と枝とが X状に重なりあい、枝同士が擦れあっている事があります。この 場合は幹側に伸びている枝を付け根から切り落とします。 ジャンケンの時にチョキを出しますよね。つまりVサインを出す と同じです。このVサインの形をした物が小枝の先端に出ていま す。このVサインの形の片方の小枝を切り落とします。 幹から天辺に出ている部分を良く見ると、3つ指を出したように 見えるはずです。この3つの枝は中心の枝と左右の何れかの枝を 切り、1本だけにします。 その他の小枝は小枝の先端を少し切り詰めるようにします。 これで養分が無駄に行き渡らないようになり、翌年の結実も良く なります。
その他の回答 (2)
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6928/20487)
のこぎりを横にしてあてがえば横に切れます。 高い位置だから困難だという意味であれば 脚立などの足場か 木に登るかして そこに届く位置まで上がることですね。 そして体を幹に固定して安全を確保してから切ります。 安全帯 https://www.monotaro.com/s/c-261/
お礼
ご親切な回答をいただきありがとうございました。切り口の向きについて質問ささていただきました。 文章がまずくて申し訳ありませんでした。
- bunjii
- ベストアンサー率43% (3589/8249)
>自然任せの柿の枯木があります。 枯木(かれき=枯れた木)は元から切った方が良いでしょう。 出来れば根も掘り起こすことをお薦めします。 「枯木」が「古木」の誤りでしたら不要な枝を切り落とすことは良いことです。 >上に向かって伸びている物をどうやって横向きに切ればよいのかわかりませんので教えていただきたくて質問いたしました。 真上に伸びている枝を横向きには切れません。 切り口が上に向くときはペンキなどを塗って切り口から腐らないようにすれば良いでしょう。(トタン板でキャップをする人も居ます) >また、切り口が上向きだとどんな弊害がおこりますか。 切り口から枯れて中から腐り幹の中が空っぽになるでしょう。(何十年もかかるります)
お礼
ありがとうございました。わかりました。
お礼
ありがとうございました。古木と訂正いたします。 枝の付け根を真横にバッサリ、トップジンMペースト確かうちにありますのでそれを塗ります。 ずいぶんな大木になってしまいまして困っておりますが、枝の処理を細かく教えていただきましたのでよく勉強してできるだけ挑戦いたします。