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異種金属腐食についてのアドバイス
- 異種金属腐食による通電の悪影響について解説します。
- コネクタの材質と通電に関する要点をまとめました。
- 異種金属腐食に注意した方が良い理由をご紹介します。
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ファミコン世代じゃないのか 抜き差しするのならある
前の回答者さんのご回答に賛同します。 (1)異種金属間の問題以前に、表面処理をしないりん青銅は、表面が酸化 するリスクが大きい。 (2)りん青銅+すずめっきは、コネクタなどの接触子としてごく一般的な 仕様であって、常温で結露しない条件であれば、多くの製品で採用され ている。 (3)?DC12V、2A ?AC100V、5Aのような電源系ではなく、mV、μAオーダー の微小信号のコネクタであれば、金やロジウムなどの貴金属めっきの 接触子を使う必要がある。(この場合、りん青銅に直接貴金属をめっき するのではなく、中間にニッケルメッキなどのバリア層となる中間めっ きを施します)
>コネクタの材質(メッキ)についてアドバイス下さい ごく普通の乾燥状態で使用するなら 「リン青銅+すずめっき」ごく普通に使用出来ます 乾燥状態でもオーディオとかの微小電圧のアナログが必要な場合は金メッキですね 屋外仕様とか水中仕様なら「リン青銅+金めっき」ですね メッキ無し仕様はちょっと探しただけでは見つかりません 主要コネクタメーカ http://www.jae.com/jccom-j/jp/connectors/Search/Circular http://www.ddknet.co.jp/product/circular/index.html http://www.htk-jp.com/product/index.php https://www.hirose.com/product/jp/products/Wire-to-Board/
異種金属腐食はイオンの移動が必須なので導電性の液体が必要です。 なので、結露で湿潤する可能性が無ければ、異種金属腐食の心配はありません。 もし、湿潤状態になりうるというのなら端子材質の物性を調べる必要があります。 普通の水のデータがないので正確さにかけますが、流動海水中のデータが http://www.kobelco.co.jp/titan-architectual/files/characteristic_01.pdf にあります。 銅と錫と青銅は、ほぼ自然電位がほぼ同じといえるので湿潤状態でも腐食はほとんど起きないと予想されます。 (黄銅だと銅と亜鉛の電位が大きく離れていて、しかも濃度の分布が激しいから亜鉛が急速に溶出する脱亜鉛腐食というものがあります。) メッキ無しリン青銅だと人の皮脂がついたりすると比較的酸化が起きやすいので酸化膜による通電不良の方が発生確率は高いと思います。
補足
詳しい指南ありがとうございます。 すみませんが 金属の自然電位について詳しく教えてください。 URL添付頂いた『流動海水中における各種金属の自然電位』の資料には 『りん青銅』そのものの自然電位は明記されておりませんが、 どの物質のところを見れば一番近いでしょうか? 度々申し訳ありませんがよろしくお願い致します。