コンパクトカーのハイブリッド

質問

確かにコンパクトカーはもともと燃費がいいから
別にハイブリッドでなくても、いいわけです。
でもアクアは未だにコンスタントに売れ続けている。
皆さん何がいいでしょうか。

https://bestcarweb.jp/feature/column/2891

回答No.3

nsan007 · ベストアンサー

ハイブリッドにも色々あり、一概に言えません。
しかしコンパクトカーを買う層の人は経済的に余裕が少なく、少しでも税金や燃費良い車を求めます。
大型セダンなどを自家用車に買える人はガソリン代の大小なんて関係ありませんし、ステイタスとしてわざわざ高価なハイブリッドを選んでいるのかも知れません。

アクアのような低くて小さな実用性が無い車で、ハイブリッドしか選べず、決して安くない車が今でも多数売れているのは確かに不思議です。

理由はトヨタである事の信頼性と販売店の多さとトヨタ商法の上手さ、プリウスより小さくて安い事、更にカタログ上は燃費ナンバーワンの車です。
但し、カタログ上の燃費スペシャルモデルで、何もかも省いた軽量車の数値です。

モーターショーでプリウスのカットモデルを見た事が有りますが、プリウスのハイブリッド装置はとても嵩張り、トランク部の床は高く荷物は積めませんし、大きなサイズの割にキャビンは限られています。
トヨタのハイブリッドは本格的な装置で、嵩張るだけでなく価格も上がりますから、車両価格を高く見せない為に、装備や仕上げを省いた安価モデルを用意していますが、必要な装備や仕上げをして行くと結構な価格になります。
それでも息長く売れ続けるのはトヨタ商法の上手さとしか思えません。
私は家内用にフィットハイブリッドを購入しました。私のフリードハイブリッドは既に6年目で現在のフィット以前のIMAと呼ばれるハイブリッドは、元々エンジンにモーターアシストを・・と簡易的に作られた物から発展してきたもので、シンプルで安くてコンパクトで。の目標は捨てずに、トヨタ方式に負けない為の欠点改良などで頑張ってきたものですが、現在のフィットシリーズ車は既にトヨタの燃費も走りも静かさも上を行き、さらにコンパクトで安価なままです。
現在のフィットハイブリッドはDCTと呼ばれる変速機で、MTに負けない加速と、低燃費を実現していますが、発売当初はリコールが続き、信頼性を疑われました。
既に完治して4年になりますから何の心配もありません。
うちのフィットも初期型で何度もリコールを受けましたが、その後は全く問題はありません。

コンパクトクラスの中ではフィットの室内の広さと実用性は誰もが認める所ですが、ハイブリッド装置も殆どスペースを犠牲にしていません。
しかもハイブリッド車の価格差は40万円程度ありますが、色々な装備や仕上げもワンランク上の設定ですから、それらを別にして純粋にハイブリッド用のバッテリーやモーターだけでは20万円余りだそうです。
それにハイブリッド車は買う時に減税が有りますし、燃費の良さから少し距離を走る人なら僅か数年で元が取れる唯一のハイブリッド車です。

実際に燃費はフィットの前のモビリオが1500ccで燃費は11km程度でしたがフィットハイブリッドは同じ近距離が主でそれ程距離を走りませんが23km程度は伸びますので、ガソリンスタンドに行く回数もガソリン代も半減です。

更にモーターアシストとDCTの走りは下手なスポーツカーに負けない加速力(アクアやプリウスの比ではありません)そしてハイブリッドに奢られた遮音ガラスや遮音材料などによって大型セダンを上回る静かで快適な走りです。
走りも1800cc並みですが、1500の税金で済みます。
僅かな価格差で維持費が半減できるコンパクトカーこそハイブリッドが必要と思います。

仮に3000ccクラスの大型セダンのハイブリッドは元々燃費が悪いのでハイブリッドにしても実際には15kmも走らない場合もありますし、パワーは元々ありますからモーターアシストのパワーも静かさもメリットなんて有りませんから、ハイブリッドに乗っていると言う自己満足に対して何十万円ものお金をかけているに過ぎません。

どうせ定員は同じ5人ですから、シェープアップして軽量化する事が低燃費にも走りにも低価格ににも繋がります。
大きな車にはそれなりのシステムも有り、メリットもありますが、本当は沢山売れているコンパクトクラスで安価で高性能で経済的なハイブリッドは必要と思いますが、それらを究極に求めているのは現在ではホンダだけで、他の名前だけの高価なだけのハイブリッドはコンパクトカーにも不要と思います。