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騎馬隊について
騎馬隊について 弓矢で馬攻撃したら全滅させれると思うのですが 騎馬隊って意味なくないですか? 歩兵で攻撃するほうがまだでかい盾装備する等できるので強いと思うのですが
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質問者が選んだベストアンサー
うーん騎馬隊って言ってもいろんなやつがあっていろんな使いかたがあるんです。 まず質問者が意識してそうな重戦力としての騎兵、重装騎兵です。画像はwikの重装騎兵から。画像を見てのとおり馬も装甲してます。 ちょっとやそっとの弓攻撃など跳ね飛ばして突っ込んできます。 次はモンゴル等の遊牧民でよく見られる弓騎兵。 こいつらは速度にものを言わせて奇襲浸出し、適当に弓打って相手が体制を立て直して反撃してきたらすぐ逃げます。それこそ中国の農民主体の兵には動きが早く捕捉することができないままに兵力や体力精神力を徐々にすり減らされます。 強い相手には逃げ相手が弱るまでまともには戦いません。 そして騎馬隊として一般的なのは軽騎兵的なものになるのかと思います。 基本的に馬は戦闘ではなく移動速度のために活かすものです。無防備な相手の弱点、補給部隊、あるいは敵の急襲を受け救援を求めた味方に急派、主戦線で主力の歩兵がぶつかり合ってる場合に迂回して側面をつくなど、その移動速度が戦場で効果的な局面で活かす兵種です。 上記の場合弓隊が弾幕作る中騎馬隊が突っ込むという光景は重装騎兵だけで、弓の馬攻撃と渡り合える騎馬隊というのは存在はするのですがどちらかというと例外になります。馬の速度は戦場以外で活かすのが基本で、あまり弓兵と真正面から渡り合うのは得策ではないといえます。 騎馬隊は馬を養うのも乗り手を育成するのも金がかかります、乗り手は職業軍人を長期間かけて養成するのが基本になりますし(遊牧民は例外)、中世では馬も数が限られた資産です。あまり戦場の正面でおいそれと損耗できるものではないですね。大事に温存して相手の弱いところや横・後ろにぶつけるのが基本になります。
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- oska2
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>弓矢で馬攻撃したら全滅させれると思うのですが、騎馬隊って意味なくないですか? 実は、弓矢で「動く相手を攻撃するのは、非常に困難」なのです。 弓道でも、止まった上体で+止まった的を射るのは困難ですよね。 経験上、的に当たるのは「清宮の打率」よりも低い人が多いのです。 ※数日前の成績では、打率1割6厘。^^; ましてや、戦場では弓を構える武士は動いています。攻撃相手も、動いています。 先ず、弓矢が当たる事は不可能に近いのです。 ですから、騎馬武者が来た時は「逃げる」のが第一。 下(地面)から上への攻撃よりも、上(騎馬)から下への攻撃の方が有利。 武田の騎馬隊(実際は、存在しなかった?という説も多い)も、戦記・甲陽軍艦では連戦連勝でした。 >歩兵で攻撃するほうがまだでかい盾装備する等できるので強いと思うのです この戦法が、信長の「鉄砲隊」でした。 ※こちらも、史跡発掘データ+各種古文書から「長篠の戦での3段戦法は無かった」との説が多い。
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回答ありがとうございます
ハンニバルとローマの戦いでは、歩兵戦力で相手を受け止め、騎馬戦力で相手を包み込んだ方が圧倒的に勝利しました。後にハンニバルの戦術をローマも取り入れ、ハンニバルに逆襲しています。アレクサンダー大王も同様の戦術を取っていたように思います。馬と弓との戦いでは、英仏戦争ではイギリスのロングボウがフランスの騎馬突撃に圧勝しています。イギリスが強固な馬防柵で陣地を構築しているところに突撃しちゃったのがいけなかった様子。弓は守備に徹すれば強い。騎馬で強い例はユサール。ポーランドの騎馬隊も頑張っていた。
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回答ありがとうございます
- ddtddtddt
