寸法公差についての位置決め冶具作成方法

このQ&Aのポイント
  • ワークの位置決め冶具を作成する際に、位置決めピンの径とベースの取付ピッチ、クリアランスをどのように設定すれば良いかについて教えてください。
  • ワークの穴にキツキツではなくガタがなく(スルっと)着脱できる位置決め冶具を作りたい場合、位置決めピンの径と位置決めピンの刺さるベースのピッチ寸法公差、位置決めピンとワーク穴とのクリアランスはどのくらいが良いのでしょうか?
  • また、円筒ワーク中心から32±0.05で穴径がφ14H7の場合、位置決めピンの径とベースの取付ピッチ、クリアランスはどうしたら良いでしょうか?
回答を見る
  • ベストアンサー

寸法公差について

ご教示願います。 ワークを2本の位置決めピンと1枚のsuベースを使って、位置決め冶具を作りたいと思います。 このワークは円筒物でこの円筒中心から左右に32±0.2でφ14+0.3~+0.1で穴が空いているとします。 このワークの穴にキツキツではなくガタがなく違和感がなく(スルっと)着脱できる位置決め冶具を作ろうとする時、位置決めピンの径と位置決めピンの刺さるベースのピッチ寸法公差、位置決めピンとワーク穴とのクリアランスはどのくらいが良いのでしょうか? こういうのは決まった計算があるのでしょうか? アドバイス等を下さい。 合っていますか?↓ 回答 (1)ベースの取付ピッチは32±0.1 (2)位置決めピンの径を決める。  ワーク穴φ14.1が±0.2左右に動くので14.1-0.4=φ13.7  この状態だとピンの側面が当たるので外径を細くする。  φ13.7-0.1=φ13.6   (1)より取付ピッチが±0.1なので左右にφ13.6-0.2=φ13.4  よってφ13.4(0~-0.1) (3)クリアランスはφ14.1-φ13.4=0.7~0.8mm こんな感じなのでしょうか? もう一つ教えて下さい。 これと同等に円筒ワーク中心から32±0.05で穴径がφ14H7の場合、位置決めピン径と ベース取付ピッチ、クリアランスはどうしたら良いでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1330/2239)
回答No.1

ワークの穴の内側距離の最大寸法は、 穴ピッチ32+0.2mmであって、穴径が14+0.1mmのときであり、 その値は、32+0.2mm-(14+0.1mm)=18.1mm ジグのピンの外側距離が最大となるのは、 ピンピッチが32-0.1mm=31.9mmのときであり、 両者の差は、31.9mm-18.1mm=13.8mmなので、最大ピン径を13.8mmとすればよく、 これに公差0.1mmを付与して、13.8+0.0/-0.1mmと決めればよさそうです。 (ワークの穴の外側距離の最小寸法を起点に計算しても結果は同じです) この寸法関係で、ガタがなく違和感がなく(スルっと)着脱できるかといえば、かなりガタがある感覚と思います。 仮に、ピッチが設計中心であって、穴径が最大、ピン径が最小と考えると、 φ14.3-φ13.7=0.6mmの隙間が生じるので、± 約2°の回転を許すことになります(下図参照)。

toshiyuki214
質問者

お礼

ちょっと質問の内容と回答が違うのですが、意図は理解できました。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 治具設計

    写真なような円柱を削ってUFO型のワークを左下のような2本立ったピンで受ける冶具を設計しようと思います。 ワークにはデータムAを基準とした穴が左右に空いており、P,C,D,60が絶対寸法で詠われており、左右の穴はφ8.3H7公差で位置度φ0.1で規制されています。 こういう場合、受け冶具のピッチは公差と 差し込むピン径はいくつにすれば良いのですか? 【位置決めピンピッチについて】 絶対寸法60で位置度φ0.1穴→φ8.3穴は上下左右±0.05になるから →60±0.05と考えて良いのですか? またこの冶具を搬送ピッチ400で並べて自動搬送機でこのワークを運びます。 その時、冶具板厚15の板厚公差、平行度、ピンのφ15の高さは写真寸法は妥当ですか? 色々ご教示下さい。

  • 平行ピン寸法/公差

    いつも参考にさせて貰っています。 穴径が2-φ1.5±0.1、ピン距離18.7±0.05(平行)の品物をガタがなく(すきまばめ、穴H7、ピンg6くらい)平行ピンに差込みたいのですが公差を含めピン径と距離をどの様に設定すれば良いのでしょうか? ※穴は2つ共、丸穴です(他方が長穴にはなっておりません)。 すみませんがご教授御願いします。                                以上 早速のアドバイス誠に有難うございます。 質問の表現が悪く大変申訳ございません。 平板(?)に2-φ1.5±01、ピッチが18.7±0.05の穴が平行に加工してあります。別の平板(?)にピンを立てて?の穴にガタなく挿入(脱着可能)したいのですが ?に使用するピン、ピンピッチはどの様に設定すれば良いのでしょうか?

