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キー溝寸法について
- キー溝寸法について質問させてください。
- シャフトに長さ22の両丸キー(10X8-22L)のキー溝長さを図面指示するとき、寸法公差無しの22を記入すれば宜しいのでしょうか。
- 両角の場合は長さ方向に寸法公差はいらないと教わりましたが、両丸の場合がはっきりわかりません。
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30年程前の話しですが、22Lには公差はいらないと教わりました。 理由は、キー溝とキーの幅を規格通りに加工しても、特に溝の平行度等の問題で、 セットができないので、現場で修正してセットするからでした。 また、両丸キーは合わせ難いので、極力使用を避けるようにでした。 さて、大きな部品では合わせに時間と費用が掛かるので、 キー溝の幅をH9にしたり、ボス側の溝幅をE9にしていました。 (有名な**重工の内部規格でした。但し、強度計算に余裕がある時のみですが) ここ最近は、工作機械も良くなってきているので、h7に対してE9位な長さ方向の 余裕をもって公差を決めるか、 ボス側のキー溝上にセットねじを切り、キーが遊ばないように固定できる仕様なら、 -0.2~-0.3程度でもよいと思います。 以下のURL内容も確認してみて下さい。 http://kousyoudesignco.dip.jp/mechanical-ROD.html 以上、
先生を困らせる良い材料。ネットで出てこない。 某設計士のこんなサイトもあるが、殆どイミフ <答えは 普通寸法差の中級です。だから寸法公差を入れない> JISB0405普通公差 には片側公差なんてのは無い。勝手な拡張になり、規格としてそのような余地はない。 それに適用するのは最低限(JISB0405、公差等級)を示す必要がある。 <などと規格に定めてある会社も有ります> 冗談でしょう JISB1301 キー及びキー溝 付表1の下の注1に目立たなくさりげなく Lの寸法許容差は、h12 とする 余程根性いれて規格を精査しないと見えないナ キーは上記の公差だけど、キー溝の形状を付表4で定めるとあるが、両丸の形自体が書かれてなく L も無い。そうなると <などと規格に定めてある会社も有ります> は強ちオカシイとは言えない。キーの公差から H12 を持ってくるが妥当かもしれないが
お礼
参考のサイト確認致しました。 色々な考えがあるのですね。とても勉強になりました。 有難うございました。
長さ方向は機能的に大きくてもいいので大きめにする もちろん小さいとと入らないから 22と記入すると入らない場合も出来るよ
お礼
ご回答有難うございました。 やはりすこし長めの溝にして止めネジ等で固定する方法が妥当なのでしょうか。勉強になりました。
弊社の場合、キーの長さを溝にあわせて現合で加工するので、寸法公差を入れたことがありません。両角、片丸、両丸すべて同じ。 平行キーは普通に売っています。300mmの長さのものが定尺だったと思う。 これを購入して必要な長さに切断して使用します。両丸のキーはR部を社内で削って製作します。 回答(3)の方へ。 L寸法はキーの長さでは? キー溝の加工寸法では無いと思います。 ついでに。 キーや溝の面圧計算をして、キー長さが充分なら、両丸のキー溝の中に両角のキーを入れて組むこともある。溝のR部にはキーありません。 ホローシャフトタイプの減速機を軸に組み込むときによく使う。 キー溝が両丸になるのは、加工上の都合です。充分以上の溝長さになるよう設計するので、溝長さに公差を入れたことは有りません。
お礼
御回答頂きまして有難うございます。 もうひとつ教えてください。JISの平行キーなどはどのように手配するのですしょうか。両丸のキーなどは製作することもあるのでしょうか。 教えていただけないでしょうか。宜しくお願い致します。 追記の御回答まで頂き本当に有難うございます。 一般的に長さ方向の公差は入れないのですね。なるほど現場で調整して挿入するのですね。キーの手配も良く解りました。とても勉強になりました。 有難うございます。
お礼
ご回答有難うございます。 各会社の内部規格などによっても違うのですね。 勉強になりました。