- 締切済み
赤外LEDが赤く視認できてしまうのはなぜ?
- 赤外LED(850nm)を使用しているが、微妙に赤く見えてしまう現象に悩んでいます。
- LEDの電源を入れないと赤く見えず、暗闇では赤く見えないことから、単純な赤い光の混じりや外乱光による乱反射ではない可能性があります。
- 赤外LEDに関する何らかの問題を解決するためのアイデアや考えられる原因について教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
たしかに、赤色は見えますが、当方の実験では、暗闇でも赤くみえました。 手元にある三菱レイヨンの「アクリフィルターIR」(品番:X901,X902,X903,X904,X905)で、赤色が見えなくなるかどうか確認してみましたところ、850nmをよく透過させかつ、赤色が見えにくい条件のものは、X904だけでした。蛇足ですが、EPSONのインクジェットプリンタでOHPシートにスーパーファインモードで「黒色」印刷すると赤外線透過フィルタができます。(この場合、850nm帯域のLEDは赤く透けて見えてしまいます。)
光学ローパスフィルタ 光学多層膜のことでしょうか?(カラーフィルタも厳密には光学フィルタ) 薄膜を多層構造として、ハイパスやローパス、バンドパスフィルタを形成します。 エドモンドなどで販売しています。(高価です) http://www.edmundoptics.com/onlinecatalog/displayproduct.cfm?productID=1900 ただの赤外透過フィルタでよいのなら http://www.hoyacandeo.co.jp/japanese/products/cglass02.html 樹脂も三菱レイヨンから出ています http://www.acrypet.com/acrypet_J/index.html
人間の眼は非常に敏感に出来ています。 で、870nmあたりまで実は感度があるのです。 一度、赤外LEDを壊すつもり(壊してもいいのなら)で電流を最大定格以上流してみてください。 とても赤く光ります。^^ #視感度曲線も訂正される動きにあります。 赤く見えてはいけないなら、リモコン用の950nmにするか、 880nm以上を使うしかありません。 フィルタを使うのも一つの手です。 が、赤外光の出力が強いとフィルタを通しても赤く見えます。 道路でよく見るNシステムなど、じっと見ていると赤く点滅するのが見えます。 >・外乱光のない状態(暗闇)では赤く見えない。 ?暗闇だと赤くよく見えるはずですが^^;;; トヨタのランクルやクラウンに搭載されているナイトビューというシステムがあります。 これは近赤外光を前方に照射して赤外カメラで受光するというものです。 パワーがものすごく、赤色を消すためにわざとランプの昼光色成分を漏らして、 混ぜることによって赤色を消して(感じなくして)います。 見えて問題なら、見えないようにする工夫が必要ですが、 見えて問題ないならば、そのままでもよいのでは?^^ 追伸で、CCDカメラなどに、赤外カットフィルタ(ガラス板)がついています。 それを赤外LEDに乗せて見るとよく理解できると思います。 普通の赤色LEDならばそのまま光が見えますが、赤外LEDの赤色はフィルタで消えますよ^^
>このLEDの中が微妙(うすぼんやりと)に赤く見えてしまいます。 問題点は見えてはいけないという事でしょうか? 通常ぼんやりと見える事はあります。 見えてはいけないというのなら、ローパスフィルターの装着になります。 特定の波長からカットします。 赤外透過フィルター http://www.kenko-kougaku.co.jp/indust/kougyo-4/index.html
補足
くりじろうです。ご回答ありがとうございました。 見えてはいけないという事です。 ちなみに、よく『光学ローパスフィルタ』なる言葉を 聞きますが、どのような作用をするものなのでしょうか?