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組立図に必要な図や寸法とは?
- JISでは組立図に必要な寸法や図はないようです。
- 組立に必要な寸法などは現場の方と相談して求められている物を図示なり寸法を入れればいいと思います。
- しかし、最低限パスラインや断面図は必要とされる場合があります。他にも必要な図や寸法がある場合は、現場の方に確認してください。
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>組立に必要な寸法などは現場の方と相談して >求められている物を図示なり寸法を入れればいいと思います ということは、社内外はともかくとして組立現場とコンタクト できるということですね。 そのような場合は、先ずは会社のルールや慣習(暗黙の了解)をキチン と網羅できるように、上司や先輩にシッカリと教えて貰うことが最善 と考えます。 その他、調整が必要なところは、キチンと値を提示することが必要です。 コンベアを例にとれば、 ・モータカップリングの振れ精度 ・チェーンや搬送部のテンション ・トルク管理が必要な部分の値 ・ベアリングの締め代 ・グリスや給油の種類や量 ・アライメント許容値 などなど。 あとは、配線配管の経路や、機械全体をクレーンで搬送するときの吊り 位置...etc. 回答(3)さんの >一番大切なのは、図面は関連部署へ描く、画を中心として手紙です。 >主旨が関連部署に判るように記載しましょう。 >手紙を描いている方(設計)の基本主旨である設計思想的な物も必要で >あれば、記載します。 と同じことを××年前に上司から指導されました。 >iso9001 でいう 設計・開発 >http://doubleface-inc.com/qms/7-3.html >言わずと知れた設計で言うアウトプットは図面であり >その図面を使うのは下流側の組付・加工ではなく >本来は上流の注文者に向けて出すもので >上流の注文者が気にすることは安全対策や操作性、見栄え等であり >それらの寸法は必ず必須である 注文者へ出すのはレイアウト図、仕様書、デビエーションリストであり、 本質問の下流工程に流す組立図とは異なるのではないでしょうか。 (組立図から寸法などを削除し、風船のみ残してパーツリストとして 提出することはありますが)
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岩魚内氏の紹介JIS「基本の『図面の目的』」は読んだような記憶もあるが忘れていた 目から鱗とはことことだろうか。昔居た会社では組立図を書くなと言われた経験をもつが 私自身は影でコッソリ作っていた。でなければ部品図を作成できないからである。その後 設計自体が破綻してしまったことは、この組立図がモノ作りの重要な部分である事を示す 言葉だけを検索・・・組立図: 部品を組み合わせて機械装置をまとめるための指示を行う 現場サイドの人間からみれば組立の時にしか使わない、組立要領書のような感覚だろう これが立場が変わり設計からすれば、検図したり設計に必要な情報の覚書という意味も あるだろう。また営業的には全体図としても使えるし一目で概要が分かる便利さからも 打ち合わせ用にも用いられるかも知れないし場合によって客に見せることもあるだろう これらの何処に重点を於いて作図するのかは設計者の裁量という他はないだろうと思います 貴殿の会社のように現場サイドが強い場合はどうしても比重がそちらに傾くだろうが設計が モノ作りの旗振り役であるという自負と責任があれば自ずと設計側からの意志が図面に滲み 出てこなければ嘘ではないだろうか?そういう意味で、この質問がでることが不思議である 日本人的には回りに気遣い調和を重視するのを美徳とするが、それが良い時も悪い時もある プロフェッショナルであれば拘りや頑固さが無ければ本物とは言えないのだと私は思いたい Simple is best と万人が賞賛する良い図面を両立させる事は簡単ではないから仕事なのです 何だか上から目線で説教じみてしまって申し訳ありせん。貴殿のためと思い敢えて投稿します ははは氏の「iso9001 でいう 設計・開発」恥ずかしながら知らなかった http://doubleface-inc.com/qms/7-3.html でも記載していることは至極当然の事ばかりのようで少しだけ安心しました このような基本的なことが末端まで浸透していなからこそ問題になるのだろうし 規格なり規制で文書化しなければならないのだろう。そういう意味では日本での 機械設計士の立場は左程尊重もされて来なかったような気がするのは私だけかな
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ありがとうございました。
JISを読んでおられるから、その講釈。 http://kikakurui.com/z8/Z8310-2010-01.html JIS Z 8310 製図総則 名の通り重きをなすもので関連規格番号は冒頭に記載有り。 これで探してもたしかに組立図ズバリな箇所は無いと思います。 なら基本の『図面の目的』から。 しかしISO準拠のため改訂された現規格では旧の格調高い文言がボヤケてしまってます。今はネットでも探せない。 旧JIS 製図総則抜粋 1.『図面とは、対象物を平面上に図示するものであって、設計者・製作者の間で必要な情 報を伝えるためのものをいう』 3.『図面を作成する目的は、図面作成者の意図を、図面使用者に確実かつ容易に伝達する ことにある』 4.『 図面は、図形とともに、必要とする大きさ・形状、材質等の情報を、あいまいな解 釈が生じないように、表現の一義性をもって伝達できなければならない』 5.『 図面の大きさは、対象物の大きさ、図形の複雑さなどを考え、図の明瞭さを保つ事 ができる範囲で、なるべく小さいものを選ぶ』 9.