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モータのベアリング交換方法と温めることの是非
- モータのベアリング交換を行う際に、工具・道具が揃っていない場合、内輪径に合わせた配管を使用して叩いてシャフトに入れる方法があるが、長期的な観点からは望ましくない手法である。
- 以前、経験者の先輩からは、乾燥機でベアリングを温めることで簡単に取り付けることができると聞いたが、上司からは温めすぎるとグリスが溶ける可能性があるため、注意が必要と指示があった。
- ベアリングの温め方によって最適な設定温度や時間は異なるが、基本的にはベアリングが1年以上持つことができれば問題ないと考えられる。しっかりとした方法でベアリング交換を行うことが望ましい。
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80~100℃位を目安に適当に温めます。 温めすぎが心配でしたら、軸を冷しましょう。
具体的にどの様なベアリングなのか不明ですが 通常のモーターならばZZなどのシール付きですね。 内輪径に合わせたパイプなどで圧入は正しいと思いますよ。 圧入ガタイプの軸受なら そのままでも大丈夫です。 簡単な治具ならボール盤や旋盤の動きを利用して圧入可能です。 叩いて挿入よりも安全ですよ。 ベアリングを熱することは別に悪い事では無いのですが もたもたと時間が かかるとすぐ軸に熱が移って意味がありません。 非常に手早い作業が求められます。 僅かな隙間嵌めの場合は有効に思います。 温度はグリス封入タイプなら100度程度まではグリスの使用範疇に入るはずです。 ポイントは分解持に傷を付けない様注意する事 傷が付いた場合は綺麗に傷取りをする事 経験上シール部に傷を付けたり余程無茶な叩き方をしない限り 1年や2年で請われることはありません。 訂正 誤>1年や2年で請われることはありません。 正>1年や2年で壊れることはありません。 すみません。
理想を言えばベアリングヒーターの使用ですが、治具を用いて叩いて挿入することも結構ありますし、プレスと治具を用いて圧入する場合も有ります。 時と場合で色々な方法がありますので、臨機応変に対応できる知識と経験と技能があれば「~はダメ」という事は無いと思います。 http://www.etoh-inc.com/index.html ベアリングヒーターの場合は設定温度で自動停止させることが出来ます。 120度以上はグリスが溶けてきて、そのうち煙がでます。 はめ合いによっては70度では加熱不足の場合がありましたので、私は100度程度を基本にしています。
1年もてばよくて、グリース封入されたシールド・シールタイプ(ZZやDD) だと限定した上での話ですが 電磁調理器で加熱できます。温度を測定しながら100℃くらいまで加熱すればいとも簡単に取り付けできます。 ただし、シールド・シール等のグリース封入タイプでなければお勧めできません。 理由は電磁調理器で加熱するとベアリングが磁性を帯びて鉄粉を吸い寄せてしまうからです。 また、乾燥機のような雰囲気で加熱するのは時間がかかるのでグリースが流れ出る心配があります。 グリース封入タイプはなるべく短時間で加熱する必要があります。 開放型であれば何時間かかってもいいです。 通常のベアリングは120℃までは加熱しても大丈夫です。 それ以上の温度では変形の恐れがあります。 ところでベアリングの型式は何でしょうか 型式がわかれば軸径もわかるし、もっといい方法があるかもしれません。 回答2さん、3さんがベアリングヒーターについて説明しています。 ベアリングヒーターを購入するのが一番いいのは確かです。 一度焼きばめを体験したら、パイプで打撃という方法は馬鹿らしくて誰もやらなくなります。 ベアリングヒーターは安いもので20万くらいします。購入できるならばそれが一番です。 インダクションヒーティグで脱磁機能付きのものを選定してください。 購入する予算がなければ1万くらいの電磁調理器でも代用できます。 それで回答1の回答をしました。