タップ加工についての疑問
- タップ加工についての疑問について説明します。
- NCフライスにてタップ加工した際の切子の違いについて説明します。
- 製品クレームにつながる可能性があるタップ加工の事情についてお伝えします。
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タップ加工について
このサイトに初めて投稿する者です。 NCフライスにてタップ加工(ポイントタップ、貫通)した後、その雌ねじにハンドルでポイントタップを通してみても、もちろん切子は出ませんが、スパイラルタップをハンドルで通すと切子が出ます(粉状くらいのものですが)メーカー、ねじ等級も同じなんですが・・・こういうものなんでしょうか? 製品のクレームが出た関係もありましてその辺の事情を教えていただきたいのですがよろしくお願いいたします。
- マシニングセンター
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>製品のクレームが出た これはタップの違いとは切離すべきで、ゲージ検査を正しく実施してるかどうかにかかる話ですね。 >同等級でタップ形状により差が? 規格がメーカによって異なるので同メーカの条件も入れるべきだが、調べた範囲ではどちらとも言えない。 http://www.osg.co.jp/products/technical/pdf/t-6_tap_0806_0906.pdf これによると 切削タップの場合のめねじ精度は、タッピング条件およびタッピング方法等にもよりますが、 めねじ寸法がタップ寸法より拡大し、その拡大代もほぼ30~40μありばらつきも生じ易く ポイントタップは切れ味が良く、その上、切削トルクも小さく安定するため被削ねじ精度は 大変安定します。(拡大代は初期で~20μ) 被削材:銅合金、アルミニウム合金、鋳鉄など拡大代の小さいものは大きい精度のタップを選定 これからすると、スパイラルよりポイントタップの方が径小に仕上がるので工具径は大が適切となり、指摘事実とは逆。 材質では非鉄用の工具径を大にしてる模様なので、指摘事実に合致する用途別の組合せがあると思われる 具体的型番で規格上どうなのかはメーカに問合わせるのが早いが、その意義はイマイチでしょう。それより、OSGを奨めるつもりはないが、この大冊の資料、タップ加工について役立つ知識が多いと思います。 比較測定するのは、工具顕微鏡で両センタのアタッチメントがあれば簡単なのですが(これに限っては新しい機械は使い易いとは言えない)
その他の回答 (4)
スパイラルタップはねじれているので、切削負荷により、入っていくときは伸びて抜けてくるときは縮みます。 そこらが関係していると考えます。 タップメーカもこのことは承知していると思いますが、 ----- (回答(4)さん記より) >http://www.osg.co.jp/products/technical/pdf/t-6_tap_0806_0906.pdf ----- タップ製作のノウハウに関係するからなのか、突っ込まれたくないからなのか、面倒くさいからなのか、本テクニカルデータには書いてありませんね。 タップメーカに直接聞けば教えてくれるかもしれません。
補足
入っていくときは伸びて抜けてくるときは縮むとは切子のことでしょうか?
ポイントとスパイラルでは、切り粉を出す方向が違うのでそんなもんでしょうね。 まじまじ見たことないですが、作用する刃が違うと思います。
お礼
ポイントもスパイラルもこれまで深く考えずに使ってました。 通りようと止まりよう位にしか思ってませんでしたが、それぞれ違うのですね。他の事にも通じる、いろいろ探求しようといういいきっかけになったように思います。ありがとうございます。
スパイラルタップは相対的に軟質な材料に適用します。そのため固めの材料 を加工すると、外径が小さめに仕上がる傾向があるように思います。
お礼
素人同然の質問に回答いただきありがとうございました
そりゃ、若干の公差はあると思いますが
お礼
ありがとうございます。
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