JISの根拠は?現在、顧客先からの問い合わせで大変困っております。

このQ&Aのポイント
  • JISにおける加硫ゴムのオゾン劣化試験方法とは、特定の条件下でゴムの耐久性を評価する方法です。
  • オゾンクラックの発生や亀裂の状況によって試験結果が判定され、暴露時間は耐年数と比例関係にあると考えられます。
  • 加速試験において温度を高くする理由や他の試験方法についても根拠を知ることが重要です。
回答を見る
  • ベストアンサー

JISの根拠は?

現在、顧客先からの問い合わせで大変困っております。 例えば、「加硫ゴムのオゾン劣化試験方法」 JIS K6259において、 >オゾン濃度50pphmの環境中に、所定の静的な引張り歪を与えた短冊状のゴム板を暴露する。 >オゾンクラックは応力方向と直交するように発生するが、所定時間後の亀裂の状況で判定する。 仮に暴露時間は70時間とすると、 通常の雰囲気中のおおよそ「何年分」に相当しますか? 上記の試験の場合はオゾン濃度、引張り歪みの大きさもどんな根拠があるのか疑問です。 暴露時間と実際の耐年数は比例関係と考えて宜しいのでしょうか? オゾン試験だけでなく、圧縮永久歪み、熱廊下、浸漬試験等すべてについてです。 温度を高くするのは加速試験という意味合いだと理解していますが、 そもそも論で温度設定の根拠が知りたいです。 保証云々という話ではなく、あくまで目安としてです。 何卒、宜しくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358
  • ゴム
  • 回答数4
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.3

加速試験だけが先行しすぎて、実使用条件に近い長期試験をサボったらダメだけど、データの信頼性はあるものと考えるべきでしょう。 温度設定は物理現象が破壊的でない、例えば燃える、溶けるとかが起こらない範囲かつアレニウス則が適用でき(ると考えられ)、時間短縮のため高くする。 (ると考えられ)は規格化済なのか、途上なのか、前例なく根拠薄弱なものまで様々で、それによって結果の信頼性も異なる。   ダイヤフラムゴムの耐オゾン試験   http://www.fcdic.com/ja/member/data/ulvac-kiko.pdf   オゾン濃度50pphm 40℃ 暴露時間96 時間 5%伸張   材質の強弱は判定できているが、実際の耐久年数との対比は無い   デジタルカラー写真プリント画像保存性試験方法(JEITA CP-3901)     http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP-3901A/index.html#page=19   アレニウス則により試験条件と常温との対比計算方法を明示   高分子材料の劣化と寿命予測   http://www.science-t.com/book/A045.htm   65,800円!!実例が豊富にある様子。高額なのはやむを得ない??

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 加速試験の意味は十分に理解できるのですが、 設計段階において至上主義になってしまっているのがよく聴こえてきます。 実際の使用環境は総じて複雑なので、あくまで目安だという事から軸をずれない様にしなければなりませんね。 実際の製品の設計だけでなく、材料単体の評価をみたとしても、 時間と温度の関係には試験片の形状(厚み?)等が大きく影響しますよね? 実例が高額なのはやむを得ないでしょうー。

その他の回答 (3)

noname#230359
noname#230359
回答No.4

オゾン劣化の加速率の評価は熱劣化に比べ難しいと思います。参考になりそ うな試料があったので、紹介しておきます。

参考URL:
http://www.jwtc.or.jp/gijutsu/07.pdf
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確か、弊社の社長とこの件について立ち話をしたときに新幹線の通過時は周辺のオゾン量がかなり多くなると言ってました。 それに空気中ではすぐに分解してしまいますし... 評価という意味では確かに難しいと自分も思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

具体的には答えられませんが、過去の経験、業界内の基準、最近はISO等国際規格と整合させています。ここ数年の変更はほとんど国際規格がらみですね。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かにゴムはJIS K 6301から細分化されてきましたね。 硬度測定などはISOに沿った感じですが、お金のあまりかからない部分からと言った感じでしょうか? 回答(1)のお礼に書かせていただいたのですが、 設計段階での計算に非常に時間をかけたり、無駄なコストは増大する一方ですが、 設備投資や金型などのコストダウンによって品質を落としているという意味不明な結果をよくみます。 ISOだとトレーサビリティーは大切な事かもしれませんが、間接部門の肥大化、製造レスポンスの悪さがものづくりを一層弱い物にしている感じがします。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/reliability/device/testing/testing2/1186502_7806.html あくまでも だろう設計です まあ、何十年も耐久かけるわけにはいけないですもんね ちなみに現在はやりのLED電球 (地震前にちょこちょこ変えていて ほぼ100%LEDですが) 寿命は40,000時間 1日10時間点灯するところでも約10年間以上 http://www.sharp.co.jp/led_lighting/consumer/feature/longlife/index.html となってますが 2か月で壊れましたww 統計の誤差にしてはすごいあたりだ 結局は市場で大々的な実験をしてるのが本音 (生死に関係ないものについては...一部生死に関係する奴も実験され、たまたま不具合が発覚しリコールになるのもあるが) 一年ぐらいの放置実験なら(8760時間) 開発初期に耐久かけて 都度サンプルをとり 劣化状況を調べ その後推測する場合もあります

