樹脂(ASA)の薬品への影響度と肉厚について

このQ&Aのポイント
  • 樹脂(ASA)が薬品への影響度について教えてください。
  • 基本肉厚2mmの樹脂にエステル系の薬品を塗付し冷熱試験を行うとクラックが発生します。
  • 肉厚を?mmに設定すれば、樹脂は薬品の影響を受けずクラックが発生しないのでしょうか?因みに、PP材では2mmでもクラックが発生しませんでした。
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薬品に対する影響度について

樹脂(ASA)が薬品に対する影響度について教えてください。 基本肉厚2mmの樹脂にエステル系の薬品を塗付し冷熱試験を行うと クラックが発生します。 では、この肉厚を?mmに設定すれば、樹脂は薬品の影響を受けず クラックが発生しないのでしょうか? 因みに、PP材では2mmでもクラックが発生しませんでした。 宜しく御願い致します。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

一度、樹脂の特性表をネット検索して、見つけて下さい。 そして、用語検索もしてみて下さい。 耐薬品性で、表面が劣化(微小な凹凸)が起こり、熱の収縮応力の 集中が発生。微小クラックが発生し、成長して目に見える(漏れが 生じる)クラックとなっている様に思います。 応力集中は樹脂ではなく鉄鋼ですが、原理は同じなので以下のURL http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch02/ch02_01.html で確認ができます。樹脂類の特性は、以下のURLの項目をクリックすると http://www.packing.co.jp/ 確認できます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

熱冷のストレス+残留ひずみによるいわゆる環境応力割れ(別称:ソルベントストレスクラック)だと思われます。 割れないようにするには、ストレスを低減するか環境応力割れに強い樹脂にするかとなります。形状がわかりませんので肉厚設定まではこの場では無理ですがCAEなどで発生応力を確認されてはどうでしょう。 メーカーに言えば該当グレードの臨界ひずみデータをもっていると思います。 他には、耐薬グレードに変更するのも手ですかね。 ちなみにPPは結晶性樹脂である種の界面活性剤を除いて環境応力割れには強いとされています。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 とても参考になりました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

肉厚2mmでクラックが入るものなら、例え何mmの厚さにしてもクラックの 入る危険性はあると思います。 クラックは表面層でも一部入れば、そこを基点に成長していくと思います。 樹脂の変更を考えられる方がよろしいかと思います。

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