コレット材質選定はSKS5 or 51の低C材焼入焼戻が適切か

このQ&Aのポイント
  • φ10程度の丸部品を受け取る為のコレットを作成しているが、根本部分の耐久性が無く25万サイクル程度で折損を起こしてしまう。
  • 現状の材質はSKS3を低硬度で使用しているが、SKS5 or 51の低C材焼入焼戻にするべきか悩んでいる。
  • SKS5 or 51の丸材はメジャーな材質かどうかを知りたい。購入商社には頼れないため、常識的な意見を求めている。
回答を見る
  • ベストアンサー

コレット材質選定

初歩的な質問で恐縮です。 φ10程度の丸部品を受け取る為のコレットを作成しているのですが(工具把持用のコレットより動きが大きいです隙間が直径で1mm程度)コレットの根本部分の耐久性が無く25万サイクル程度で折損を起こします。 現状の材質はSKS3を低硬度で使用していますが、SKS5 or 51の低C材焼入焼戻にするべきかと考えているのですが、SKS5 or 51の丸材はメジャーな材質なのでしょうか? 購入商社は全く当てにならないため、常識のお話しで結構ですのでご教授願います。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数2
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.1

>SKS5 or 51 は刃物用の帯鋼ですから、丸棒は入手困難でしょう。 軟らかい合金工具鋼というのは用途が少なく、SKS43とか規格にあっても入手は困難なようです。 もう少し軟らかくなると、SCM440などの範疇になります。 SKS31を更に軟らかくするしかないでしょう。それとSKS5を同程度の硬度にして差があるのかも疑問です。 それより、形状を変えられたらどうでしょうか? コレットの外形状は相手があるから無理としても、 ●内形状の変更で薄くする ●割数を増やす(4→6とか。断面の湾曲が減るので弾力性が増す) 用途からして、強力な把握力は要らないかと思いますし、耐摩耗性は先端部のコーティングで対処出来ます

noname#230358
質問者

お礼

的確なアドバイス感謝致します。 SKS3での問題は、熱処理を安定させるのが難しく寿命にバラツキが有ることでした。 これをSKS5に替えることで熱処理を安定させることが出来ないか?が出発点でした。 コレットに必要な条件は、把持表面硬度+大きな弾性限+疲労強さとなるかと思いますが、仰るようにこれを材質でコントロールするのは難しいのでしょうね。 現状稼働中の機械に取り付く部品なので、形状を変えるのは大きなリスクとなり躊躇していたのですがやってみる必要が有るかもしれませんね。 しかし、内容の薄い質問からこれだけのアドバイスを提供頂けるとちょっと驚いています。まさか客先のご担当者様ではないですよね・・・ いやいや、どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

一般的にはコレット素材としてSUP材を 使用しているメーカーが多いと思います。

noname#230358
質問者

お礼

詳しくは調べていないのですが、工具把持用であればSKS3だったようで、先任の担当はSKS3を選択したようです。SUP材も改めて検討しましたが、こちらも丸棒が有るのか+熱処理はどのようにするの?と未知の内容が多かったのでSKS5に絞った次第です。実に難しいですね。

関連するQ&A

  • バッキングプレートに関する質問

    金型設計時にバッキングプレートの焼入れ焼き戻し(材質SKS SK3) の必要性を指摘時に金型設計者にバッキングプレートが硬いとパンチの破損の恐れがある為 材質をS50Cで焼入れしないほうがいいとゆう回答でした バッキングプレートはパンチの反力を受けるため ある程度の硬度は必要かと考えてます(HRC 56程度) 間違ってますでしょうか、 又 なぜバッキングプレートの硬度が高いと パンチ等が破損を起こすのでしょうか 御回答御願いいたします

  • 硬度が得られなかった場合

    お世話になります。 熱処理について初歩的な質問です。 SKS等をガスバーナーで焼入れ焼戻し処理を自分で行うことがあります。 明確な温度管理は出来ませんので、色を見て焼戻しの判断をしています。 もし、戻しすぎて硬度が低下してしまいヤスリが入ってしまうようなとき(狙った硬度が得られなかったとき)再度焼入れからやり直すことは可能なのでしょうか。 ご教授ください。よろしく御願いします。

  • 浸炭焼入れ焼戻しの硬度

    歯車(材質は焼結合金)を、浸炭焼入れ焼戻しにて硬度HRA50以上と図面に記載されています。 質問 ?浸炭焼入れ後は必ず焼戻しをするものでしょうか? ?焼戻しをしない場合、硬度は高いのでしょうか? ?HRA50ではあまり焼きが入っていないのではと考えます。  硬度としてはいくらくらいが普通でしょうか?

