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イオン窒化とガス窒化の違い

焼入れ後、イオン窒化した鍛造金型が割れた際に、イオン窒化は残留圧縮応力の関係で、ガス窒化より衝撃に弱いという話を聞いたのですが、 そのようなことはあるのでしょうか? 窒化の使い分けがよく分かりません お願い致します

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

>割れ箇所のみ、白層と厚い拡散層があり割れと関係しているのか? かなり詳しく調査されているようですね。だとすると、関係なしとは言えないかも。 でも、割れたところだけ窒化層があるというのは変ですね。鍛造金型なら窒化層が磨耗して無くなるはずですから、逆に割れたところだけ磨耗せずに窒化層が残っているのでないですか? 今回割れた部位は耐磨耗性が必要でなく、耐割れ性が必要であるなら、防窒化してはどうでしょうか。白層と厚い拡散層が割れの起点となりやすいのは確かですから。窒化の中でも、イオン窒化は防窒化しやすいと聞いたことがあります。表面処理屋さんに相談されてはどうでしょうか。 また、鍛型のリブ底などはリブの倒れで割れやすいので、型材の強度と靭性の検討が必要かも。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。 海外で周りに詳しい人間がいなく、困っておりました 大変参考になりました

noname#230359
noname#230359
回答No.2

>焼入れ後、イオン窒化した鍛造金型が割れた際に、イオン窒化は残留圧縮応力の関係で、ガス窒化より衝撃に弱い 割れるのは外力と型材の靭性の問題で、窒化の種類とは関係ないのでないですか?耐摩耗性なら窒化の種類も関係するでしょうし、割れというのが窒化層の欠けのことなら、そういうこともあるかも。 タフトライド(塩浴窒化)が570℃、ガス窒化が520℃くらいなのに対して、イオン窒化は温度が少し低めでムラも多いかもしれません。 イオン窒化は放電現象を利用しているので、穴の中や段差部は窒化が入りにくいことには注意する必要があります。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。ミクロ組織を観察した所、割れ箇所のみ、白層と厚い拡散層があり割れと関係しているのか?と悩んでおりました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

下記を参考にしてください。 熱処理のやさしい話16(化学的硬化法について ) http://www.tobu.or.jp/yasashii/book/gj15.htm (熱処理全般なら) 熱処理のやさしい話 http://www.netushori.co.jp/gjtit.htm 熱処理(窒化処理) - Design Mechanic http://homepage1.nifty.com/seas/database/heat/nitro.htm ラジカル窒化及び複合処理はイオン、ガスと ... http://www.taihei-s.com/seihin7.htm

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。HPにイオン窒化はムラができると記載されていましたが、ケース内部の段等にも窒化層のムラができるのでしょうか?

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