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歴史専門ではないので、嘘つくかも知れません。 塩野七生のローマ人物語によれば、騎馬隊は#3さんの仰る様に補助戦力だったようです。ただしローマ人は、その補助戦力を非常に上手くタスクフォースとして使ったとあります。 ローマは全盛期のエジプトと戦争してますが、エジプト兵力はローマの約2倍に達し、しかも象に引かせる重戦車まで持ってましたが、ローマ軍は騎馬隊を敵の指揮系統を分断するために、タスクフォースとして使ったようです。その結果エジプト軍の主力歩兵の各部隊は、連携して動くローマの主力歩兵によって各個撃破されローマ軍は勝ったそうです。エジプト側に機動力のある騎馬隊はいませんでした。象の戦車は遅すぎです。最後にはエジプトはローマの属領にされます。 騎馬隊は機動力があるので上手く使えばこうなります。その騎馬隊が、主力歩兵なみの密度と数で集団突撃してきたらどうなるでしょう?。#2,#3さんの言うように個々の撃破がかなり難しいとしたら、圧倒的ですよね?。 それがモンゴル帝国の強さであり、武田軍の強さだったのかな?と思います。さらに現代風に考えると、昔は航空機なんかなかったので、その速さは昔の航空戦力であり、撃破の難しさから昔の戦車であり、いよいよとなったら白兵戦も出来る歩兵でもあります。こんな万能兵器は、技術が進んで今やありません(^^;)。 近代で比べるものがあるとすれば、戦車に対して航空機が有効と知られていなかった、また戦車に対する有効な航空兵力もなかった、第二次世界大戦の初期のドイツの機甲師団でしょうか?。
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- eroero4649
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ヨーロッパの騎兵隊向けの馬は、ナポレオンの時代頃には800キロくらいありました。重さなら乱暴にいうと軽自動車なみです。 さて、質問者さんが弓兵だとしますと、その手にはバズーカ砲が握られています。バズーカ砲が軽自動車に命中すれば軽自動車は吹っ飛びますが、一度撃ったら自分で装填しないといけないので連続射撃は難しいです。撃つチャンスは一度か、せいぜい二度でしょう。 さてそのような状況で、軽自動車が何十台も時速30キロくらいで突っ込んできます。運が良ければ助かりますが、モロに轢かれれば死ぬのは避けられません。 その状況で、自分に向かって走ってくる軽自動車を冷静にやっつけられる自信はありますか。仮に自分がやっつけても、隣のバカが慌てて撃って外したらそれを逃れた軽自動車に轢かれるかもしれません。 とはいえ、古代~中世においてのメイン兵種は歩兵で、弓兵も騎馬兵も補助戦力でした。騎兵の最も効果的な使用法は、相手の隊列などが混乱して隙が生じたときにそこに騎兵を突撃させて突き崩すやり方です。 質問者さんが想定するような事態はあくまでゲーム上の表現に過ぎず、実際の戦闘ではそういうことにはなりません。
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馬の威力を軽く考えてました 回答ありがとうございます
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
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速さと威力が全く足りません。 アーチェリーでも弓道でもやれば分かりますが、必ず馬を射ち殺す威力を出す程の弓を放つには時間がかかります。 早く射とうとすると全く距離が出ませんしヘロヘロになります。 そうしている間に騎馬隊は弓矢部隊を潰せます。 連弩がズラッと並べば・・・と思いますが、数も威力も無かったのでしょうね。 騎馬隊を打ち破るには鉄砲・・・それも長篠の戦いのようにたくさんの鉄砲と早く撃つ技術が必要だったのです。
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弓道の経験ないのでそういう考えに至りませんでした 回答ありがとうございます
騎馬隊の強味は「機動力」です。すなわち「移動が速い」「展開が早い」ということ。 おっしゃるように、敵は馬を狙ってきます。そのリスクを敢えて承知しても、戦う集団として機動力は大きな戦力です。
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回答ありがとうございます