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時代小説
シリーズ物時代小説の主人公や場面があまりにも非現実的でない もので、面白いと思われるものを教えてください。幻想的要素が 強かったり、主人公が現代とタイムスリップしたり、子供が未来 を予測できる超能力者であったりするのは願い下げです。
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私は上田秀人さんの時代小説が大好きです。 たくさん出ているので名前の記憶は曖昧ですが、 「浪人生活譚」・・・ 素浪人が、両替屋(兼 金貸し)に雇われて、田沼らの改革に巻き込まれる。 「赤猫始末記」 ・・・ 闕所物奉行の話、妖怪・鳥居耀蔵も登場。 「町奉行内与力奮闘記」 北町奉行の若い家臣が内与力となって奮闘 「百万石の留守居役」 前田家の若き家臣が、お手伝い普請など降りかかるさまざまな難題を避けて奮闘。 「奥右筆秘帳」 奥祐筆組頭が将軍と一橋の争いに巻き込まれる。 「勘定吟味役」 ・・・ 新井白石が間部詮房を追い落とそうとして勘定吟味役に登用された主人公は・・・ はマンガにもなっています。マンガもいかにも武士という感じの絵柄で、非常に好感が持てます。 「禁裏付き秘聞」 ・・・ 天皇に「大御所」称号を認めさせようとして、禁裏付きを命じられた主人公は・・・ などなど、シリーズ物がたくさん出ています。 1か月に1冊くらいの割で新刊(いろいろなシリーズが並行的に)発売されています。ということは、人気があるということだと思います。 自分で言うのもなんですが、私は時代考証事典なども持っていて、江戸時代の武士や庶民の生活ぶりには、それなりの自信をもっています。 が、それでも「闕所物奉行」とは、具体的にはなにをする人なのか、などは知りませんでした。それが分かります(知らないので真偽は保証できませんがたぶん正確)。くわえて、一般の人なら勘違いしそうな「目付は大目付の配下ではない」などの正しい説明もちりばめられていて、知る限り事実関係もほぼ正確です、ほぼ。 著者は歯科医だそうですが、仕事が仕事だけに目の付け所(視界)は広く、勉強にもなります。 ちなみに、「奥右筆秘帳」は、宝島社の「この時代小説がすごい!」で2度も第1位を獲得したそうです。 どれも面白い(上記のは全部持っています)が、とりあえず、「奥右筆秘帳」か「百万石の留守居役」から行きますか。どちらも一応完結していますので、続きを待ってイライラすることはありませんので。「勘定吟味役」もいいかな。
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- ine512
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西田敏行演の なみや雑貨店の奇跡 DVDで見ました。(今さっき) 見ましたか?
お礼
同名の原作を2年前に読みました。30年前にタイムスリップ 話で興ざめしました。有難う御座いました。
- D-Gabacho
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「巷説百物語」シリーズ 怪異幻想譚を思わせるタイトル・表紙の本ですが、主人公やその仲間たちが世間の人々に妖怪のしわざだと思い込ませる形で、いろんな事件を解決していくという話で、実際に妖怪や幽霊が出てきたりはしません。
お礼
「巷説百物語」シリーズのWikiで主な登場人物の記事を見て、 図書館から「巷説百物語」を借り、四話ほど読んでみました。 残念ながら、私にとっては更に読み進めたい気持ちになれま せんでした。有難う御座いました。
- chomicat
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小説はドキュメンタリー(誇張個所は多い)ではないので非現実が普通です。 幾らでも誇張され描かれます。 現実的な物をお求めなら、時代をさかのぼった伝記などをお読みください。
お礼
小説に誇張や非現実的要素が含まれるのは当然承知しています。 要は程度問題だと質問に込めている積りですが。
お礼
何故か当市の図書館には、上田秀人著作が非常に少なく、提示された 物はまだ見ていません。隣町にはありますので、まず奥祐筆に取り組む 積りです。有難う御座いました。