めっき皮膜の硬度測定方法について
- めっき種によって必要膜厚や硬度は異なりますか?測定条件を教えてください。
- 表面の状態は測定結果に影響しますか?研磨は必要ですか?
- ビッカース硬度を測定する方法について教えてください。
- ベストアンサー
めっき皮膜の硬度測定方法について
社内のデータ収集および温度・電流密度の変化における硬度の変化を知りたいため、ビッカース硬度を測定したいと考えております。 そこで、質問ですが ?めっき種によって必要膜厚が異なるのでしょうか?また、測定荷重や必要を膜厚を教えてください。 なお、ハルセル銅板に、下地めっきなしで、下記めっきをする予定です。 ・半光沢Niめっき(予想硬度 400~600Hv) ・硬質Auめっき(???) ・半光沢Snめっき(???) ・光沢半田めっき(10Hv前後?) (深さの10倍以上膜厚が無いと材料の影響が出る?) ?表面が粗いと正確な数値が得られないとのことですが、研磨は必要でしょうか?(どこかのHPで鏡面仕上げが良いと書かれてました) ご回答、宜しくお願い致します。
- メッキ
- 回答数2
- ありがとう数2
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
JIS Z2244が金属表面処理のビッカース硬さ試験の試験方法規格です。 これを参考にすると、 ?めっきによって硬度が変わるので、押し込み深さが変わります。そのため、 膜厚が変わります。ある程度以上厚くすればOKです。 ちなみに、400~600Hvで20μm以上。10Hvなら100μm程度。 JIS Z 2244の付属書1にそこら辺のことが書いてあります。 加重は通常は10~25g程度を使います。 ?あまり表面が粗いと圧痕が読み取りにくいので正確な数値は得られません。 確かに、鏡面仕上げにするといいでしょう。しかし、表面に加工変質層が できてしまうのでその影響は? いずれにしろ、いろいろとノウハウがありそうです。 めっきの硬度測定に関する本でもあったら見ておくといいでしょう。
その他の回答 (1)
?ニッケルめっきの場合についてですが、めっき膜厚として最低10μmは必要です。それ以下の厚さでは下地(素材)の硬度の影響を受けます。 また、測定荷重としては25g~50gが適当ではないでしょうか。 これ以下の荷重では測定値のばらつきが大きくなる傾向があります。 ?表面粗さが大きい場合、圧痕の形状がゆがむことがあり、測定値のばらつきの原因になる場合もあります。しかし市販のハルセル試験用パネルを使用した場合は問題はないレベルであると考えられます。
お礼
材料の影響を避けるため、少し厚めにめっきを付けて試験をしようと思います。 ?に関しては、今回は、研磨しないで測定しようと思います。バラツキがあったときは再度考えます。 適切なご回答ありがとうございました。
関連するQ&A
- 電解ニッケルめっき硬度について
基板のパッド(下地銅35μm)への電解ニッケルめっき(膜厚15~25μm)で 硬度700以上(ビッカース測定)という値を出す事は可能でしょうか。 めっき条件、測定方法によっては出せる値なのかを教えて下さい。 また、ビッカース測定では何を基準に荷重を決めればよいのでしょうか。 是非ご教授頂きたいので宜しくお願い致します。
- ベストアンサー
- メッキ
- 硬質クロムメッキの硬度確認方法について
硬質クロムメッキを施した部品表面に錆の発生がひどく、原因を調べています。 母材の材質はSS400、表面粗さはRa1.6の研削仕上げ、丸物部品で 前後に動くシリンダロッドのような部品のため、摺動部にオイルシールを 使用しております。 オイルシールに擦られることによるメッキ剥がれを防ぎたいが故に 摺動部には硬質クロムメッキを施しました。 錆びついた部品を調べてみたところ、膜厚は図面通りでしたが、 表面硬度が不足している可能性があり、硬度計で確認しよう思っておりますが どのような測定方法がベターでしょうか? 熱処理後の表面硬度を測る硬度計では膜厚が薄いため、母材の影響に 左右されてしまう懸念があります。 その辺、詳しい方いらっしゃいましたらアドバイスいただけると幸いです。
- 締切済み
- メッキ
- ビッカース硬度計測定荷重について
ビッカース硬度計測定荷重についてご質問します。 現在換算表をしており荷重の変化してもほぼ同様の値が算出されるといわれていますが、誤差がかなりでます。 先日問題になったものは、S45の円筒状の浸炭焼入れ品の表面硬度検査、焼入れ後研磨品の方面硬度です。 浸炭焼入れ品表面硬度測定で荷重10KgでHv650、荷重50KgでHv780でした。 表面がだったんしていると言われました、硬度測定においてもなにか注意する点がありましたらご教示お願いします。 荷重の選定はどのように行ったほうがよろしいでしょうか?
