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リファレンス点復帰について
- リファレンス点復帰について質問があります。G28の使用方法や中間点の指令について教えてください。
- G28は単独では機能せず、後続の中間点の指令が必要です。具体的にはG28の後にｘｙｚ軸の値を指定して使用します。
- G91G28Z0という指令では、まずZ軸が0に移動し、その後ｘｙ軸が中間点に移動します。指令のある軸のみが中間点からリファレンス点に戻ります。
- マシニングセンター
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回答（２）です。 先の回答の中で、補正がキャンセル旨書きましたが、キャンセルされるタイミングはリファレンス点に向かう時です、中間点では補正が効いています。 この点は訂正いたします。 また、取説を見ると、Ｇ２８は指令前に補正をキャンセルするように書いています。が、補正の項ではＧ２８でキャンセルされると書いています。 実際使用していてＧ２８でキャンセルを兼ねる様にしていて何も問題は有りません。 幾何さんの心配されている、安全にＺを退避させるには有効な手段だと思います。 実際に考えたプログラムを実行して動きを確認してみてはどうでしょう、こう指令するとこう動く、というのをいろいろ試すと考えているだけより納得がいくと思います。（安全には十分注意してぶつけないように！思いがけない動きをするかもしれない事を忘れずに） ちなみにリファレンス点を振り切る高さを指令すると・・・ストロークリミットでアラーム出します。おすすめはしませんが試してみれば納得できるでしょう、普通ならソフトリミットなので手パで逆に逃がせばリセットでアラーム解除できます。
「G28」は、一緒に指令された軸のみが原点復帰します. 従って、G28だけを指令しても、一切の軸は原点復帰しません. 言い換えれば、G28の中間点の指定は、原点復帰軸の選択も兼ねているんです. また、原点復帰を行う際は、予め補正関係をキャンセルしておくのがマナーです. 制御装置の取説には、G28で補正がキャンセルされるとは書かれていないと思います.
補足
ありがとうございます。 例えば下記のパスは工具の有効長が５０なのですが、 ←矢印のところで工具長補正キャンセルが行われています。 補正前に工具の有効長以上のｚ１００に上げてから 工具長補正キャンセルが行われていると思います。 このH00のところでただちに工具は有効長の５０ぶんZの位置が下がると思います がキャンセルされて工具が下にさがってもワークにぶつからない値 工具の有効長以上でしょうか。 それにZの位置を上げておかないといけないのですよね？ もし万が一打ち間違っても、工具長補正キャンセルしたときにワークにぶつからないようにG28だけでキャンセルされるならその方が精神的に楽なのですが、 だめでしょうか？ リファレンス点の位置までZが上がったら、工具長補正キャンセルされて工具が 下がったとしてもワークにはぶつからないという安心なのですが。 また工具長補正前のZの位置決めを適当に Z８００とかリファレンス点を振りきる高さ位置にもし指示しておくと 移動可能な最大Z高さまで移動するのでしょうか？ その後長補正キャンセルいれるとかならあんまり工具の有効長は今いくつだとか 考えなくてもZ最大値まで上げてから工具長補正かキャンセルという 感じで楽なのですが、それはまずいでしょうか？ ＞% O0001 (current0.000000,0.000000,100.000000) (orign0.000000,0.000000,100.000000) (穴あけ機能） （） (drill) T003 G91G28z0 M06T020 G00G90x0y0 G43Z100.H03 S2800M03 M08 Z75. G81X100.Y250.Z-3.R5.F200 Y150. Y50. X200.Y200. Y100. G80 G00Z100.H00 ←ここで工具長補正キャンセルしている X0Y0 M09 M05 (current0.000000,0.000000,100.000000) (orign0.000000,0.000000,100.000000) (穴あけ機能） （） (drill) G91G28z0 M06T00
>G28は単独では作動はせず、必ず後に中間点を指令しないと機能しないということでしょうか？ >いきなりG28だけでｘｙｚ軸がリファレンス点に戻ったりすることはなく >必ずG28の後に ｘ ｙ ｚのような値が入って使うということですか？ そうです。 >まずG91G28Z0 > G28ｘ０ｙ０ >の私の理解ですが、一行目 まずG91ということで・・・・ そのとうり、まずＺ軸だけが戻り次ブロックでＸＹ軸が戻ります。 >またもし上のアブソリュートのG90G28Z0 >の場合はZ0の位置までまず動いてから・・・ ほぼ合っています、Z0はそのときに選択されている座標系のゼロです、そこを経由します。 ただし、G28を指令した時点で工具長補正はキャンセルされたと思いますので、主軸に工具が付いていたらぶつかります。 工具が付いていなくてもツメなどの出っ張りがあるのでそれが当たりますが・・・ 以上、手元に資料がないので記憶に頼っていますが確かだと思います。 ちなみにFANUC 15M 16Mの場合です。 当方では通常は工具長補正キャンセルは指令しません。 キャンセルするときは工具交換時なので、Ｇ２８（またはＧ３０）で原点復帰してＭ６を指令します。 Ｇ２８でキャンセルされているのでキャンセルを指令する必要が無いからです。 当然キャンセルされたら、再び指令しなければ補正は掛かりません。
補足
ありがとうございます。 ＞ただし、G28を指令した時点で工具長補正はキャンセルされたと思いますの＞で、主軸に工具が付いていたらぶつかります。 ＞工具が付いていなくてもツメなどの出っ張りがあるのでそれが当たります＞＞が・・・ ではG28が入った時は自動的に工具長補正キャンセルがされるので、 G48やH00をG２８でリファレンス点復帰前に入力する必要なないのですか？ またG2８はワンショットのコードですが、 いったんG28を使ったあとは その後のZ軸の指令はずっと補正キャンセルされた状態で 動いていくのでしょうか？ ありがとうございます。 G28で自動でキャンセルされるんですね？ ＞工具長の補正ｷｬﾝｾﾙも忘れない様にしましょう。 と加工担当さんがおっしゃっているのは 機械によって自動でキャンセルがかからない場合があるからでしょうか？
ﾏｼﾆﾝｸﾞの加工ですので、基本的に 原点復帰はG91G28Z0でOKです。 その後ATCでもするかと思いますが。 G90G28Z0は記述の通り座標系のZ0.へ移動してしまう ので原点に戻したいだけならG91ですね。 あと他の軸の司令をしなければ、Zだけしか動きません。 工具長の補正ｷｬﾝｾﾙも忘れない様にしましょう。
補足
ありがとうございます。 素人質問 すいません。 工具長補正キャンセルしないまま、G91G28Z0を したらどうなるのでしょうか？リファレンス点以上はZは上がらないから 位置的には同じになったりするのでしょうか？ あと工具長補正キャンセルはZの一番高い位置 G91G28Z0を 行ってからその次にそこでキャンセル してもよいのでしょうか？
補足
ありがとうございます。 ＞実際使用していてＧ２８でキャンセルを兼ねる様にしていて何も問題は有り＞ません。 ＞幾何さんの心配されている、安全にＺを退避させるには有効な手段だと思い＞ます。 そうですか。 G28でキャンセルをかねるようにした方がやっぱり安全ですよね？ ＞実際に考えたプログラムを実行して動きを確認してみてはどうでしょう、こ＞う指令するとこう動く、というのをいろいろ試すと考えているだけより納得＞がいくと思います 機械がないので確認はできないのです。 どうもありがとうございました。