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他人の庭にミントを植える行為について

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某ネットユーザーへのいたずらをまとめたサイトにて、
他人の庭にミントの種を植える、というものがありました。

調べてみたら、ミントは強力な繁殖力を持ち、
庭をミントに占領された、という写真付きの被害報告まであったのですが、

実際、他人の庭にミントの種を撒いたところで、そんな風になるのでしょうか?
いくら栽培が簡単とはいえ、毎日通って世話でもしない限りは庭中繁殖なんて無理ですよね?

質問者が選んだベストアンサー

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園芸・ガーデニング・観葉植物 カテゴリマスター
私の祖父が北海道で薄荷栽培をしていた事がきっかけで(私が幼い頃まで栽培してました)長年ミント類を集め栽培しています。

ミントは確かにかなり酷く繁殖するものもありますし、生命力が強いのも多いです。ただ、爆殖させるには条件がいくつか必要で植えて必ず酷く蔓延る物でもありません。少なくともキク科のヨモギよりは大人しい方です。

まず、種子から育つ場合はすぐには蔓延りません。植物は実生で育つのと株分け・挿し木などの栄養増殖から育つのではスピードがかなり違います。種子から成熟し殖えていけるほどに育つには宿根草(多年草)では2~3年はかかります。それまでは自らの株が大人になる事が優先で、もし途中で茎が殖えたとしても一株に小振りな茎がほんの数本生える程度。しかもちゃんと間隔をあけて蒔く・土が乾燥しすぎない様に水を遣る・途中で間引いていくという必ず必要な作業は他所の土地に嫌がらせ的に蒔く場合は出来ませんので、まだ生えたばかりの時に密生しすぎて徒長し弱く育つ・乾燥で枯れるなどで生き残れる物はかなり減ります。その残った物から順調に殖えていったとしても殖えた子株・孫株が成長して茂って困るほど蔓延るには最低でも5年はかかるでしょう。
また、もしペパーミントの種子を蒔く場合だとペパーミントと言う種類は人によって作出された交配由来の種類なので、実生増殖すると生えた株の個体差が大きすぎ交配に使われた原種の特徴・性質がそれぞれランダムに出て来ます。生えてくる実生の中にはペパーミントの品種には当てはまらない雑種も多く含まれ、ペパーミントほど性質の強くないものも含まれ、そういう物は途中で他の株に負け早いうちに枯れてしまいます。なので普通はペパーミントを殖やしたい時は種子から殖やさず(自家受粉であってもその種子から生える個体は雑種。普通は生育途中で選抜を繰り返しペパーミントの特徴が出ている物だけを残し、それが品種となります)必ず株分けした物か、地下茎(ランナー)を種根として株に育てます。スペアミントだと原種で品種名を持つ物も個体差から選抜した改良物で種子を蒔き育てても全てスペアミントの性質を持ちます。ただ、品種改良物され続けられている種類なので個体差は出て葉の見た目や風味に結構違いが出てしまいます。
もし嫌がらせ的に他所の土地で早く沢山殖やしたいと考えるなら不確実な種子蒔きよりも何か所にも株分けしたもの(苗)を植えるか、見た目がすぐにはばれない様にするのなら地下茎(ランナー)をいくつも土に埋めておかないと成らないわけで・・・。
もし自分で栽培する場合でもペパーミントに関しては日本で売られているペパーミントの市販種子を蒔いて育てるのは手間がかかる上に思った様な風味を持つ個体が生えるとは限りませんので種子での購入はお勧めできません。必ず香りを確かめて市販苗を買うか、スーパーでカットハーブとして売っている食用の芽を挿し芽して根を生やせ苗を作った方が風味の良いペパーミントが得られます。

また、植えた(埋めた)としても必ずそこで爆殖するわけでもないんです。ミント類は案外土や環境を選び、種類ごとに合う土地合わない土地がありますし交配が複雑な由来を持つものほど種類や品種ごとに性質の強さや病害虫への強さの度合いが変わってきます。
例えばペパーミントの場合は割と保水性のある土を好みますが、鉢植え栽培でミントが上手く育てられないという人の栽培環境は素焼き鉢など通気性を持つ容器に植えられていたりミント類を植えるには土が軽すぎたり(ハーブ専用土など)昼間の温度が上がり易く乾燥気味なマンションなどのベランダでの栽培が多い様に感じます。本来日当たりを好みますが(葉の利用目的だと葉を柔らかく育てるために少し弱めの日光ですが精油を採る目的なら直射日光で栽培するので葉が固くなる)交配時の原種に水を好む種類が含まれているので水はけが良い土では育ち具合が劣り、痩せた土などに植えても成長が遅かったり病害虫に罹っり易かったりなど思うほど増えない事も。インターネット上などに載せてある爆殖した光景の画像は「爆殖したから撮影された(環境がたまたま最適だった)だけ」です。もし思うほど殖えていなければ撮影したりなどはせず、その光景をわざわざ公開することもほとんどないかと・・・。「殖えたから撮られた」画像なだけで、植えて必ずすぐ爆殖してくれるわけではありません。増殖率が高く群生するまでの期間が短いミントよりも凄い植物は結構あります。

