• ベストアンサー

なぜ内閣総辞職しないのですか

koncha108の回答

  • ベストアンサー
  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1312/2665)
回答No.3

内閣を総辞職に追い込むには衆議院本会議で内閣不信任決議が過半数で成立する必用があるのですが、与党が多数の議席を確保する中では簡単ではありません。ただ、野党は内閣への不信感を表明して国民にうったえるために不信任決議案を提出する事は可能で政治戦略としてありうるのですがそれをやっていません。提出しても決議に至らないことは十分予想できるだけでなく、仮に決議が成立してもあるいは内閣の支持率が更に低くなって運営が困難になっても衆院の解散と言う手段に出てくる可能性が高く、そうなると十分な支持基盤を確保していない野党に取って決して有利ではないと踏んでいるのではないでしょうか。 最近行政の問題が次から次へと噴出して問題があるのですが、実際に安倍政権になって特に悪くなったかと言うと必ずしもそうとは言えず、野党の責め口が行政の細かいところを引っ張り出しては叩くと言う戦略になったために目立つようになったと思います。野党はそう言う問題がなぜ起るかを分析して正そうとせずに、明確な証拠もなしに何でもかんでも安倍政権の責任に帰結させようとしているように見えます。それで他の国家の重要案件の審議を野党が拒否したりして議論が進まず、行政の問題も本丸にたどり着けないまま長引いていると思います。結果安倍政権を信用しない人たちが増える一方で野党の責め口にうんざりする人たちも増え、今の日本の状況は安倍政権、内閣不審と言うよりは、野党を含めた政治不信になっていると思います。 話を質問に戻すと、内閣不信任決議案を通すには首相や内閣の明らかな不正の証拠があって与党からも決議に賛成する人が出てくる必用があるけれどそこまで言っていないと言うことと、決議案を押し通しても野党にはその後どうするかのビジョンが無いと言うことでしょう。 3権分立は、ポリシーでありある意味理想。どこの民主国家でもそれを実現するために試行錯誤をしてきていますが、日本の場合は多数与党のトップが行政のトップの内閣総理大臣を務めると言う慣習になっているので、総理大臣の政治的力が強いと三権分立が脅かされると言う危険があります。ただ、野党は三権分立を守るために戦っていると言うよりは、自党のために政治的に動いているようにしか見えません。

g2410jp88
質問者

お礼

詳しく教えていただきありがとうございました。

関連するQ&A

  • 内閣の総辞職

    いま、政治経済を勉強しているのですが、わからないところがあります。 内閣の総辞職についてなんですが、総辞職する場合三つあり、 一つは、内閣総理大臣が欠けたとき 二つめは、衆議院で不信任議決後10日以内に、衆議院が解散されないとき。 三つめは、衆議院議員総選挙、はじめて国会の召集があったとき 二つめと三つめがわからなくて困っています。 不信任議決を出すのは内閣を壊す?のが目的ですか? それなのに、なぜ自分達が解散をしなければいけないのですか? 三つもなぜしなければいけないのですか? 教えてください。

  • 内閣総辞職って??

    現代社会の勉強をしていて、わからないので質問させてください。 内閣総辞職には3パターンのうちの (1)衆議院で内閣不信任案可決または信任案否決→10日以内に衆議院を解散するか、総辞職かを選択  とあるんですが、衆議院を解散するのは、内閣が決めるんですか?あと、解散すれば選挙して、内閣はそのまま存続ですか? また、(2)衆議院解散(40日以内)→総選挙(30日以内)初めての国会召集後内閣総辞職 とあって、たとえば衆議院が解散するのはどういうときなんですか?また、衆議院が解散するのは、例えば誰かが”解散!!”っていうと解散するんですか?どういう風に解散するのか、仕組みを知りたいです。 馬鹿みたいな質問ですみません・・・

  • 内閣総辞職の時期について

    内閣の総辞職があり得る場合の中で、内閣不信任案が出されて10日以内に衆議院が解散しない場合と、解散総選挙の30日後の特別国会の場合とがありますよね。ここで疑問があるのですが、今、例えば内閣不信任案が出されたとして、「衆議院を解散しても解散しなくても内閣は総辞職する」ということになりますよね。ここで、え?本当にそうなのかな?と確認したくて質問させていただきました。誰か教えて下さい。

  • 議院内閣制の連帯責任とは?