noname#230358
質問者

お礼

LEDの件は泣けますね... 自分もすべてLEDにしようか悩んでいましたが、 もう一度考え直してみます。 早急な回答ありがとうごさいます。 リンク先はとてもわかりやすく助かりました。 試験をお願いする側も、実施する側も主旨を忘れた様に条件設定しているのに自分も疑問を持っていませんでした。 とある設計にこの事を質問されて、ハッとさせられました。 早速、自分の所の技術と品管の人間にこの事をシェアしてみましたが、 反応はイマイチでした... 設計もものづくりも何となく、より複雑に理論をしっかりといった最近の風潮ですが、 現場の手間やボリューム以外でのコスト削減の知恵には注力しない 検査や管理で見えないコストばかりが増大する印象です。

関連するQ&A

  • プレス成型の加硫時間の決定方法について・・・。

    Oリング等、ゴム製品のプレス成型時の加硫時間はどの様に決定されているのでしょうか? 配合ゴムをキュラストメーターで試験を行い、最適加硫時間(t90)の数値は解るのですが、その数値から実際の試作、量産時の加硫時間はどの様にして決定されるのでしょうか?JIS規格(JIS K 6300)を確認してみましたが、t90が最適加硫時間と云う事しか書かれていません。以前勤めていた会社で、t90に+○分して加硫時間とすると教えて貰いましたが、何か規格等で明確にされているのでしょうか? 上司から適性加硫時間から実際の加硫成型時間を決定する根拠を説明する様 求められて困っております。その情報等が載っているサイト等も教えていただけると幸いです。宜しくお願い申し上げます。

  • シリコンゴムとの2次加硫

    PA6GF30%の樹脂成形。それをゴムのインサート成形で一体物にしたいと考えています。 ゴムがシリコンの為、2次加硫をかけます。 シリコンは200℃、4時間の2次加硫が必要ですが、 耐えられる樹脂と言う事で6ナイロンを選択しました。 もちろん、ゴムの成形で金型温度は150℃には耐えられたのですが、 ガラス30%が入ったものですが、2次加硫(200℃)では1時間もせずに変形してしまいました。 やはり66ナイロンを選択するべきだったのでしょうか? 6ナイロンでも融点が215℃位だったと思います。 初歩的な質問ですが、ガラス入りは寸法安定性の為だけで、耐熱には影響がないのでしょうか? 2次加硫の温度を下げて(150℃位)にしてもシリコンゴムの低分子シロキサンは飛ぶのでしょうか?? 原因と対策を知りたいです。 宜しくお願いいたします。

  • EPDMの加硫について

    電子機器メーカーに勤めているものです。 ゴムに関して初心者で、失礼な質問になるかもしれませんがよろしくお願いします。 基板の錫メッキ端子の腐食に関する調査を行っていて、ゴムから発生するガスが原因になっていることがわかったのですが、試験に使用したサンプル(メーカー)によって腐食の発生に違いが見られました。 何が結果に影響しているのでしょうか?教えてください。 ●試験条件  ・温度60℃、湿度90%の高温槽  ・サンプルと基板をシャーレに入れて保管 ●サンプル  ・EPDM 60度 黒(両メーカーとも)  →片方は加硫剤に硫黄を使用し含有率が0.5%とわかっています。(こちらで腐食発生) また、硫黄加硫とパーオキサイド加硫があると知りましたが、製品のコストや、技術的なメリット、デメリット、パーオキサイド加硫での腐食に関する情報があったら教えてください。

  • USB接続の、マイナスイオン発生器

      USB接続の、マイナスイオン発生器を買ったんですが。 その説明書で、 マイナスイオン発生濃度: 2.0 x 10 の 6 乗 /cm3 オゾン発生濃度: 0.048ppm 以下 とありました。 そこで、素朴な疑問なのですが、 ●マイナスイオン発生濃度については、なぜあんなまどろっこしい計算方法みたいな書き方がしてあるんでしょうか。思わず電卓で計算してしまいましたが、10 の 6 乗とか、それを2倍にしたりする経緯とか、根拠があれば知りたいです。 ●オゾン発生濃度については、どうやら体積で表示してあるらしいと、ここのログを見てわかったんですが、オゾンは個数にあらわすことってできないんですか? ●上記の数値の場合、実際にはどちらの密度が大きいことになりますか? 以上、お時間の空いた折にでも、お答えいただけたらと思います。よろしくお願いします。  

