- ベストアンサー
汎用フライスの切削条件について
- 汎用フライスにて、φ100のフルバック(8刃)でS45Cの角材を平面削りする場合、1刃の送りは0.2ミリ/min位で良いでしょうか?また仕上げ代を取る必要があると思いますがどれ位にすれば良いですか?
- 回転数はどれくらいにすればよいのですか?
- φ20の4刃エンドミルの場合は送り、回転数はどのように決めればいいのですか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
細かいことですが、大体の本に1刃送りの単位はmm/tooth(1刃)とあると思います。 決してmm/minではないのでお間違いないようにご確認ください。 さて本題に入ります。 私の感覚では1刃送りは0.05から0.3ぐらいのイメージです。 つまり0.2mm/toothということはちょうど真ん中のところなので別に問題はないと思います。 ほかの条件に関しては前の先生方が先に言われているので省略します。 厳密に言えばエンドミルにしてもフルバックにしてもどの工具を使用するかによって変わります。もっと言えば加工する機械によっても変わります。 つまり、たとえ同じ工具であったとしても機械の大きさ(メーカー)が変われば条件を変える必要が出てくると言うことです。 要は数値は基本としてだけで実際に加工してみて、機械に一番合った加工条件を探し出すということです。 「初心者」さんの場合、推測ですが(加工専門で仕事をしているわけではない)このサイトでいろいろな分野で質問をされているみたいですので、いちいち計算式が(数値を考えるのではなく)どうのこうのということではなく、一つの工具に対して条件を丸暗記(ノートにでも書きとめておく)でいいのではないでしょうか。そう思いましたので、あえて計算式の提示を控えました。 (追伸:質問をして解決やヒントを得ることが出来たならばお礼か締め切りは必ずしましょう。何もないのは回答者にとってなかなか悲しいものがありますよ。) 参考になれば幸いです。 計算方法としてはこれで良いと思います。 ですが、フライス加工でマグネットを使用して2面加工をする際、いくら計算で条件を出してもこの条件では加工者としてはなかなか怖いものがあります。ワークがマグネットの吸着から外れるかもしれませんし、バイスを使用してもワークが加工でびびるのであれば条件を落とす必要があります。 前にも言っておりますが、加工条件は計算は計算として考えるとして、実際の加工は工具、機械、それにバイス、マグネット、もっと細かく言うと機械の設置条件をすべて総合評価して一番いい条件を探します。 結局、実際に加工してみて一番すっきりする条件を探すということになります。 ちなみにウチでするならばφ100のフルバック(昔の四角4枚)とすると、切り込み深さ(2mm)で回転600ぐらい、送り200(マグネット使用)から400(バイス使用)ぐらいでします。(ワーク:S50C) これが最新の工具になるとφ50(丸4枚)で回転1000から1500ぐらい、送り500から1000ぐらい、切り込み深さ(3mm)(もちろんバイス使用)でします。(ワーク:SKD11) がんばって一番良い条件を探しだしてください。
その他の回答 (3)
MITSUBISHIのサイトにあった資料のURLを貼り付けました。 他の資料もありましたので、そちらも色々参考になるかと思います。 切削速度やテーブル送りの関係の参考にして下さい。 エンドミル等も同じ計算でよいです。 フルバックはおおまかどれも似たような条件でいけそう?ですが、エンドミルに関しては多種多様なのでやはり実際に使用される工具のカタログに記載されている値を参考にしたいところです。 かなり加工内容にも左右されますし。 カタログ等を見ると工具に関して技術的な資料を載せている物もあるので参考にされると良いかと思います。
フェスミル 一般的なチップ材種 切削速度V(m/mmin)は荒で150仕上げで200 切り込み(mm)は荒で2~3仕上げで0.2~0.5 送りは(mm/t)は荒で0.2仕上げで0.12 エンドミル はメーカによって違うのでメーカ推奨値の範囲の真ん中からスタート
お礼
解説有難うございます なにぶん、技術職に配属転換になってまだ、日が浅いので 本当に助かります。特に切削速度=周速について、よく 理解できていないので… 今後とも、馬鹿な質問ですが、宜しくお願いします
φ100のフルバック超硬チップの場合、600回転程度、周速で200mが目安です。 >φ20の4刃エンドミル、 ο工具材質は超硬orハイス? οロングタイブorショートタイプ? οコーティングの種類は? ο切削液は水溶性or油性orドライ? 最低これだけの条件が必要となりますので、通常はエンドミルメーカーの加工条件表を参照します。
お礼
FJさん有難うございます。フルバックの条件については、上の回答者 さんのお礼欄で自分なりに計算しました。計算結果からFJさんの回答に 近い数値になりました。以後もこの数値を参考にします エンドミルについては、φ20の4刃エンドミルでハイス、ショートで コーティング無し、油性加工、被切削物SKD11の場合の加工条件を ご教示願えればと思ってます。 1刃送り量、テーブル送り速度、回転数が知りたいのですが…
お礼
回答頂き、感謝です。お礼が遅れまして申し訳ありません 1個づつ解決したいのですが、次々とわからない事ばかりで… 仰る通り、加工専門でなく生技保全課なので、加工に関しては、寸法 通り削れば問題無いのですが、やはり性格的なものか、裏付け、根拠 が欲しいのです。それが、技術、効率向上、後進の指導にも役立つと 考えてます。 フライスの場合多刃が多く、1回転する時に切刃が断続切削を行う加工となり刃の数だけ仕事をする事になると思います。 よって、 送り速度=送り量*回転数*刃数になると思うのですが この時の「送り速度」は切削速度(周速)V=3.14×D×S/1000 でよろしいのですか?または、テーブル送り速度なのですか? また、計算順序は100のフルバックでの回転数はまず、切削速度200位から、S=1000×V/(πD) =1000×200/314≒636.94となります そして、上の送り速度がテーブル送り速度なら、」テーブル送り速度は上記計算式にて0.2×636×8=960mm/min このように理解しましたが、どうでしょうか? お礼で質問とは恐縮です。また遅れて気分を害したなら、謝罪します