ミント類は乾燥気味の土を好む種類もあります。スペアミントが案外乾燥を好み原種ではあるものの変異種や、他の原種との交配種でもスペアミントの性質の方が強く出た物なら保水性がある土よりも水はけを好む物が結構あります。スペアミントはペパーミントの交配親にも使われているのでペパーミントの自家受粉種子の実生個体からも時々スペアミントに近い性質のものが生えてきます。
個人的にはペパーミントよりもスペアミントの方が性質が強く爆殖しやすいと感じます。以前性質を知らずに庭へ植えてしまい(鉄分が多い川砂主体の水はけが良すぎて痩せた土)どんどん殖えてしまってこのままでは蔓延ってしまうと(借り家だったので)一度すべての株を抜いて処分しました。でもしばらくするとびっしりと新芽が生えてきて・・・。地中に残っていた根からもれなく芽が生えてきたのです。生えてきては抜き土を掘りおこしては根を土の中から拾って取り除き・・・と繰り返す事5年でやっと根絶させることができました・・・。それ以来スペアミントは地面に直接植えていません。ちなみにペパーミントは今の家に引っ越してから庭に地面植えしていますが環境は合っているはずなのに思ったほど殖えてくれません。

ミント類は根からアレロパシー成分を出し他の植物が近くに生えない様に駆逐します。一緒に生えていられる他の植物はこの成分に対し耐性がある物が多いです。
そのアレロパシー成分ですが量が多すぎるとその成分を出していた植物自らがその成分に耐えられずに自滅します。日本各地の野に広まり殖えて問題になっていたキク科のセイタカアワダチソウもこの性質があり最近は群生が込み合いすぎて自滅し群生が消え他の植物に入れ替わりつつあるとか。
ミントも同じ性質を持ち、あまりに込み合いすぎて生えていると徐々に弱りはじめ場所が限られていれば弱り始めて数年でかなり減る事も。ちなみにかなり増える種類のミントだと鉢植えで3年植え替えせずにいれば根詰まりとこの成分の溜まりすぎで枯れてしまう事も珍しくありません。もし同じ場所で何年も同じ規模で茂って欲しいのなら手を加えて管理しないと場合によっては蔓延ってから数年経てば勢いが弱まってしまう事が・・・。植えたままでの管理の方法は株を所々抜いて新しい株が育つ余地を作ってあげ新たな土を足していきます。商業栽培の場合は畑に生えている物を2年毎くらいで全て掘り起こし株分けし株更新させ畑には堆肥などを足して土を作ってから植え付けます。

我が家にはいろんなミント類があります。日本の薄荷も元々今の家に生えていた物(小松菜畑を休耕地にしてから突然生えてきて専門の人に見ていただいたところおそらく当地の野生種とのこと)や、実際近くの農家などで栽培されていた和種薄荷もいくつか。この辺りは多くの街で大昔は薄荷栽培が盛んだった地域で今でも他所の畑の隅や用水路の傍に半野生化した薄荷(北海道の系統は西洋種との交配由来品種)を良く見かけます。びっしりとは生えていませんが他の丈の高い草などに紛れ西洋種に多い花穂で咲くので(品種によりてっぺんでの穂咲きと、日本薄荷から受け継いだ節に花が段々に付いて咲くものがある)時期には目立ちます。

私の親が住んでいる街(今私だけが祖父の家がある街に住んでいます)では薄荷栽培はあまり無かったですが外国種の半野生化を時々見かけ昔からの家が多い所(大きな公的機関の近く)の空き地ではアップルミントの半野生化が目立ちました。歴史的に明治期から開けていて外国と取引する貿易会社が多く早くから西洋化の進んでいた場所でペパーミントも入ってきているはずなのですが、ペパーミントの半野生化は全く見た事が無く、和種薄荷の半野生化(すぐ近くに住む同級生のおじいさまが薄荷栽培していたそうで、昔はそのお宅の土地だった様です)なら見かけてはいるのですが・・・。

