- 締切済み
コンプレッサー補助タンクの適正容量について
- コンプレッサーに対して適正な補助タンクの容量はどのくらいなのか気になります。
- 現在使用しているコンプレッサーは単相100Vの0.4Kwで、設定圧力は0.7Mpaです。タンク容量は45Lですが、150Lの補助タンクはコンプレッサーの能力を超えているのでしょうか。
- 空圧機器には詳しくないので、補助タンクの適正容量について教えていただけると助かります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
設置予定の補助タンク適正容量は、 コンプレッサーが一時間当りのエアーの吐出量と、各機器のエア消費量総和で決まります。 <時間を1時間にしたのは、1時間以上のスパンで変動するエア機器作業は無しと判断> 当然、≪ 一時間当りのエアーの吐出量 < 各機器のエア消費量総和 ≫ なら、 エアーコンプレッサー用補助タンクを設置は、意味無し 一時的な、≪ 一時間当りのエアーの吐出量 < 各機器のエア消費量総和 ≫をカバーする為に、 エアーコンプレッサー用補助タンクを設置が、目的ですね。 しかも、エアーコンプレッサー付属の45Lタンクでは、容量が不足しているので。 もう、お解かりでしょう! 1時間のスパンで、一時的に、エアが不足する最大容量を算出して、 設定圧力0.7Mpaから、何Mpaまでダウンしても使用できるかを調査して、 エアーコンプレッサー用補助タンクの容量を算出します。 <当然、余裕率(+α)をみて下さい> 計算が難解なら、河川のダムがタンクと考えて、計算して下さい。 また、エアの量は、圧力(Mpa)換算しないと、失敗しますよ!
No.1さんの言うように、タンクの容量は吐き出し側のスペックではなく、 消費側の問題の方が大きいと思います。 のべつまくなし、コンプレッサーが動き続けるのなら、 タンクの設置をすべきだと思います。 以前メーカーの人と話したとき、安定した圧を確保するためにタンクはより大きい方がいい、ただし無駄にでかいのは価格とスペースの問題です、との話でした。 たとえば、今後施設の拡大や空圧仕様の機器(ロボット付きNCとか)の導入の可能性があるのなら、より大きな物を入れておいても損は無いでしょう。
コンプレッサーの能力というのは、時間当りのエアーの吐出量と、使用率の2つになります。 1つ目の吐出量は、通常1分間当りのエアーの吐出量をリットルで表しています。 2つ目の使用率は、モーターや圧縮機の構造上、例えば5分運転したら、1分機械を休ませる必要がある(逆に言えば連続運転してはいけない)場合の割合を示します。 基本的には、連続定格と考えて良いと思います。 さて、ご質問の補助タンクの件ですが、そもそもメインにしろ、補助にしろコンプレッサーに付属するタンクは、短時間であれば、コンプレッサーの能力を超えたエアー消費量にも対応できるように付属しているものです。 裏を返せば、消費量がコンプレッサーの能力を常に上回っている場合、どんなに大きな補助タンクをつけても、使い物にならないことになります。 ですから、補助タンクの適正容量というのは、コンプレッサーの能力と、エアーの消費量、プラス消費パターンで決るものです。 一番分かりやすい例をあげれば、エアブローの作業などで、短い時間に大量のエアーを使うが、作業自体は1時間に1回程度というような場合、小さなコンプレッサーでも、エアーを使わない時もせっせと補助タンクにエアーを溜め込んで、次の作業に備える というような使い方ができる訳です。 ですから、補助タンクの容量を決める場合、単純にコンプレッサーの能力だけでなく、どういう使い方(使用量・パターン)をするかを含めて、計算してみる必要があるでしょう。
お礼
分かりやすい説明有り難うございました。 現在はほとんどがエアブロー作業なのですが、一時的にエアが不足するのと今後エアプラズマを使用したいので補助タンクの検討をしています。 エアプラズマ自体の使用率はほとんど無いと思いますので、コンプレッサーのグレードアップよりも補助タンクの設置で行きたいと思います。
お礼
有り難うございます。 今後エアプラズマを使用する事が有ると思い、コンプレッサーのグレードアップか補助タンクの設置で検討しておりましたが、エアプラズマの使用率は低いと思われますので補助タンクの設置にしようかと思います。