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メーク接点を有する押しボタンスイッチの動作と種類について
- シーケンスを勉強している初心者です。シーケンスの本を読んでいますと、メーク接点を有する押しボタンスイッチの動作図と復帰図が絵表示してありました。動作時はバネを押して動作させ、復帰時にはボタンから手を離すとバネの力で復帰するとのことです。
- これですと動作させるときは、ずーっとボタンを押しっぱなしでないと動作しないという理解でいいのでしょうか?私の経験上、制御盤上で実際に1度押しボタンスイッチを押したらランプがついて動作状態になり、もう一度押すとランプが消えて復帰していたと思います。
- 押しボタンスイッチにはいろいろな種類があるということなのでしょうか?どなたか教えていただけると助かります。
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押している間だけON(あるいはOFF)のスイッチ・・・モメンタリスイッチ 押すとON(OFF)、もう一度押すと状態が反転・・・オルタネートスイッチ モメンタリの立ち上がりで一連の動作、次の立ち上がりで停止というラダーを書けば、経験されたような動作状態になりますね 機械的に状態を保持する必要があるかどうか、あるいは全体のシーケンスの中でどちらが都合が良いかで選択しますよ (ラダーやマイコンのソフトの書き方や、フェイルセーフなどとの兼ね合いなどなど) 「立ち上がりで一連の動作」をするために必要なのが自己保持回路ですね シーケンサのラダーでも、昔ながらのリレーの回路でも簡単に作れます
>押しボタンスイッチにはいろいろな種類があるということなのでしょうか? その通り沢山の種類が有ります また、必ずしも全てのメーカで用語が同じとも限りません メーカ独自の表現も多い(商品名の場合も多い) 押ボタンスイッチ 概要/用語の説明 http://www.fa.omron.co.jp/guide/cautions/3/push_guide_term/ 制御機器の基礎知識 http://www.compoclub.com/products/knowledge/limit/index.html FA用機器メーカ http://www.fujielectric.co.jp/fcs/jpn/f/f_pro_f.html http://www.fa.omron.co.jp/product/38.html http://www.idec.com/jpja/products/Catalogs/Switches/index.html http://wwwf2.mitsubishielectric.co.jp/fair/eln/eln_top.htm
シーケンス制御の初心者のよくある疑問です。 ずっとボタンを押し続けるのでは、自動制御と言うには すこし問題ですね。じつは「自己保持回路」という回路構成で、一旦ボタンを おすと、停止ボタンを押すまで、その回路は入ったままになるように、 配線されています。電磁開閉器の例で説明します。 押しボタンスイッチ(a接点と呼ばれるメーク接点のボタン)を 押して、電磁開閉器のコイルに通電すると、この電磁開閉器のもつ a接点が、コイル(電磁石)で吸引され、先の押しボタンのa接点を バイパスするように配線しておきます。手を離すと、 押しボタンは戻りますが、 一旦通電された電磁開閉器は自分のa接点を通して、通電状態が 継続します。これを「自己保持する」と言います。 停止させるのに「もう一度押す」のは別の停止用のボタンで、 起動のa接点のボタンとは違うボタンと思います。 通常は起動用のa接点のボタンと、停止用のb接点のボタン, 2個を1組にして使用します。 勉強中のテキストや、実際の図面で確認してみてください。 自己保持回路は、シーケンス制御の基本中の基本ですので、 これが判れば、ずっと勉強も楽しくできるとおもいます。
お礼
ありがとうございます!早速調べてみます! またよろしくお願い致します!
ヒント:自己保持回路 調べてみてください
お礼
ありがとうございます。参考にさせて頂きます。