SS400の加工後の反りについて
- マシニングで堀加工をした際に生じるSS400の加工後の反りについて説明します。
- 加工条件を調整しても、0.5mm程度の反りが発生してしまいます。
- 理想的な反りは0.1mm以内であり、堀深さの差は0.02mm〜0.03mmです。また、ワークをテーブルに直置きせずに浮かせる方法も検討したいです。
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SS400の加工後の反り
マシニングで堀加工をしたときにでる反りについてご教授ください。 ワークの大きさ 30?×500?×500? 材質 SS400 これの中心に150?×200?深さ20?の堀加工です。熱がでないようにスローア ウェイの工具に切削液をかけたり切り込み量をすくなく、加工条件も落として みましたが0.5?程度の反りがでます。こちらの理想としては反りを0.1?以内 (堀深さの差を0.02?~0.03?)にできたらと思っております。あと、できれ ばクランプ方法もテーブルに直置きではなく、ワークを浮かせられないかと 思っています。 加工方法、使用する工具などアドバイスお願いします。
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材質がSS400で、そのまま加工しますと、端部切り取りブロックではそのように 大き目の反りがでるかもしれませんね。 他の回答者さんも記述しているように、残留応力除去の熱処理をするか、した物を 購入するかでTryした方がよいでしょう。
一度荒彫りして クランプ解除 再度加工 ただ底が10mmもあるのでそうひずまないと思うけど スローアウェイで加工する前に ドリルでぐずぐずにしておくのも手です ただ浮かせずべた置き もしくは正直台 or ジャッキで 底を受けておかないと逃げると思います
お礼
早速のご解答ありがとうございます。 荒彫りの時点で反りがでてしまうのでなんとも・・・ べた置きでも反ってしまうので、困ってしまいます。
残留応力の影響です。 板の内部はゴム紐が多数ピーンと張っていて釣合っているイメージ。 その様子は一方向に揃っているのか放射状に拡がっているのか、特殊なことをしないと見えない。 板はその状態で削られフラットになっているが、一部を削ることは特定のゴム紐を切ってしまうことになり釣合いが崩れて歪みが出現する。 加工条件について、ドライで触れない温度になるほど強烈なことをしないかぎり、あまり関係しない。 対策は ・応力除去焼鈍しをして残留応力を取除く。 ・事後なら平面の修正加工を行う。フライスよりも平面研削が望ましい。 精密な彫込みが必要なら、仕上削りを施す(切れるゴム紐は少ない)。 クランプ方法も大変重要です。 粗加工では負けないように頑丈に固定する。(開放すると歪む) 仕上加工は固定力を弱め、ワークを歪ませないことを優先する。底の平面度が悪いなら3点支持、他の固定点は豆ジャッキで軽く当たるだけにして全体を歪ませない。 ミスミのSS400プレートには焼鈍済/無の両方があります(有はサイズ小) 有でも 0.1 以下厳守はちょっと厳しそう。 厚さがあるから平面研削なら片面を削るだけでOKだが、薄物なら、片面削ると釣合い崩れ、反対面、もう一回と繰返さねばなりません。
お礼
早速のご解答ありがとうございます。 残留応力があるため、それを抜かない限りは平面研削してもらうしかないみたいですね。 加工の工程をなんとか少なく(マシニングの一回の加工で)しようにも無理なんでしょうね。 追記ありがとうございます。ミスミのプレートは使ったことがないので一度トライしてみようと思います。
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