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アンビバレンス(ambivalence)とアンチノ
Nakay702の回答
- Nakay702
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以下のとおりお答えします。 Ambivalenceについて ☆ 語源(造語の経緯):“接頭辞ambi-「両側(の)」+valence「価値」”という合成によって造られた(1912年、スイスの心理学者P. E. Bleulerによる)。 ☆ 意味:1.「(~に対する)相反・矛盾する感情、ためらい・躊躇、優柔不断」。 2.〔心理学〕「両面価値」(愛と憎しみのような、相反する感情を同一の対象に抱くこと)。 ☆ 派生語:Ambivalent「相反する、両面価値的な」。 Ambivalently「相反して、両面価値的に」。 ☆ 用例:Her reaction to him is ambivalent: respect and hate. 「彼に対する彼女の反応は相反している。すなわち(それは)、尊敬と憎悪である」。 Antinomyについて ☆ 語源(造語の経緯):“接頭辞anti-「~に反対・~嫌いの」+nomy「~の知識体系」”(古典ギリシャ・ラテン語から造られて16世紀ごろから哲学者などが使い始めた)。 ☆ 意味:1.「二法(則)の対立・矛盾」。 2.〔哲学〕「二律背反」(テーゼとアンチテーゼ、すなわち、定立と反立とが同等の権利をもって主張されること)。 ☆ 派生語:Antinomic「二法対立の、二律背反的」。 Antinomically「二法が対立して、二律背反的に」。 ☆ 用例:His theory contains so-called antinomy, denying "SW hypothesis" and basing on it. 「彼女の理論はいわゆる二律背反で、「SW仮説」を否定しながら、それに立脚している」。
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お礼
ご回答ありがとうございます!
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