プリント基板のキリ(ドリル)について

このQ&Aのポイント
  • プリント基板にピンを圧入し、治具を製作する際に使用するキリ(ドリル)の細さや穴径の測定方法について質問します。
  • ピンの太さや金メッキ厚さ、基板屋で用意できるキリのサイズについて検討し、最終的には0.45mmのピンと0.50mmの研磨品ドリルを使用して穴を開ける決着になりました。
  • 研磨品ドリルの細さや穴径の測定方法については不明であり、自分自身で顕微鏡で測定しましたが、信用できる精度にならず参考程度にしかなりませんでした。
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プリント基板のキリ(ドリル)について

いつもお世話に成ります。 プリント基板にピンを圧入し、治具を製作する案件が有りました 既に納入済みなのですが基板屋さんと色々膝を詰めて検討した中 で判らなかった事柄について質問します。 ・太さ0.45mmのピンが有る(釘と同じ形です) ・別途、金メッキ厚は0.005~0.01mm ・基板屋で用意出来るキリは太さ0.45mm その次が0.50mm ・試作で0.45mm と0.50mmの二種類の穴を開けた ・ピンの圧入を試みた、0.45mmは全く受け付けず0.50mmはユルユル ・最終的にピンは太さ0.45mm+メッキ厚、且つピンの途中を一部潰して  平たく成っているものを採用 ・ドリルは0.50mm「研磨品」で開けた ・穴の内壁にピンの潰した部分が食い込む様に叩き込む方法で決着 ・基板はガラエポ、厚さ2mm、スルー穴のメッキ無し   この時に聞いたのですがドリルは超硬ドリルで何度も繰り返し 使用する為、「研磨品」を使用すると穴径が少しずつ小さく成っていく だからそれを利用して0.50mm研磨品の限度的なドリルで穴を 開けました、との事、それで決着しました。 ***質問*** ?この研磨品ドリルというものは一般的にどの程度細くまで 使用するものでしょうか? ?穴径はどの様な方法で測定するのですか? ?はPCに接続出来る200倍の顕微鏡で自分なりに測定しましたが  何だか精度が信用出来ず参考程度にしか成りませんでした。 宜しくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

?基板ドリルビットはユニオンツールというメーカが圧倒的シェアを取ってる。そのHPでも再研磨の技術解説をしてるが、ここでは巨大メーカのカタログP.19 をみて下さい。 ビットの先端形状に2タイプ有り、ストレートタイプとアンダーカットタイプ。 後者は図のように先太の?マージン長?がある。これが無く同径だと穴が深くなるにつれて周囲が当たって摩擦が増えてしまうのを防ぐ為に同径部を限定している。 ストレートタイプは全長均一に同じく先太にしている(逆テーパ) 両方とも使込むにつれ、切れる刃先(長さ方向)が減るが、摩擦によって径方向も減る。 再研磨はマージン長が無くなるまで削れるが、径方向は減った分を増やせない。 その限度はアンダーカットタイプで先太部が消滅するまで。ストレートタイプは測定して先細になるまで。 値は書いてない。私も実際の作業経験が無いので、絵からは径0.02mmぐらいと推定します。 その前頁にあるように再研磨はシステム化されてます。 機械はビットを百本位用意して、連続交換して作業し、単価も非常に厳しい業界なので工具も極限までケチらないことには・・・ >?穴径はどの様な方法で測定? ピンゲージで入る入らないで測定する。 セットでも単品でも買える。@2千ぐらいかナ? 高級品はキリガナイ ガラエポはゲージを摩耗させやすいので最安品を。

参考URL:
http://www.kyocera.co.jp/prdct/tool/pdf/catalog_pwd.pdf http://www.adachisogyo.co.jp/handling_goods/eisen_pingauge.htm
noname#230358
質問者

お礼

こんばんは。 ご丁寧な回答、誠に有り難う御座います。 主なメーカー、ドリルの種類、再研磨がシステム化されて居る ピンゲージでの測定、どれも大変有益な情報でした、基板屋の 言っていた事がこれで理解できた様に感じます、発案、設計の 不味さも有ると思いましたが一週間程度の納期ではなかなか厳 しいのも現実でした、大変有り難い情報、重ねまして御礼申し 上げます。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

?この研磨品ドリルというものは一般的にどの程度細くまで 使用するものでしょうか? orz ドリルの再研磨は短くなっていくだけで 細くはならない (鉛筆を削るようなイメージです) この時点でシロート同士の会話だと推測される また、0.5mm程度のドリルは再研するより 買ったほうが安いので普通は使い捨て ?穴径はどの様な方法で測定するのですか? 光学系の顕微鏡を使って測定 >>PCに接続出来る200倍の顕微鏡 なんかよりはるかに高性能なもの や レーザーを使ったものなどある http://www.keyence.co.jp/henni/3jigen/ks_1100/?aid=g1d1000a102kw88382 もちろん高い >>プリント基板にピンを圧入し、治具を製作する案件が有りました そもそも、無理な設計 0.5mm程度ハメアアイ公差穴を上記みたいなこと言ってるようなところでは 加工は無理 私なら 加工の場合 0.3のエンドミルで真円加工で広げていく もちろん測れないので現合わせになるが 設計の場合 そんな構造にしない お金持ちの基盤屋さんですね ドリルの研磨は先端を鉛筆みたいに削ると簡単に書きましたが 結構複雑な形状をしています ttp://secsuzuki.blog19.fc2.com/blog-entry-498.html シンニングや刃の刃幅の均等性など 複雑な加工です 一般にドリル研磨機も販売されていますが 3mm以下のドリルは先ず研げません 専用機が必要になる明けです 普通のラインではドリル長が決まった値でしか削れないので ハイスのドリル 0.2~0.9 http://ha.monotaro.com/p/9968/ 千円台 3.0~3.9 http://ha.monotaro.com/p/9975/ 500~600円半ば この値段の違いは材料費は小径のドリルのほうが安く そのほとんどが研磨代です まあ、研磨すればドリル代は見かけ上安くなりますが 最研磨したドリルでは、品質トラブルが起こりやすいので 小径のドリルは結局買ったほうが安いです (相当数まとめれば安くなるかもしれないが) 悪いこと考えれば、メーカなら再研代もらって 新品のドリルを出したほうが儲かるような気がする 3mm以上のドリルにいたっては、研磨機が 5万ぐらいで買え http://www.pa-man.com/item/detail.cgi?order_cd=38153000 研ぐのも簡単でので 再研磨したほうが安いです(品質トラブルを考えても)

noname#230358
質問者

お礼

こんばんは。 大変ご親切にご回答頂き有り難う御座いました。 基板屋に確認しましたが「ドリル径より大きくなる事は無いが細くなる事は 再研磨に依って有る」との事でした。 有り難う御座いました

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