コレット材質選定はSKS5 or 51の低C材焼入焼戻が適切か
- φ10程度の丸部品を受け取る為のコレットを作成しているが、根本部分の耐久性が無く25万サイクル程度で折損を起こしてしまう。
- 現状の材質はSKS3を低硬度で使用しているが、SKS5 or 51の低C材焼入焼戻にするべきか悩んでいる。
- SKS5 or 51の丸材はメジャーな材質かどうかを知りたい。購入商社には頼れないため、常識的な意見を求めている。
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コレット材質選定
初歩的な質問で恐縮です。 φ10程度の丸部品を受け取る為のコレットを作成しているのですが(工具把持用のコレットより動きが大きいです隙間が直径で1mm程度)コレットの根本部分の耐久性が無く25万サイクル程度で折損を起こします。 現状の材質はSKS3を低硬度で使用していますが、SKS5 or 51の低C材焼入焼戻にするべきかと考えているのですが、SKS5 or 51の丸材はメジャーな材質なのでしょうか? 購入商社は全く当てにならないため、常識のお話しで結構ですのでご教授願います。
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>SKS5 or 51 は刃物用の帯鋼ですから、丸棒は入手困難でしょう。 軟らかい合金工具鋼というのは用途が少なく、SKS43とか規格にあっても入手は困難なようです。 もう少し軟らかくなると、SCM440などの範疇になります。 SKS31を更に軟らかくするしかないでしょう。それとSKS5を同程度の硬度にして差があるのかも疑問です。 それより、形状を変えられたらどうでしょうか? コレットの外形状は相手があるから無理としても、 ●内形状の変更で薄くする ●割数を増やす(4→6とか。断面の湾曲が減るので弾力性が増す) 用途からして、強力な把握力は要らないかと思いますし、耐摩耗性は先端部のコーティングで対処出来ます
その他の回答 (1)
一般的にはコレット素材としてSUP材を 使用しているメーカーが多いと思います。
お礼
詳しくは調べていないのですが、工具把持用であればSKS3だったようで、先任の担当はSKS3を選択したようです。SUP材も改めて検討しましたが、こちらも丸棒が有るのか+熱処理はどのようにするの?と未知の内容が多かったのでSKS5に絞った次第です。実に難しいですね。
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