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ボーリングバーの熱処理について
- ボーリングバーの熱処理についての適切な硬度は?
- 熱処理方法としてはどのようなものが適しているか
- 粗加工時のボーリングバーの仕様について
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硬くしてもほぼ変わらないのです。 硬く=強い にはなるが、ボーリングバーは極限強さよりかなり低い所で使う。 切削力での変形を小さく、ビビりを小さくするにはヤング率を大きく。 しかし硬さに殆ど影響されない特性で、鋼では種類、熱処理を変えても効果ない。なので小径ホルダでは材質を超硬に(ヤング率2~3倍)。 ビビり軽減には振動を吸収する減衰能を増せばよいが、それは硬さとはむしろ逆。 制振合金のホルダ http://www.daido.co.jp/products/damping/pdf/damping.pdf SNCM439の標準的硬さはHB293~352。 市販品でのHB430は、耐摩耗性を狙ってると思われ、SNCM439でも可能ながら靭性が低くなる範囲です。 過去事例 SNCM439の焼き入れ http://en.nc-net.com/knowledge/morilog/detail/4386/ >φ60のボーリングバー 加工穴径かもしれぬが、バーの径として 材力では変形量は径の4乗、応力は3乗で効くから、 ≪手持ちのφ32≫ との比較で、変形は1/7に小さく、丈夫さは5倍になる計算。 このように径、長さなど形の違いは決定的に効くが、材質は鋼であるかぎりヤング率が同じなので効きません。 ~HRc60~に焼入できる材質はあるが、市販品がやらないのは効果が無いことの裏付け。ロウ付けバイトのシャンクはS55Cを焼入無で使用。オールハイスでHRc64にして効果あるなら高くとも出番あるはずが・・無い。 切りくずによる本体の擦過を防ぐことがあります。 ここまでは問題ないとしても、素人さんが真似ての 切粉等によりボーリングバーが局所的に傷付き、其処からの応力集中による劣化ダメージ を抑える目的での硬度アップの意味合いが強いです。 応力集中? お仕事に携わる方なら容易く見破れる捏造にちかい蛇足。
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>(3)投稿の皆さんが記載している内容と略同じで、説明を詳細化します なのに、私の熱処理不要論に同意じゃなかったの? 熱処理素人さん、切削素人さんの蛇足は迷惑旋盤、モトイ迷惑千万 >(5)寝ぼけていますよね、再出が 素人さんは+悪酔いでしょ。 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=307732&event=QE0004 > プレス機械も一杯オペレーターして触っているだけなので、 いつもの技能者、作業者軽蔑だが、これ深刻!! ⇒ 質問者及びサイト管理者殿
SNCM439を適正熱処理条件でHB430にすることは不可能。無理やりHB430にすると焼戻脆性が起きる焼戻温度になる。 HB430を優先するならSKD61を使用。 SNCM439を優先するなら550度焼戻でHB350~360程度。硬さが下がる分、性能か寿命が低下する。
熱処理硬度での質問を、記載したまでですが、 撓みは、弾性係数一定=撓み一定にて、ビビリ対策は、質問者さんがアクションを起こして の後の内容ですよね。 寝ぼけていますよね、再出が。
回答(2)再出 市販のφ32ボーリングバー硬度HB430→HRC45、ほとんどがSCM材 系統を用いているのでこのぐらいの硬度が一般的です。 (熱処理後の加工も可能) SNCM439でHRC45まで硬度を上げるのはちょっと難しいこともあり、 HRC40(HB375)ぐらいが妥当でしょう。 誰かさんの虚言の「切り屑の擦過で応力集中してボーリングバー が機能を損なうほどのダメージを受ける」ことは99.999%有り得ま せんが、傷つきを防ぐために無電解ニッケルめっきを施している 市販工具もあります。 (1)さんご記載の通り、長尺突出しボーリングバーのビビリ対策と しては、?剛性を上げる ?減衰性を高める の何れかになります。 ?の方法としては、ヤング率が高い超硬シャンクにしたり(~φ25程度) 鋼ジャンクを超硬材で補強したり(~φ50)します。 切削工具メーカの実例は下記参考をご参照ください。 超硬材で補強したφ50ボーリングバーの見積もりを取られて、実製作と 比較されてみては如何でしょうか。 ?の方法としては、ボーリングバー内に減衰機構を組み込んだ防振ボーリ ングバーがあります(蛇足になるので詳細は省略)。 質問者さん 回答(3)(5)の記載内容は臍で茶を沸かします 無視して下さい
投稿の皆さんが記載している内容と略同じで、説明を詳細化します。 > 熱処理での硬度はどの程度が妥当なところでしょうか。 > 材料は社内にあったSNCM439を使う予定です。 ボーリングバーの性質上、強度(硬度と強度は比例の関係から硬度と記載する例あり) より、撓みが重要視されると考えます。 すると、熱処理をして硬度(強度)を上げても、弾性係数が略同じとなるために、撓み量も 略同じなのでこの目的範疇では意味がありません。 むしろ、切粉等によりボーリングバーが局所的に傷付き、其処からの応力集中による劣化 ダメージを抑える目的での硬度アップの意味合いが強いです。 ですから、URLに示します通常の焼入れ程度が妥当と考えます。 表面を無理に硬くする目的での使用法で、切粉アタックが集中したり、硬めの切粉がアタック する場合は、そのことが確認されてから対応をすれば良かろうと考えます。
回答(1)さんの記載内容は的を射ており賛同します。 市販のボーリングバーをみるとφ50で全長350なので、 φ60で突き出し250は良い感じと思われます。 熱処理を施すベネフィットとして、切りくずによる本体の 擦過を防ぐことがあります。 SNCM439は熱処理でHRC40-42ぐらいの硬度が一般的ですが、 このぐらいであればインサート取付部の加工は問題なく、 また使用中に割れたりすることもないでしょう。 複合加工機の旋削加工用ツールホルダの一部は、SNCM439を 使用して、上記の硬度で製作されています。 小生も門外漢の分野のご質問に対し興味本位で回答し、その内容に ついて専門家より誤りを指摘され反省することしばしばです。 ただし、他の回答が無く、露払い的な初出の場合が殆どです。 一方で、(3)の回答はいったい何の意味があるのでしょうか。 >>説明を詳細化します どの記載が"詳細化"にあたるの? >>ボーリングバーが局所的に傷付き、其処からの応力集中による劣化 馬鹿も休み休み言え。 このような低レベルで破廉恥な回答を平気で行うお方が、本サイトで グランドマスターの称号を得ていることは極めて嘆かわしいです。