  • ネジの材質 熱処理

    NC旋盤(オークマ)の外形バイトを固定する六角ボルトM10(ボルトのヘッド側でバイトを押さえ込んで固定する)を作成しようと思うのですが、材質SCM435の調質でHRC20~25と焼入焼戻しでHRC40~45のどちらかを考えています。  絞め緩めの際、ねじのヘッド部がナメルことがよくあることから、焼入れ焼き戻しで、硬い目のネジを作成しようと考えていますしたが、上司より機械の衝突の際の衝撃吸収のため硬すぎるのも良くないといわれたのですが、衝撃の吸収にネジの硬度は関係あるのでしょうか…?  材質、熱処理等で最適なものがあれば教えてください、よろしくお願いします。

  • 機械部品の材質・熱処理の考え方について

    機械設計の際の回転軸やスライド部等、どのような基準や根拠から材質や焼入れ硬度等を選定していますか?(例えば某商社のカタログに載っている回転軸もS45CのままのものやSCMの調質品等ありますよね?)ご指導頂きたくお願い致します。

  • 熱処理について

     毎回、お世話になっています。 熱処理につきまして、ご教授願がいます。   工具鋼 SKS-93 の熱処理で、私の無知から今まで焼戻し後の硬度をHRC60 と指定していました。 しかし、再確認したところどこの文献を見ても焼戻し温度180°で硬度が HRC63になっており、今回設計変更しました。 そうしたところ、現場サイドから硬すぎると衝撃に弱くなるから、元に戻す べきだと言う意見が出ました。また熱処理をしてもらっているところに確認 しても、HRC60の硬度での焼戻しは可能だそうです。 私としても、ネバさをだすためHRC60に押えたいのですが文献などの数値と 違うことをやった場合、他の問題がでるのではないか心配です。 これにつきまして、ご教授願います。

  • ひび割れ(ロールの焼入れ・研磨で)

    直径50ミリで、長さも50ミリ、SKS3のローラー状のもの。転がすため左右に10ミリほどの芯が出てる。硬度が60度ぐらい欲しいのです。しかし、外注の研磨後、決まって側面(芯の周り)にひび割れが生じます。  焼き入れ内容は、まず600℃を30分。続けてメモリを830℃に合わせて30分(830になるまで10分かかりますが)。そして、油冷。素手で触れるぐらいなるまで、油の中でゆすってます。これで、硬度は、62度。  焼戻しは、200℃を30分。次に、スイッチ切って30分いれたまま(170℃ぐらいまで下がってくる)。そして、取りだし、自然冷却。色は、かなり薄いこがね色ですが、硬度は、60度まで、下がってます。  もし、ひび割れ原因が、焼き戻し不足なら、「焼き入れ時間を増やし、もっと高い硬度(65度とか)から、かなりのこがね色まで、焼き戻して60度にもっていく」、というのはいかがでしょうか??  あと特に、研磨屋さんは、関係ないですよね? どなたか教えて頂けないでしょうか。どうか宜しくお願い致します。

  • 折損部品の破面について

    材質 SK85M 硬さ 450HV 焼入れ焼戻し品 が工程内で折損しまして、その破面をSEM観察したのですが、どの破面に該当するのかわからず、これから読み取れる情報について、ご意見を頂きたく存じます。 よろしくお願いいたします。 ※OKWAVEより補足:「技術の森(材料・素材)」についての質問です。

  • SCM415の焼き入れ焼き戻しで硬度入りますか

    SCM415の熱処理について教えて下さい。 機械部品の工程検討をしています。図面では、溶接をする為C%の低いSCM415を使用しています。(要求硬度Hs35~47) そこで疑問なのですが、この程度の硬度ならSCM415で通常の焼き入れ焼き戻しで硬度が入るのでしょか? JISでは、はだ焼き鋼の浸炭後焼き入れ焼き戻し硬度がHs35~47(HB235~341)となっています。表層部はもっと硬度が入ってるはずですので、これは芯部の硬度だと思います。とすると、415でも浸炭せずにHs35~47程度は確保できるのでしょうか? 社内ではSCM415の焼き入れ焼き戻しの実績がない(用途が無かった)ので、もしそういう使用をされている方があれば、条件等も教えて頂きたいのですが・・・宜しくお願いします。

  • 焼入焼戻し硬度のばらつきについて

    工具鋼の焼入焼戻し硬度のばらつきについて御教授願います。 主にSKD11やSKH51の熱処理を2社の業者にお願いしているのですが、弊社から要求する硬度範囲について出来る業者と出来ない業者に分かれています。 硬度範囲がHRCで±1でOKの業者と±2は必要という業者があります。 大きさは片手で持てる程度のもので、入荷時の検査ではどちらの業者も±1でも問題ないようなのですが。 出来ないと業者は安全率を見ているような気がするのですが。 よろしくお願いします。