ロングのテーパーエンドミルを教えて下さい

質問

型の樹脂加工で、高さがあるものが多く、できるだけ１発で削りたいので、全長、首下長さ、刃長ができるだけ長い物を探しています。直では日進の樹脂用エンドミル(クリアカット)以上のものを見つけられません。また、テーパーではＯＳＧのものが見つけた範囲では一番長いものですが、他にもあるのでしょうか。テーパーエンドミルの場合はできるだけ角度が少ないものが良いので３０分の角度のものが希望です。

直、テーパーで上記のものよりも長いものがありましたらぜひお教え頂きたく宜しくお願い致します。

アドバイス誠にありがとうございます。

情報が不足していました。
ＯＳＧのＤＩＡ－ＰＣ－ＥＢＤというのがあり、１Ｒ×テーパー角３０'×首下１００全長１６０というのがありますが、これと同等か、それ以上を探しています。

削り込む高さが１００ｍｍ以上あるものが結構あり、全て１発では削れないのですが、可能な限り１発で削りたいのです。段積みで削るのは非常に手間と時間がかかるためです。長さがないと物理的に削れないものが多いので、より長いものを探しています。長くて細いと扱いにくいですが、回転数と送りを調整すれば削れるので、その方がメリットが多いです。(段積み、別加工にて張り合わせよりも)

上記のもの同等、もしくはそれ以上長いものがあれば、具体的にご教授いただけますと幸甚です。

回答No.4

noname#230359

長く近接性の良い高精度なホルダーをおススメします。
さらに加工によっては5軸の機械があるといいが。
焼きバメか、油圧締め付け式のハイドログリップ。油圧式の方がコレット使えるし、焼きバメ用の装置がいらないのでお手軽かも。サンドビックだと油圧式のチャックで、細いペンシルタイプのものが出ています。振れ精度は焼きバメ同等です。
工具の突き出しがロングになればなるほど、ビビリが発生しやすいし、面も荒れますから、まずは、メーカーへご相談なさるのが最良かと。

回答No.3

noname#230359

金属加工用ですが、日立ツールのエポックターボリブは如何でしょう。
物凄く深堀りできそうですが、樹脂だとムシレが生じるかもしれません。

オーエスジーのエンドミル凄いですね。
しかもダイヤモンドコーティングですから、これを凌駕する標準品を見つ
けることは至難かと。

?特殊で製作してもらう
　（但し適正切削条件を探すのに苦労しそう）
?焼きバメシャンクの適用を検討する
　MSTコーポレーション（http://www.met-corp.co.jp）
　にCS12なるスリムなタイプがあります。
　・把握部肉厚1.5mm→エンドミルシャンク径φ6により把握部φ9
　・テーパ角：3度
　・首下長さ：35mm，55mm，80mm，110mm

参考URL：

http://www.hitachi-tool.co.jp/j/products/new/etr/pdf/etr.pdf

補足

毎度アドバイス誠にありがとうございます。

やはりＯＳＧのもの同等以上はなかなかないようですね。ダイヤモンドコートでなくてもいいのですが、長いものはなかなかないようです。日立のペンシルネックが刃長がもっと長ければいいのですが、ＯＳＧの半分しかないので刃長不足で削れないケースが多いです。ＯＳＧは価格が非常に高いので、折ったら悲劇です・・・。

特殊製作はご指摘通り適正切削条件を探すのに苦労しそうなのと、手配に時間がかかりそうなので今のところ検討していません。

ちなみに樹脂(ケミカルウッド)の切削条件としては、Ｒ１でＯＳＧのように(または日進のクリアカットのような)長い工具は、どのくらいの回転数、送り、Ｚ切り込み量が良いのでしょうか。一例で構いませんので、お分かりであればアドバイス頂けますと幸甚です。

焼きばめですが、以前検討していました。かまぼこ型の形状を削る場合は非常に有効ですが、立ち壁の勾配が１度を切るような低勾配壁で１００ｍｍのような高さがある形状を一発で削るには、やはり刃物自体が長いものがどうしても必要になります。そのような理由から、今はより長い刃物を探しています。

回答No.2

noname#230359

径やボールなのかストレートなのかわかりませんが
軸径６　の　R3　のロング　とか
あまりメジャーじゃありませんが
軸径４　の　R2　の　ロングは　重宝しますよ

ミーリングの場合　結構懐が大きいので　短く使う時は　クランプ量を多くし　長く使う時は　クランプ量を少なくすればいいから

回答No.1

noname#230359

極端にエンドミルが長いと

工具自体の逃げが大きくなり、加工精度に影響する。

工具がびびり、加工面が荒れる

等の心配がありますが、大丈夫ですか？

送り速度や、回転数を落として加工するなら、無理に長い工具を使わなくても、現状の工具で工夫して加工したほうが早くて正確に加工出来ることもあります。

どうしても、長い工具で加工したいが、長い工具が見つからない場合、最後の手段として既存（既製品）の工具を好みの角度に再研磨する方法もあります。

詳しい事はお付き合いのある工具屋さんに確認して下さい。