SUS304ねじ込み管継ぎ手とSUS304パイプの溶接について

このQ&Aのポイント
  • SUS304ねじ込み管継ぎ手とSUS304パイプの溶接について、強度上の問題などが生じるかをご教授ください。
  • キッツやイノック製ステンレスねじ込み管継ぎ手(エルボやチー等)の材質はSCS13Aですが、これらとSUS304溶接管は通常のTIG溶接で溶接できるのでしょうか。
  • SUS304ねじ込み管継ぎ手とSUS304パイプは溶接できるのかについて、ご教授ください。
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SUS304ねじ込み管継ぎ手とSUS304パイプ…

SUS304ねじ込み管継ぎ手とSUS304パイプは溶接できるのでしょうか キッツやイノック製ステンレスねじ込み管継ぎ手(エルボやチー等) の材質はSCS13Aとなっていますが、これらとSUS304溶接管は通常の TIG溶接で溶接できるのでしょうか。 もし出来たとして、強度上の問題などが生じますか。 ご教授宜しくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

SCS13AとSUS304の成分はほぼ同じです(jisの規格上)ので溶接には特に問題はないかと思います。 ただし継手のSCSは鋳造品ですので管のSUS304に比べ組織がちょっと違うかもしれません(メーカーはそこらへんはきちんと造ってくれていると思いますが) ですから溶接は可能(普通にやってもらっていますが)だと思います。 回答1の方が言われているような問題点と溶接で熱がかかり組織が変化しそのため腐食するというようなことはあると思います。 組織変化での腐食はSUS304同士でもおこりますけどね。 底まで気を使わないといけない部品なら溶接後固溶化処理をするとかしないといけないと思います。(私の所はそこまで気を使いませんけど) 回答にも書きましたが、SCS13AとSUS304の成分はほぼ同じですが。 通常の鉄(たとえばS50C)と鋳物(たとえばFC250)では炭素量が大きく違っています。 それに組織自体も大きく違ってS50Cとかはパーライト+フェライトですが、FC250はセメンタイトが多く含まれて居ます(手元に資料が無いのでだいぶいい加減なことを書いていますが、組織が著しく違うのは確かです)また溶融温度も違います。 極端なことを言えばまったく別な金属(合金)だと思っていいと思います。 鉄鋳物でも炭素量の低いもの(この場合は鋳鋼といいますが)とS50C等は溶接できると思います。(S50Cくらいだと溶接熱で焼きが入るためあんまり溶接はしませんが) 鋳物がどんなものかとかは、いろいろ調査して勉強してみてください。

noname#230358
質問者

お礼

回答有難うございます。 やはり溶接はできるのですね。 ところで、鉄の鋳物のねじ込み継ぎ手と鉄のパイプはうまく溶接できないようですが、ステンレス鋳物と鉄の鋳物では何が違うのでしょうか? もしわかるようでしたら、お教え願えませんか。 宜しくお願いいたします。 追記いただき有難うございます。 鉄といっても、炭素量のちがいで別の合金と考えればよいのですね。 納得しました。 鋳物についてはまた勉強させていただきます。 詳しい説明本当に有難うございました。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

SUS304は鉄にマンガン、炭素、ニッケルを加えたものです。 従って、通常の鉄より、耐性があります。 所が、それを溶接で接続する場合、 鉛(Pb)で繋げる事は問題があると思います。 使用環境が分かりませんが、 溶接するよりは、 フランジ付きのSUSか 径を変更する場合は、ねじを切り、レジューサー等で 径を変更。 が良いのではないでしょうか?

noname#230358
質問者

お礼

回答有難うございました

noname#230359
noname#230359
回答No.1

継手材質がSCS13Aということは全く知らずに、平気でTIG溶接をやっていました。 対象流体は海水ですが、特に問題はないようです。 ただし、電蝕や部分腐蝕が長期間にわたり問題となる部位では、できるだけネジ込みがよいのではないでしょうか。 私たちの場合、機器組み込み配管で仕上り寸法に制限が多いため、例えば吋半(40A)のエルボやチーズに2吋(50A)のニップルを溶接したりすることが多いです。

noname#230358
質問者

お礼

溶接が出来るということがわかり一安心です。 有難うございました。

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