製図における薄板材料の「反り」の公差について

このQ&Aのポイント
  • 薄板材料の「反り」の公差を図面に記入する方法について知りたいです。
  • 板バネ材で100×100×t0.3程度の材料に穴を開けますが、2mm以上浮く箇所は許容しないため、図面で指示する必要があります。
  • 海外調達も考慮しているため、図面に正確な指示をしたいです。
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製図における薄板材料の「反り」の公差について

薄板材料の「反り」の公差を図面に記入したいと思っています。 幾何公差として「平面度」と「平行度」がありますが、 どちらも少し違うように思っています。 どのように指示すればいいのでしょうか? 材料は板バネ材で、100×100×t0.3程度です。 その中にφ5.0程度の穴を100個ほど開けますので、 ある程度の「反り」は許容しているのですが、 定盤に置いて2mm以上浮く箇所があるものは不可としたいと思っています。 海外での調達も視野に入れていますので、 図面にしっかりと指示しておきたいと思っています。 以上、よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

t0.3のばね用ステンレス鋼帯の板厚公差は0.03なので、その値に近づかないなら平行度は不要で、片面だけでの平面度を考えます。 >定盤に置いて2mm以上浮く箇所があるものは不可 → 平面度だけ 穴が少なければ素材を吟味すればよいが、穴が多く面積比何割とかの穴抜きをすると、加工で発生する反りが目立ってきます。 >100×100×t0.3程度。。。φ5.0程度の穴を100個ほど開け 微妙なところ。 エッチング、ワイヤー、放電など加工歪みの少ない方法がよくて、パンチング、ドリルなどは良くない。 真鍮板やリボン鋼板なら、平板で挟み付けての熱処理で反りを直せて、ヒト桁下までいけます。

noname#230358
質問者

お礼

早速の返答ありがとうございます。 板圧公差付近の反り許容度であれば、 それぞれの面の平面度とその2面の平行度が必要になるが、 それを超えるような反りの許容度であれば、 片面に「平面度」を入れるだけで十分という理解ですね。 今回の件では片面への「平面度」指定の方向で考えます。 ありがとうございました。 後からの処理で「反り」を除去するわけですね。 試してみたいと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.3

パンチングメタルでは「平坦度」という表現を使ってます。 測定方法は確認してません。 さて、海外調達も視野に入れているということですが、測定方法も考えないといけないと思います。回答(2)さん記載及び貴君の投稿記載の内容を図面に入れたらよいと思います。 某メーカーさんの図面で「平面度」の指示があります。 スクリュージャッキ3個の上に製品(板厚6mm)を載せ、その上部、3点を「0」点に調整し、製品全面をピックゲージを取り付けたダイヤルゲージ付ハイトゲージで測定してます。1個測定するのに何分かかると思いますか。慣れた人で0.5分ぐらい。 不器用な奴は測定できません。 常盤の上に製品を載せ、ハイトゲージで反りのMAX箇所を測れば、ダレでも数秒で測定できるものをです。 若干表現の誤りの訂正です。 ピックゲージはダイヤルゲージがついたやつでしたよね。 不器用なやつは測定できないと上記しました。 弊社のQCの芋ねーちゃん、プライドだけは高いのですが、測定できません。 だから測定しないで納入したので当然クレーム発生です。 検査データ添付でしたので「このデータ」何だといわれずに助かりました。 又、その上司はこの芋ねーちゃんが測定できないことを知りません。新米だから。 弊社はこんな状態ですよ。 困ったものです。人材が居れば両方ともクビです。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど。 「定盤の上に・・・」 という内容を測定方法・検査方法として注記するということですね。 ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

データム飛ばして A面は定盤に置いて2mm以上浮く箇所があるものは不可 と注記で書けばいいと思う

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かにおっしゃるとおりですね。 平面度の幾何公差と共に記載するればよりわかりやすそうです。 ありがとうございました。

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