- 締切済み
- 測定・分析
- DLC膜のビッカース硬度
1μmのDLC膜を微小硬さ試験機で測定しようとしています。膜が薄いので荷重は1gf(0.0098N)以下である必要があるのですが、荷重を小さくすればするほど計測値が大きくなってしまいます(つまり荷重依存性があります)。このような場合、DLC膜のビッカース硬さはどのように評価すればよいのでしょうか?かける荷重の大きさによりHVの値が変わってきますので、例えば1gfでの計測値が1000と出てきた場合、単に1000HVと表記するのは適切でない気がしますが、表記方法は「1000HV0.001」でよいのでしょうか?(「HV0.01」という表記は見たことがあるのですが、微小荷重領域での「HV0.001」という表記は正しいのでしょうか?) また、JIZ(またはISO)規格に則った正しい計測を行ないたいのですが、そもそも、このような薄い膜の硬度はビッカース硬さとして評価してもよいのもなのでしょうか? どなたか詳しい方教えていただけないでしょうか?宜しくお願い致します。
- ベストアンサー
- 科学
- めっき皮膜の活性化法について
半光沢ニッケルめっき後、光沢ニッケルめっき前に水洗槽中に長く放置してしまったために生成した酸化膜を除去し活性化する方法を教えてください。同じく銅めっきの場合もお願いいたします。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- メッキ
- 電解ニッケルめっき硬度につきまして
基板上のパッドに電解ニッケルめっき(ワット浴)を行う際に 硬度を高くする方法を知りたいのですが光沢剤を 入れる他に方法がありましたら教えて下さい。 また、膜厚は硬度に影響するでしょうか。 アドバイス宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- メッキ
- 硬度について
材質:SCM440(精鋳) 硬度:Hv650~750 熱処理:高周波 上記の条件で熱処理を行いました。 硬度測定を行った結果Hv1000程度でました。 通常Hv1000と言った硬度は出るのでしょうか? 仮にHv1000が出ないとした場合に、 SCM440での最大硬度はどれくらいなるのでしょうか? 回答お願いします 硬度計はマイクロビッカースを使用しています。 かなり古いですがマスターで確認を行っており 測定には問題に支障はきたさないと考えます。 1つ考えられる要因としてワークの固定方法に問題があるのではと考えます。しかし、仮にワークの固定方法が悪かった場合、 硬度は低めに出ると考えられる為、Hv1000のデータは出ないかと思います。 上記のことを含め再度回答お願いします。 今回樹脂埋めを行い測定した結果Hv800程度でました。 沢山の回答ありがとうございます。 1つ疑問に思うことですが、 材料によっては硬度が高めに出るのでしょうか? 今回のこの材料は材質:SCM440と記載していますが、 ロストワックスによる精密鋳造品です。 この場合もHv1000は出ないのでしょうか? 通常の測定はHvで測定を行っていますが、 HRA、HRCでの測定も可能であると思いますが妥当なのでしょうか? 今回参考程度に測定した結果やはり、HRA、HRCはかなり低く出ました。 (Hv換算で100~150程度低くかった)
- 締切済み
- 熱処理
- Niメッキの剥がれのことです。
Niメッキの剥がれのことです。 厚み3mmの無酸素銅の板に電解ニッケルメッキ(1ミクロン以上)を両面につけます。 この銅板を2.0mmに潰した場合、Niメッキは剥がれるでしょうか? 剥がれるなら、剥がれない手段はあるのでしょうか? Niメッキの硬度をできるだけ小さくすれば、剥がれにくくなるような気がしますが。
- ベストアンサー
- 物理学
お礼
JISも確認して、条件を選定していきたいと思います。 その中で、膜厚や荷重の水準を振って最適条件を見つけようと思います。 適切なご回答ありがとうございました。