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設備改善による稼働率の低下とOEEの評価について
- 設備改善によるピッチアップは生産数の増加に繋がるが、稼働率の低下とOEEの評価に影響がある。
- 設備を改善してもピッチアップだけではOEEの指標が悪化し、作業者にとっては良い改善となるが、評価が難しい。
- OEEの評価に加えて、設備改善の効果を感覚的に評価できる指標が必要である。
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OEEの使い方が間違っているだけでは? OEEは以下に設備を使いこんでいるかの評価指標でその定義内に生産の力の高低は含まれていません。単純に設備の良しあし評価に使うのはよろしくありません。 甘いリンゴが欲しいときに秤でリンゴ重さを量って評価しているような状態になります。 少なくともOEE×ピッチみたいな指標とすべきでしょう。 この指標とした場合、ピッチ改善効果150/60=250%、OEE変化66.7/83.3=80% よって総合評価250%*80%=200%でほぼ正しい評価となります。 (オペレーターの疲労とかさらに考慮すべき因子があったり、比重のかけ方に調整が必要。」)
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人間様の稼働率が倍になってるから ワンサイクル段取り時間が20分 と変わらないように見えて 1日4サイクルだったものが 1日8サイクルになったため 人間様の意識改革が必要
仰ることは解りますが、 * 段取り時間短縮活動のみなら、設備総合効率(OEE)の利用も解るのですがね * ピッチアップ(回転率アップ)なら、1日の出来高比較でしょう それに加えての段取り時間管理なら、基準の20分対して今日は平均で何分で出来たか その要因は、人的な教育か、設備改善か、等々を付帯していく なら、設備総合効率(OEE)の出番がなくなります。(各部署の再教育又は伝達が必要です)
生産現場の改善活動の目標(目的)は ?生産数量アップ ?生産効率アップ ?生産コストダウン であり、機械稼働率アップはその一手段と言えます 質問者さんの事例では、稼働率がダウンしたにもかかわらず、 一日当たりの生産数量と生産効率がアップしたことになるので、 当然ながら結果としては評価に値します もちろん(1)さんのおっしゃる通り改善は道半ばですので、指標として 「ピッチ倍増により???は劇的に改善、さらなる打ち手として稼働率 の向上=段取り時間の削減に取り組む」といった目標設定・管理の考え 方で如何でしょうか 機械保全技能士の資格をを15年以上も前に取得し、もう忘却の彼方のため、 専門用語での回答にはなりませんが、考え方のご参考となれば幸いです
ピッチ60個/分 ⇒ 120個/分 は大きな改善ながら、まだ道半ばです。 生産数量が変わらないなら機械稼働時間は減り段取時間(回数)も減る効果有。しかし増えたなら段取時間は元に戻ってしまう。 http://www.atstream.co.jp/pub/articles/pdf/tpm3jipms.pdf 図表̶8 段取り時間と正味加工時間 上の欄でロットサイズが大きくなり生産数増大。段取時間(回数)は変わらず なので次ステップとして段取作業時間の短縮が要請されてます。 指標は率より時間のほうが適切かと。 段取レス自動化(時間ゼロ)が最良でも難易度は大。外段取化は機械稼働率は上がるが段取作業時間は変わらないか僅か増える場合も。