  • 二乗平均根について

    表題の件について質問です。 ワークのセンタから右に30±0.05で左に30±0.05でφ8.3H7の穴が空いています。 この穴に各一本づつピンを下から刺して、そのピンを一枚の板に固定します ピンの刺さる板もピッチ60±0.02です 位置決めピンは段付きピンになっており、ワークが刺さったらその段にワークが乗るような形になっています。 この時φ8.3H7に刺さるピン径を決めたいのですが、二乗平方根でどのように計算したら良いですか? 4stからなる自動搬送機を作っていて、この冶具各stの中央に取付いています。 。

  • 二つの位置決めピン穴(ピッチ56mm)の公差につ…

    二つの位置決めピン穴(ピッチ56mm)の公差について エアーシリンダーをの厚み10mm(SS400)の板に固定する際の 二つの位置決めピン穴(ピッチ56mm)の公差について教えて下さい。  ピン穴はφ5H7で、当初は±0.05で考えていました。  よろしくお願いします。

  • 穴、ピンの位置決めチャック

    製品に付いている基準穴、ピンを装置で位置決めする方法を考えています 穴を内径チャックかピンを外形チャックにしたいのですが、エアチャックシリンダ等よりも安価で行いたいです。 穴、ピン径はφ5?で内径チャックはφ4?くらいから開いてチャックしたいです。何かいい方法あれば教えてください。

  • テーパーピンの穴寸法と公差について

    パイプの中に軸を入れてテーパーピンで固定しようと考えています。(ピンが軸の中心を通ってパイプと軸を貫通する状態です。)テーパーピンの寸法はJISでわかりますが、穴側の寸法と公差(どの位置を基準寸法にするのか)及び図面指示がよくわかりません。ピンを打ち込んでガタが無い状態に組み付けたいと考えています。 ピンはφ5またはφ6(SUS)、軸外径はφ17(SGD400)、パイプの肉厚は3mm程度で考えています。 よろしくお願いいたします。

  • 角度寸法に厳しい公差を入れる

    直径1000mm、厚さ30mm程の回転テーブル(FCD450)の加工です。 当社では、いつも、テーブルの中心から、寸法が入っています。 半径400mm、角度40度の位置に位置決めピン用のH7の穴を加工してもらいます。 その際、半径を指示して、40°±0.01°というような角度に精度を求める寸法指示でも良いでしょうか? または、その位置のx、yの寸法を指示して、公差を入れ、x,y方向に精度を求めるほうが良いでしょうか?(その場合、x:312.23±0.02 y:102.36±0.02みたいになります) 加工する側としてのご意見を聞きたいです。 ちなみに、当方、派遣の設計で現場の人に直接聞ける環境ではありません

  • スプリングピンの設計

    JIS規格と同様に円筒ピンに一箇所スリットを持つスプリングピンの設計をしたいのですが、外径、肉厚、スリット幅等をどのように設定したらいいのか決めかねています。 挿入する穴径はΦ50で公差は0から-50μです。 用途はマシニングセンタで加工する際の位置決めに使用するものです。

  • ワイヤーカットの中心だしの精度

    材料の位置決めピンをマシニングのリーマ加工 ダイをワイヤー加工の時に使う ワイヤー結線穴をマシニングで開けているときに ダイのワイヤー結線穴で中心だし してから ワイヤー加工をすると 位置決めピンと ワイヤースタート穴とのピッチの精度は マシニングの精度になってしまうので、 それを避けるために マシニングであけた位置決めピンが入るリーマ穴で 中心だしをして そこから ダイワイヤーカット加工 結線穴に移動し そこから加工する プログラムにした場合は位置決めピンあなと  ダイ形状のピッチ誤差は ワイヤーカットのピッチ精度と同じになるので、 よくなるかなと考えたのですが、 そもそも 位置決めピンの穴で中心だしした時の中心だし精度が マシニングのピッチ精度以下なら 意味がないことになりますが、 その精度は どれ位のものなのでしょうか? 20年程前のマシニングのピッチ精度よりは 中心だし精度は上だと 思われますか?

  • 幾何公差の図示方法

    切削加工した外形φ38mm、内径φ32mm、長さ75mmの円筒形に 円筒形の外端7mmのところに円筒形の頂点にφ6.5mmの穴を 貫通加工しようと考えています。 このφ6.5mmは、円筒形の左右対称の位置に開けたいのですが、 加工上のバラツキを考えて左右の誤差を±0.1mmで余裕を見ようとしています。 この場合、図面での幾何公差を使用した図示方法を教えてください。