アルミ加工についての相談
- アルミの加工を専門に始めるにあたり、ファナック製のロボドリルでの簡単な加工を試していますが、切削油が必要かどうか悩んでいます。
- アルミ加工について相談です。形状は10mmの板圧にボスが立っており、穴加工もあります。現在の設備はファナック製のロボドリルで、クーラントはエアーブローのみです。切削油なしでも加工が可能かどうかご意見をいただきたいです。
- アルミの加工について相談です。樹脂の加工を専門に行っていましたが、アルミの加工について困っています。形状は簡単な形で、10mmの板圧にボスが立っており、穴加工もあります。現在の設備はファナック製のロボドリルで、クーラントはエアーブローのみです。切削油なしでもアルミの加工が可能でしょうか?
- 締切済み
アルミ加工について
今まで樹脂の加工を専門にやってきたのですが アルミの加工を相談され困っています。 形状は10mmの板圧にボスが立ったり、穴加工 があったりと簡単な形ではあります。 設備はファナック製のロボドリルを使用している のですが、専門が樹脂のためクーラントはエアーブロー のみです。 簡単な加工を一つ取ってみても、アルミ加工に切削油 なしでは不可能なのでしょうか? とりあえずは今の設備で色々と試してみようかと思っては いるのですが、少しでもアドバイスが頂けたらとココに 投稿してみました。 よろしくお願いします。
- マシニングセンター
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溶着防止として、エンドミルもドリルもアルミ用 (コーティング無しの超硬合金)をお奨めします。 おそらく樹脂加工に使われていらっしゃる工具も 同様かと。 アルミ展伸材であれば、回答(1)さんのDLCコーテ ィングエンドミルも適しています。 ノズルを分岐させて2方向からエアブローすることも 一案です(溶着&切屑の噛み込み防止)。
アルミの材質にもよるかも知れませんが、 ごく一般的なアルミ材であれば、エアーブローだけでも十分に加工できます. アルミは熱伝導率が高いので、切削熱が蓄積し難いですし、 延性も良好で軽いせいか、そもそもの切削熱が発生し難い面もある様です. 熱伝導率が低く、往々にして粘りが強い傾向のある樹脂と比べたら むしろ削り易くも感じられるかも知れません. 逆にアルミは、切削液を使った場合には、切り屑が根本的に浮き易いため、 とくにチップコンベヤで切り屑を分離している様な場合には 切り屑の始末に往生する様な話も耳にしますね. 被削材の溶け易さは樹脂の方がむしろ著しいかも知れませんが、 アルミは溶着による構成刃先が問題になる事があります. ※構成刃先: 溶けて凝着堆積する事により実質的な切れ刃が成長する現象; 精度や仕上がり品位に悪影響 ただ、この構成刃先に関してはスクイ角や切削速度の設定、 切れ刃へのコーティング処理などである程度抑制できます.
お礼
ありがとうございます。 とても丁寧な解説に感謝いたします。 技術に対して、真剣に取り組んでおられる方だと感じました。 アドバイスを参考に、失敗を恐れずにチャレンジ精神で 頑張ってみます。 何とか物にしたいですからね。
乾式でもアルミなら大丈夫です 溶着には気をつけましょう
お礼
ありがとうございます。 チャレンジする勇気が湧きました。 色々と試行錯誤をし、頑張ってみたいと思います。
弊社では、グラファイト加工機でたまにアルミの切削をしてますよ。 条件は時々によって多少違いますが、基本的には使用するツールの推奨条件に合わせています。 もちろんそれらのツールはアルミ専用です。 切削油についてですが、 弊社では超切削スプレーなる商品を使用しています。 加工前にワークに吹き付けて使用しています。 参考までにリンク張っておきますね。
お礼
ありがとうございます。 超切削すぷれーとは、魅力的な商品があるんですね。 コストも安そうですし、ぜひ試用してみたいと思います。 加工も工具の推奨条件を基準に、色々と試して見たいと 考えています。 心強いアドバイスに感謝いたします。
主軸の回転数が、8000~10000くらい回るのでしたら DLCコートの工具で、ドライ加工可能です。 切削液をかけたほうが、溶着は、避けられますが。
お礼
ありがとうございます。 工具はエンドミルで言うと、直径4~6mmでの 加工になると思います。 主軸は10000回転での使用は十分可能ですので、 問題なさそうですね。 DLCコートの工具がないので、調べてみたいと思います。 アルミの切削の注意点の上位はやはり「溶着」みたいですね。 工具・主軸回転数・切り込み量・送り速度の設定を色々と 試してみます。
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