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ゼロカットはよくないのか?
- 平面研削盤での加工において、ゼロカットがよくない理由について考えます。
- 奥から手前でスタートした場合、手前に戻る際に新たな切り込みを入れなければゼロカットになりますが、このゼロカットは望ましくないとされています。
- 往復運動によるゼロカットは加工品質に悪影響を与える可能性があり、常に切り込みを入れていく方が良いとされています。
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よくないと思われる具体的な理由は? それで仕上げた面が何か悪さをすることは無いでしょう。 ゼロカットは研削量ゼロではない。その前のパスで研削力に押され、機械が逃げているから、その分が切込み量として削られるのが理屈。 しかし砥石摩耗が激しく加工する面積が大きいと途中でカラ削りになるから、ムダに動いている。だから仕上がり面が途中で変わる、さらに甚だしい時は加工面が台形になったり、両側から攻めると中高の面になる。そうならないよう砥石、ツルーイングなどを工夫するのがテクですが なお現場ではゼロカットで充分通じますが、スパークアウトの方が一般的です。ネット検索!!ではスパークアウト500回というのが出てくる。
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このゼロカットというのはよくないのでしょうか? <回答(1)の通りだと思います> 奥から手前 手前から奥と毎回切り込みをいくらかでも入れていく 方がいいのでしょうか? <抵抗をかけながら仕上げた方が仕上げ面がきれいになる場合もあります。精度は出ないと思いますが それだけ軸が不安定なのかも> 同じZ切り込み量で、往復したらよくないというのは、機械の癖のような事ですか?奥から手前 手前から奥へ移動した時若干抵抗が変わる事があります。大型の平面研削盤ではよくある事で同じ切り込み量でも移動する方向で抵抗が変わります。
補足
ありがとうございます。 そういうことではないと思います。
粗加工の場合に Z切り込み → 奥から手前 → 手前から奥 → Z切り込み → 奥から手前 → 手前から奥 → Z切り込み → 奥から手前 → とやると時間が多くかかるかと。 粗加工の場合には Z切り込み → 奥から手前 → Z切り込み → 手前から奥 → Z切り込み → 奥から手前 → Z切り込み → 手前から奥 → とやった方が時間が少なくてすむかと。 仕上げの場合には Z切り込み → 奥から手前 → 手前から奥 → 奥から手前 → 手前から奥 とやります。これをスパークアウト って言います。
補足
ありがとうございます。 同じ高さで2往復するのですね。
私も貴殿が(ゼロカットは良くない)と考えられる理由が良くわからない。 通常、スパークアウトはやってあたり前 何か加工上で問題でも発生したのかな? 機械の剛性から考えると、たとえ砥石が磨耗しなくてもスパークアウトは必要と考える。 砥石軸にダイヤルあてて指で押すだけで 0.001~0.003 は簡単に動く 出来るだけ精度良く加工しようとすればスパークアウトは必要です。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 往復するまえに切り込む様な事を言われたことがあったからなのですが、 それは粗加工の場合ですね。 加工面積が大きい時にはスパークアウトで、砥石の接触時間がながくなると、 砥石がちびて高さが変って、しまうから良くないとかいうことはないですか? まあスパークアウトしない場合は剛性の面で逃げるからそちらでも 高さは合わないでしょうか?
補足
きいたことですが、 砥石は砥石自身がちびりながらワークを削っているので、 大きめのワークになるとZをおろして削り始めた位置とY軸が反転する 位置では砥石自体の高さがちびた分小さくなっており そのちびりの分削ってきた上面は厳密にはすこし斜めになっているので、 その差を小さくし平均化するためにZをおろす 位置を ワークの端で 交互に変えて行うことによってそれを少しでも 平均化するということでした。