個人的にはペパーミントは人の都合で作られた不自然な存在なので(精油をより多く生産する目的だけで作られた植物で元々自然界には存在しない)人が介在しているうちは性質が強く蔓延っても、全く人がかかわら無くなれば自らのアレロパシーで弱ったりしているうちに他の植物が侵入してきて勢いに負け長い年月を経るうちに自然消滅してしまうのかもと感じます。他の植物ですが我が家で最初の十年くらいは物凄く殖えたものが徐々に勢いを失い他の場所へ群生を移して(アリが種子を運んだ)その場所では今では一部でしか残っていないものもあります。

我が家でミントよりも蔓延りしかも弱る事が無い厄介な物はヨモギと蕗(秋田蕗亜種)です。どちらも巨大化して放置すると酷い有様です。寒い土地ならではの蔓延りものはルピナスで種子から物凄く生え大株が群生します。他に根詰まり寸前の株を頂き分けて植え直した際に出た千切れた茎や根を空いた鉢に纏めておいたものから三日後に芽が生えたほど生命力の強い青花フジバカマ(ユーパトリウム)は地植えすればミント以上に蔓延る様です。あと、丈はありませんが我が家では広範囲に殖えすぎて既にもう根絶は無理なものにヘビイチゴの園芸品種とカキドオシ(グレコマ)があり、ミント類よりもかなり増殖能力が高いです。
お礼コメント
remind54

お礼率 90% (144/159)

……なんか軽い興味本位の質問だったのにすごく詳しい回答、ほんとありがとうございます。色々とすみませんでした。

嫌がらせ目的で種を巻いたとしても、全く意味が無いわけですね。
それを聞いて少し安心しました。

ミントテロについて調べているうちに色々と興味が湧いたので、今度プランターで栽培とか挑戦してみようと思います。

それと、ヘビイチゴは私の実家の家の庭に生えてました。
完全な駆除が無理で、砂利を轢いて駐車場にすることで対処したレベルでした。
投稿日時:2018/05/22 20:20

その他の回答 (全4件)

  • 回答No.4

ベストアンサー率 32% (520/1577)

小さな庭の隅にですが、直接ミントと紫蘇を植えてあります。
ホームセンター等で売っている仕切りを入れてますので、
その仕切りを越えることはありません。

庭中繁殖はありえます。
元は野草ですし、虫食いもなかったと思いますし、
あってもそれ以上に繁殖します。
プランターですと、水が足りなくなる事もありえますが、
庭に地植えすると水不足もおきませんので繁殖します。
花が咲く前に、根っこまで綺麗さっぱり抜けば
来年出ることはありませんが、
「適当に刈る」だけなので毎年出てきます。
お礼コメント
remind54

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回答ありがとうございます

こっそり植えられたら、普通は「適当に刈る」しかしませんし、
仕切りがあって庭中繁殖を防げるというなら、

こっそり植える行為は迷惑以上の何者でもない、ってことですよね…
投稿日時:2018/05/21 22:06
  • 回答No.3

ベストアンサー率 53% (5752/10668)

他カテゴリのカテゴリマスター
>庭はともかく、畑に植えられたらヤバイですね。
>畑の作物と一緒に世話をされるわけですし。
まぁ畑で作物を植える畝とかならマルチを貼ったりしますしまた除草剤も散布することがあるでしょうから問題はないでしょう。私が目撃したのは畑でも畦など作物を植えてない部分でペパーミントが雑草と共に繁殖しているのを見たって感じになります。
お礼コメント
remind54

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回答ありがとうございます

なるほど…畑や庭は作物の世話の過程で駆除されることになっても、世話をしないであろう脇道などに繁殖する可能性があるということですね…
投稿日時:2018/05/21 19:44
  • 回答No.2

ベストアンサー率 25% (859/3360)

他カテゴリのカテゴリマスター
他人の家の庭の持ち主が大事に育てているのでしょう。
例えば鉢の寄せ植えにミントを入れたりするとミントだらけにはなります。
庭に「大量のミントを植え」繁殖すればそうなるかと思いますけどね。
お礼コメント
remind54

お礼率 90% (144/159)

回答ありがとうございます

つまり、種を撒いただけでは意味がなく、故意に繁殖させようと思わなければ繁殖しないということでしょうか…?
投稿日時:2018/05/21 19:41
  • 回答No.1

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他カテゴリのカテゴリマスター
ペパーミントなら雑草と一緒に育つほどの繁殖力はあるので間違っても庭に直植えは止めた方が良いのは確かです。
畑で雑草と仲良くペーパーミントが生えているのを目撃したことがあります。
お礼コメント
remind54

お礼率 90% (144/159)

回答ありがとうございます

庭はともかく、畑に植えられたらヤバイですね。
畑の作物と一緒に世話をされるわけですし。
投稿日時:2018/05/21 18:54
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