    議院内閣制は「内閣は国会に対して連帯して責任を負う」というものですが,衆議院が内閣不信任案を可決した時に内閣は衆議院を解散させるか,内閣を総辞職するかのどちらかをしなければなりません。そこで,この「連帯責任」とは不信任となった内閣のメンバー全員がやめる(総辞職する)ことによって責任をとるということを意味しているのでしょうか

  • 内閣不信任決議 辞職?

    衆議院から内閣不信任決議が提出されると、内閣総辞職or衆議院の解散という選択肢があると思いますが、どちらを選んでも辞職することになるのでしょうか? 内閣総辞職を選択すると文字通り辞職することになるかと思います。ですが、衆議院の解散を行っても結局内閣は辞めらされると聞きましたが本当なのでしょうか? ということは内閣不信任決議案が可決(内閣信任案の否決)された時点で、その時の内閣は辞職する必要があると捉えてよろしいのでしょうか。 お手数をおかけしますがよろしくお願いします。

  • 内閣の総辞職が行われる場合

    内閣は、衆議院で不信任の決意案を可決し、または信任の決議案を否決したときは、10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職しなければならない ここでどうして気になることがありますが 1.内閣は衆議院から不信任を受けるんですか? 2.衆議院の解散はどうやって決めるんですか?衆議院の同意が必要ですか? 教えてください!

  • 内閣総辞職について。

    内閣総辞職のケースの一つとして、衆議院議員の総選挙後初めて国会が召集された時とありますが、なぜこの場合内閣総辞職しなければならないのかがわかりません。どなたかおしえてください。

  • 不信任案決議、内閣総辞職から衆議院総選挙の流れについて・・。

    不信任案決議、内閣総辞職から衆議院総選挙の流れについて・・。 順番があっているか教えて欲しいです。また、他にちょっと質問があります。 まず、衆議院が内閣に対して、不信任案をだして、過半数が不信任案が正しいといったら、 内閣は10日以内に衆議院の解散をする、あるいは10日過ぎてから、内閣総辞職して、衆議院は解散されず、そのまま、新しい内閣総理大臣を国会で過半数で選ぶ。 衆議院を解散する場合は、内閣が天皇の国事行為としての解散宣言をお願いする。 衆議院が解散した場合40日以内に総選挙、30日以内に国会(特別会)を召集して、その時点で始めて、内閣総辞職が行われる。 なお、衆議院が解散したら、参議院は閉会する。しかし、国に緊急の必要があるときは参議院の1/4が賛成したら、召集できる。 という流れで覚えればいいんでしょうか? この流れであっていると思うのですが、もし間違っているところがあれば、教えて欲しいです。 おねがいします。

  • 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ

     憲法に、 第66条(3)内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。 という規定があります。  ここでいう連帯とは、 国会で内閣不信任案の可決又は信任案の否決された場合に、「総」辞職しなければならないことを指しているのか、 または、 国会で内閣不信任案の可決又は信任案の否決された場合に、総辞職ではなく、「衆議院を解散」するという選択肢をとりえることを指しているのか、どちらでしょうか?  ご存じの方、よろしくお願いします。

  • 国会と内閣の関係について

    学校で公民を習っているのですが、国会と内閣の関係についてちょっとわからないので教えてください。 『国会と内閣は内閣不信任決議と衆議院の解散とによって抑制しあっている』と習いました。 国会→内閣に対して内閣不信任決議をだすと、内閣は10日以内に衆議院を解散するかまたは総辞職するのですよね。 なぜ衆議院が解散する可能性がある(また選挙に出て当選しなきゃならないんですよね?)のに出すのでしょうか。 また、内閣→国会に衆議院の解散を求めることができるみたいですが、総理大臣も衆議院議員なのでは? 自分で自分をやめさせるということなんでしょうか。 なんだかちっとも抑制しあっているとは言えない気がします。 それとも私が根本的にまったく理解していないのでしょうか。 中学3年生にわかりやすく解説お願いします。