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サーメットの加工面あらさについて
工業系専門学校に通っているものです。 サーメットの加工面あらさについての質問です。 あらさの理論値は Rz = 送り量の二乗/8×ノーズR で計算できると 聞いたのですが、サーメット加工において送り量0.1以上では 理論値より大幅に低い数値がでました。 送り量0.07で理論値とほぼ等しい値になりました。 理由として考えられることはなんでしょうか? サーメットのノーズRは0.2です。 実験結果の表です | 送り量 | ___ |_________________| 切込量 |0.05|0.07|0.1|0.2| --------------------------------------------| 0.05|4.9 |3.2 |4.8|9.6| 0.1 |3.2 |3.5 |4.6|9.6| 0.2 |3.1 |3.7 |3.2|4.6| ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 理論値 |1.5625 |3.0625 |6.25 |25 | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ サーメット : ノーズR0.2使用(チップは新品ではないです) 旋盤 : 池貝 AM-20 表面粗さ計測機: MITUTOYO SJ-400 ※切込量と送り量によるRzの値の変化です。 判りにくいですがこんな結果になりました。 切込量があまり影響しないのは理解できたのですが、送り量0.1以上 特に0.2の場合理論と比べて差が大きいようです。 あらさが悪い結果になる(理論値を超えた数値になる)のであれば構成 刃先やビビリ、刃先の磨耗によるものだという解釈が可能ですが、逆に 大幅に表面性状が良くなっているのです。 文献を調べたのですが、答えに結びつく記載はありませんでした。 皆さんのお考えをお聞かせください。 材料は 材質 :S45C 形状 :丸材 直径 :48mm 長さ :200mm を使用しました。 切削速度は 200m/min です

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最もよい条件で切っても3以下になっていないことに着目してみましょう. 刃先形状が正確に転写出来ていない典型的な例ですね.原因として,?切れ味が悪い,?構成刃先が付いている,?機械の剛性がない,?機械の送り精度が悪いなどが考えられ,最終的には切れずに,一部潰しながら加工が進んでいる状態です.これは加工面を顕微鏡観察すれば分かりますが,引き目がはっきりしていないはずです. 切れない刃物で無理やり削ると,時としてピカピカになることがあります.当然精度はひどいものですが (^_^.)
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>寸法もとよりあらさについて多く指摘を受けました。 >全般的に過剰仕上げだという内容での指摘でした。 >過剰仕上げだと時間がかかる、見積りも粗さに応じてだされるといった内容です。 こういう理由なら#6さんの言われるとおりノーズRが小さいですね ワークのコーナーRがそうなら仕方ありませんが それでも使い分けをしましょう 基本は0.4R~0.8Rですそうすると送りも向上し速くなります 送りが速くなれば刃寿命も長くなり諸条件などが関わって来にくくなります
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質問の趣旨とは違いますが・・・経験から まず、S45C(他鉄材の生材含む)の場合切り込み量が極端に少ない場合表面はきれいに仕上がりません。0.3以上が理想です。 また、サーメットの場合Rが0.2よりは0.4の方がかなりきれいに仕上がります。当然送りが早い方が良いと言うことです。 送りが遅すぎる事による構成刃先が原因と思えますので・・・。 実際の現場では実験の通り、計算通りに行かないことがかなり多いです。 切削速度200m/minも早すぎる事による機械の振動も原因になりやすいです。 使用する切削油剤によっても変化します。 また、今回は使い古しのサーメットということですが、サーメットは結構寿命が短い刃物だと私は思っています。とくに汎用で使う場合には少し切り込みすぎたり、壁に当てたりすると一気に切れなくなります。 また、新品の場合でも少し使ってやるまで表面が白くなったりしてきれいにはなりません。 旋盤、フライスなど全般かもしれないですが机上の計算通りになかなか行かないところに私は魅力を感じてこの仕事を楽しんでいます。 学校でもいろいろ勉強できると思うので将来はこの業界でがんばってください。
- 回答No.4

本来母材に残るはずの部分が、切粉といっしょにむしりとられて 山が低くなっている、ということはありませんか? 加工面の外見はどうでしょう?きれいな挽き目が出ていますか? ざらざらで汚いんだけど数値は低い、というのであれば こういうケースもありうるかと。
- 回答No.3

>切込量があまり影響しないのは理解できたのですが そうじゃないところ(送り0.07)も有りますが、少ない方が悪い結果だと思いますが? >逆に大幅に表面性状が良くなっているのです。 現状だされているデータ以外に刃先形状がありますが前逃げ角が少ないと 送りを上げた方が理論値より良くなる可能性があります 純然たるノーズRだけで計算していますがそうじゃない可能性ですね 新品でなければなおさらです >チップは新品ではないです ということは刃先の形状が不明という事ですね? 実験の意味が薄れますね 刃先形状を維持できるようにデータを変える毎 新品のチップを使うべきだと思います できれば総研磨品でチェンファー無しで影響をさけるために前逃げ角、横逃げ角の大きい 物を使うべきだと思います あっそうそう後一点 実験前の粗度は?切り込みが少ないと影響大だと思います
質問者からのお礼
いろいろなご指摘ありがとうございます。 たしかに実習中に刃先の形状は確認せずに行っていました。 加工前のあらさは計測していないのでわかりません。 学校内での実習中では図面を渡されそれを元に加工をしていますが、提出の際、寸法もとよりあらさについて多く指摘を受けました。全般的に過剰仕上げだという内容での指摘でした。過剰仕上げだと時間がかかる、見積りも粗さに応じてだされるといった内容です。 今回の実験は普段の実習の条件で行い、実習において図面に指示されたあらさで加工できるようにすることを目的に行いました。
- 回答No.2

パイ17のSK材 回転数1000rpm 取りしろ径で0.3 ぐらいだとチップのRがきれいに転写できると思います 転写できたとして送り量0.1以上で理論値よりも大幅に低い数値が 出たとすれば、測定器のコンピュータが計算間違えたとか? 0.1の間隔で0.006の山があるような場合は面相度0.006 と計算されないのかも?
- 回答No.1

谷と谷の間の頂上ですね 諸条件によりここに微少なバリが発生するんですね 大抵のサーメットは欠け防止のためにチャンファーを取っていますので低切り込みほどその傾向が強くなります それとチップを使っているウチにチップの粗度が悪くなり 計算通り以上にならないパターンもあります
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丁寧な解説ありがとうございます。 ノーズRが転写できないと、あらさの値が悪くなると思っていたのですが、そうではないのですね。測定器ではあらさの値ばかり見ていたのですが、あらさの折れ線グラフの方も注意して見てみないといけないということですね。勉強になりました。