- 締切済み
SUS316Lへの耐酸耐熱塗装の方法とは?
- SUS316Lの炉内に耐熱耐酸の塗装をしたいですが、適切な塗料が見つかりません。
- 強酸ガス雰囲気や高温環境での塗料の剥がれを防ぐ方法をご教授ください。
- パイロジンやC-1グラスコートはSUS面での固着力が出ず、剥がれてしまいました。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
SUS316Lの表面は結局錆びるのだから、SUSの不動態皮膜を使用する意味は殆どなくなります。 また、SUS316L内部に冷却水を入れていて、その錆防止でSUS316L使用なら、他の手法(メッキ等) で対応した方が良いでしょう。 結局、通常の鉄鋼に下地処理用の防錆処理をした後、ピンホールレス(…が無い)塗装するのが 一番効果的ですが、厄介なのは耐熱温度の400℃です。 さて、耐酸性がる表面処理は樹脂系ですが、耐熱温度が400℃の物は知らない。 ガラスで耐熱温度を強化できるが、ガラスが酸でエッチングされると、ピンホールレスの 塗装をしても意味がなくなります。 金メッキを以前依頼した事がありますが、その頃は半導体バブル全盛期だったし、金価格も 1000円/g前後だったので、稟議書も通りましたが、今は4000円/g強なので望み薄でしょう。 結局、セラミック系の塗装で耐熱性を確保し、耐酸性がありピンホールレス塗装ができて、 耐久性のある 物を商社さん等に確認しながら探すしかないでしょうね。 製鉄所関連で使用している塗装に、よい塗装があるように思えます。 回答ではなく、検討の手法のアドバイスになって申し訳ありません。
耐熱塗装は、熱に強い塗料で、種類により耐熱温度が違います。 (オキツモ、パイロジン、テルモ、ヒートップなどがあります) さて、何故塗装をするのでしょうか? また、SUS316Lを何故使用するのでしょうか? 塗装は、下地処理する必要があります。 油汚れ等を除去し、固着力を上げるために、表面をわざと錆させたりします。 ですから、SUSの不動態皮膜が邪魔になりますが、強酸ガス雰囲気で使用なので、 C-1グラスコート等はガラス成分も強酸ガスエッチングの危険があり、SUS316Lも、 錆びているのではないでしょうか? ですから、固着力をキープする土台が??ではないでしょうか。 以上により、補足要求します。
補足
後(ご)の先(せん)、アフターユー さん ありがとうございます。 お察しの通りです、現状は錆で茶褐色になっています。 SUS316Lの選定理由は酸ガス雰囲気ですので定期的に希釈及び除去を目的としたウエスによる水拭きで対応しようと酸に強い316Lを選定しました。 しかし、経時的な変化で錆が進み、今ではその進行を止められません。 その為、現在のSUS壁を磨き塗装コーティングをしようということになりました。 ちなみに、パイロジンとC-1グラスコートはテストピースとして新品のSUS316L表面を粗し塗装後炉内に設置しテストしました。
詳細不明ですが ご参考にどうぞ http://www.atengineer.com/search.nsf/corp?open&p=SSSS-69V8GU
お礼
gigigogoさん ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
お礼
ありがとうございます。 そうなんですよね、耐酸と耐熱が両立した塗料が見つけきれないのです。情報収集を継続してみます。