  • オゾンを水に溶かしたいのですが。

    個人的にオゾン水を作ってみたいと考えているのですが、以下の点についてどなたか簡単な情報でもあればお知らせください。 前提:10ppb程度の濃度のオゾン含有空気を作ることができます。 質問1)オゾン水を作ろうとすればバブリングのようにかなり大面積で空気と水とを接触させなければ溶解しないものでしょうか。 たとえば静水面に上記濃度のオゾン空気が接触しているだけでは溶解は期待できないものでしょうか。(オゾン空気にはある程度の流速を与えることができます) 質問2)水の温度は低いほうが溶解しやすいのでしょうか、それとも高いほうが溶解しやすいでしょうか。一般的には低いほうが溶解しやすいように思えるのですが・・・。 質問3)たとえば冷蔵庫で冷やした水(2の回答によってはお湯)を10ppbのオゾン空気中に放置しておいて、いくらかオゾンが溶解したとした時、この水はオゾン水として殺菌などに使えるものになるでしょうか。当然かなり弱いオゾン水でしょうから10時間程度の時間で殺菌効果が出てくればよしと考えています。 よろしくお願いします。

  • 10℃2倍則

    ゴムの劣化試験などの試験時間を決める際、よく「10℃環境温度を上げると劣化が2倍の速度で進むから試験時間は半分でいいよ。」ということを言われるのですがその根拠がわからなくて困っています。 アレニウスの経験則から導き出しているようなのですがどのような仮定の上で計算されているのかが不明です。 どなたかこの件に関することが記述されている書籍、文献等ご存じないでしょうか。

  • オゾン試験について

    基本的なことですみませんが教えてください。 ゴムのオゾン試験で50pphm×40℃×72時間の場合、通常使用で何年くらいに相当するのでしょうか? 文献等があれば教えてください。

  • フッ素ゴムの固着について

    電磁弁の弁パッキンをEPDMからフッ素ゴムへ変更したところ、固着と思われる現象が発生してしまいました。具体的にはある力で弁を閉じたまま温度加速試験をした結果、弁の引き上げ力がEPDMに比べかなりアップしました。 相手は銅合金で、ゴムとは固着することはあると思いますが、EPDM(ほとんど変化ありませんでした。ちなみにEPDMはPO加硫です)よりフッ素ゴムの方が固着しやすい理由がわかりません。 要因と対策の方向性につきご教示いだたきたく、よろしくお願いいたします。

  • 耐圧試験短縮の根拠は?

    定格電圧が、AC100Vの電子機器の、耐圧試験方法として、 ”AC1000V、1分間”が一般的だと思うのですが、 ”AC1200V、1秒間”でもよい。という話を聞きます。 生産工程上の全数検査に適用する場合、後者の試験方法の方が 時間短縮となるので、こちらを採用したいのですが、 「AC1200V、1秒間でよい。」という根拠がわかりません。 また、機器の定格電圧が100-240Vのワイド対応であった場合、 ”AC1500V、1分間”が一般的と思いますが、 これに対応した時間短縮の試験条件もあるのでしょうか? どなたかご存知の方ご教示願います。 lumiheartさんのアドバイスを参考に、日本電機工業会規格を調査したところ 以下の文が見つかりました。 ---- JEM1021「制御機器の絶縁抵抗及び耐電圧」 6.3 耐電圧試験の加圧方法及び加圧時間 試験電圧をゼロから一様な割合(電圧計で読み取れる速さ)で所定の試験電圧まで上昇させ、試験電圧に達した後1分間加圧する。1分間加圧した後は、できるだけ速やかに電圧を降下させつものとする。ただし、試験電圧2500V以下のもので多数個のときは、最初から試験電圧の120%の電圧を1秒間加圧してこれに代えることができる。 ---- 文末の"ただし、以降の部分が、正に "量産工程内であれば、規定値の1.2倍(1200Vもしくは1800V)の電圧で1秒間の検査でよい。」 という根拠になると判断しましたが、いかがでしょうか?

  • 対苛性ソーダ表面処理(防錆目的)

    下記条件に犯されない表面処理方法を模索中です。何かいい方法ないでしょうか?。 被表面処理材料:SS 表面処理目的:防錆(溶剤雰囲気中) 対薬品条件:苛性ソーダ/濃度5%:温度50℃:浸せき時間5H