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登記の誤り

自宅の敷地内に2年前に土地家屋調査士に勧められるままに母親が登記した建物があります。名義は母親ですが,その建物は父の相続時に自分が相続していたものです。当該の調査士がろくに権利関係を調べずに行ったものだと思います。当然登記のやり直しをするべきだと思いますが,当該の調査士に責任を負わせるのは可能でしょうか。

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回答No.1

>当該の調査士に責任を負わせるのは可能でしょうか。 その為には「貴方が相続したとする、明確な証拠」が必要です。 「貴方が相続したとする、明確な証拠」とは、例えば「遺産分割協議書」や「公正証書遺言」や「自筆証書遺言」などです。 そういう「証拠書類」が無い限り、貴方の「その建物は父の相続時に自分が相続していたものです」と言う主張は「貴方が自分勝手に主張しているだけ」に過ぎず、法的な効力がありません。 そもそも「名義が母親」と言う事は「母親が所有者として登記されている」と言う意味で「名義は母親ですが,その建物は父の相続時に自分が相続していたものです」と言うのは、意味不明です。 貴方が相続したのであれば「相続による所有権移転登記」をしなければ所有権は主張できません。 「相続による所有権移転登記」は「遺産分割協議書を添えて所有権移転登記する」または「公正証書遺言(謄本で良い)を添えて所有権移転登記する」または「自筆証書遺言(謄本で良い)を添えて所有権移転登記する」によって行なわれます。 貴方が「相続による所有権移転登記」をしていないならば「事実上、貴方は相続を受けてない」事になります。例え貴方が「私が相続している」と主張しても「登記してないなら、その主張は無効」です。 もし「貴方が相続したという証拠がない」のであれば、貴方は「相続を受けた」と主張する事は出来ません。 また「貴方が相続したという証拠があった」としても、土地家屋調査士は「依頼人に依頼され、登記手続きを代行しただけ」であり、責任を問う事は出来ません。責任を問う相手は「そういう依頼を行なった、依頼人」です。 そもそも「相続を受けたのに、相続による所有権移転登記を怠った貴方に過失がある」のですから、他人にその責任を押し付ける事は出来ません。

yuchy0527
質問者

お礼

ありがとうございました。よく分かりました。

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