『特有の図形を忠実に描いても、その割に効果がないような対象物又は特定の部分の図 示は、それぞれの図示方法を規定する日本工業規格による』 11.『対象物の形体は、図面に描いた図形が示すような特性を持つものとする。特に指示 しない限り、図形上で直線状のものは直線、円形状のものは円、平行状のものは平行、 直交状のものは直角とみなす』 『各形体に幾何公差を直接記入しないで、その公差を一括して図面内に指示することが できる。なお、一括指示もないときは、通常の製作技術による精度に任す』 作成者でなく図面使用者を主体に考えること。曖昧さなく余分もなく確実に伝わること。 11.は『遠山の金さん/大岡裁き』的で面白い文言が並ぶが完全に消滅。他は一部残存。 組立図に関し現規格にある条項 5 図面の具備すべき要件 要求される情報を含む。製作図の場合には,対象物の図形とともに,必要とする大きさ・形状・ 姿勢・位置・ 質量の情報を含む。必要に応じて,更に材料,加工方法,表面性状,表面処理方法 検証方法,図面履歴,引用規格・文書,図面管理などの情報を含む。 姿勢、位置は組立図でだけ用いられるもの。 JIS Z 8317-1 製図寸法及び公差の記入方法 幾つかの部品からなる組立図に寸法を記入する場合には,読みやすくするために各部品ごとに まとめて寸法群とし,できる限り切り離して配置する どおってことなく当たり前。 以上が考える根拠。 抽象的で判りにくいが、規格としてこれ以上具体化出来ない。下手に決めても使えず進歩を妨げる束縛になるかも。 な性質ある問題と判っていただければ目的達成。 ローカルルールなのです。 先輩からの2件の指導も、組立方法が変遷すれば、受け手(現場、外注)では?盲腸みたくもう要らない?かもしれない。 しかし尚見苦しくない範囲で残しておくのも一考。妥当性の判断つかぬなら踏襲あるのみ。 案が浮かぶなら『図面の目的』に立返り、マッチするか検討を深め合意を得る。この繰返しです。 対照的に部品図面は殆ど共通な書き方になります。 加工方法が違うとごく些細な違いがでる。 自動車工場の組立はペーパレス。それもトライ時だけ要るが実作業は一々見てやってられない。 基準面を設けそこから寸法を書くのは位置を調整して組付けるから要るのであって、ポン付けで済むなら要りません。作業指図書が別にあるなら組立図は寸法、指示の記入が少なくできます。
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ありがとうございました。
小生も回答(2)の zaumaku さん 前半の内容と同じ思いです。 それに加え、組立図は、 ? 頭の中だけでは確認できない各部の干渉を確認する目的もあります。 特に、動作する各部は、断面にて動作前を実線で動作後を想像線で描いたりします。 その意味での断面記載と寸法を入れることも必要なので、前述と異なる目的です。 ? 各部品図を描くための図面の目的もあります。 特に、組立図作成者と部品図作成者が異なれば、各部品の構成を他人が確認できるよう に、断面記載と寸法を入れが必要となります。 これは、他人にも解る(組立)図面と云う面では、組立する方にも解り易いも含まれます。 等々があります。 で、一番大切なのは、図面は関連部署へ描く、画を中心として手紙です。 主旨が関連部署に判るように記載しましょう。 手紙を描いている方(設計)の基本主旨である設計思想的な物も必要であれば、記載します。
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ありがとうございました。 参考にします。 ありがとうございました。
図面はその機構 機能がわかるように書く必要があり 真っ黒でわけのわからん図面大杉です 波線をかくなら断面をかけ とくにいっぱい寸法が入っているのはいいが 必要な寸法 コンベアでいえば 搬送高さ 搬送幅 等入ってない 図面の大杉です 3DCADで設計するようになると 寸法も減るし 適切な断面が書けるようになります ふふふん だから異端なんだろうなぁ http://koza.misumi.jp/lca/2010/06/454_43.html 抜粋 全体組立図の寸法記入の目的は、装置の代表寸法を示して、装置の概略寸法を理解し、搬入時のチェックやレイアウト情報などに利用します。 したがって、開閉ドア(例:【図1】の赤丸部)などがある場合は、開口状態での全幅寸法なども記入し、レイアウト時のメンテナンススペースの確保などに利用できる図面が好ましい。 http://koza.misumi.jp/lca/2010/06/454_43.html 抜粋 サブユニットの組立図の場合は、組立状態の関係寸法を出来るだけ多く記載するのが好ましいといえます。 サブユニットの組立図の寸法指示値を利用することで、そのサブユニット組立図から部品図を作成した後の部品図寸法の照査が非常に効率的に出来ます。 ついでに http://koza.misumi.jp/lca/2010/06/455_44_1.html iso9001 でいう 設計・開発 http://doubleface-inc.com/qms/7-3.html 言わずと知れた設計で言うアウトプットは 図面であり その図面を使うのは 下流側の組付・加工ではなく 本来は上流の注文者に向けて出すもので 上流の注文者が気にすることは 安全対策や操作性、見栄え等であり それらの寸法は必ず必須である ↑ ブログにも書いてたけど ないがしろにされてるから 安全策ではまるんだよ だーーーれも isoを理解してないからぐずぐずになる >>ははは氏の「iso9001 でいう 設計・開発」恥ずかしながら知らなかった 大丈夫 大手でさえ 末端は理解してないから それで鬱になったww 組図=検討図=組み立て図=検図用図面 が多いからね
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 参考になりました。