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月よおまへは何処へ行く
惑星は、お互いに離れて行くと聞き及びます。 それは地球と月の間でも例外でないそうです。 平安時代にはもっと月は大きく見えただろうと言われていますね。 さて、この月、どんどん地球から離れて、一体何処へ行くのでしょう。 他の惑星に捕られてしまうのか、それとも小惑星帯で留まってしまうのか、疑問です。
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地球と月は互いの共通重心の周りを公転しています。地球は月から受ける潮汐力の影響で自転角速度は次第に落ちています。潮汐力とは月が地球に与える重力的影響のせいで地球自体に変形を与えようとする力です。 http://www12.plala.or.jp/m-light/Distance.htm このサイトによると月の潮汐力により地球の自転が止まると(月に対して同じ面を向けて公転するようになると)、それ以上軌道は落ちなくなります。その頃の地球の自転周期は今の40倍くらい、月と地球の距離は50万キロほどになるらしいです。 それから少し月は地球に近づき、太陽の終焉までそのままであるとこのサイトでは読めます。太陽は大爆発を起こし赤色巨星を経て最後は白色矮星となり大きさも現在の地球くらいになるそうです。 我が地球と月のその後の運命ですが、いろいろな説があります。このサイトに書いてあるように太陽系外にはじき飛ばされるとしたら、その加速度に地球の剛性が耐えられるのかどうかわかりませんが、耐えられれば黄道方向に飛ばされるのではないでしょうか。 私の個人的な考えですが月も地球もバラバラになり星雲を構成する物質として太陽系のあたりを漂うことになるのではないかという気がします。あるいは部分的には白色矮星となった太陽の一部となることもあるかと想像しています。 ただそれよりずっと速くアンドロメダ星雲と銀河系との衝突合体が起こるといわれていますので、より劇的な変化に見舞われる可能性もあると思います。また太陽系内の天体衝突も長いスパンで見れば確実に起こるでしょう。そういう可能性まで考慮に入れれば予測はつかないのかもしれません。
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- senrioka
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専門家ではない全くの素人で申し訳有りませんが・・・ 月は毎年約3.5cmづつ地球から離れていくと聞いたことがあります。この数字で逆算すると平安時代は今より40mくらい地球に近かったことになりますが、月までの距離(約37万4千kmだったかな?)から見れば取るに足らない距離ですので、実際に月が大きく見えたということはないでしょう。空気が澄んでいたために、鮮明に見えたということは考えられますが。 で、何処へ行くのかということですが、あと50億年くらいかかって50万kmくらいまで離れると今度は徐々に接近し始めて計算の上では地球に衝突してくるとのことだったと思います。 ただ、実際にはそれより先に寿命を迎えた太陽が膨張し、地球もろとも太陽に飲み込まれるらしいです。