収縮率を顧慮した金型設計とは?初心者的な疑問を解説
- 金型設計における収縮率の考慮方法とはどのようなものでしょうか?初心者の方向けに解説します。
- 製品寸法図面から収縮率を考慮して金型を設計する必要があるのか疑問に感じたことはありませんか?実際の寸法設計のポイントを紹介します。
- 金型設計においては、製品寸法図面の寸法値に収縮率を加味して金型を設計することが一般的です。初心者の方でも理解しやすいように解説します。
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収縮率を顧慮した設計
かなりの初心者の質問と思って教えて下さい。(実際に超初心者です) 金型設計に収縮率を考慮した設計とありますが、実際の製品寸法図面をお客様から頂いた場合、全ての寸法値を収縮率を考慮して金型を設計するのでしょうか?ということは金型の寸法は製品図面より全て大きめに作られるということなのでしょうか?初心者的な質問で申し訳ありませんが教えて下さい!!!!
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収縮は金型屋さんの大事なノウハウですからねー内緒! 基本的には全寸法に掛けます。 専用のCADには専用のコマンドがあり全方向に、 一方向のみとか自在にできます。あとは成型屋さんの都合ー どれぐらいのサイクルで打ちたいとかによってもちがってくるので数字を決めるのは大抵成型屋さんですね。
製品は常温になると収縮しますが、成型時は、金型は温度で膨張します。その両方を厳密には考える必要がありますが、その材質、材質で大体の経験値があると思いますが、最初は物性値から計算してみることを勧めます。
お礼
ご回答有難う御座います。 金型が熱膨張するということはその時点でプラスティックも金型の寸法と同じように膨張するということですよね、その後収縮する。。難しい。。がんばってみます。
金型ユーザー側の成形条件によっても、収縮率は異なります。先ずは、ユーザーからの金型製作仕様書に基づき設計に着手してはいかがでしょうか。それと、金型の修正代(削り代)をどれだけ見込むかだと思います。
お礼
早速の御返事有難う御座います。はい、成型条件について詳しくお伺いしたいと思います。狙いとしては修正(削る方向)で行かないといけないと思いますがこれを前もって最小限に留めるのは、、、やはり経験値なのですかね。。
その通りです。当然外寸 内寸(内径)は収縮が変わってきます。材料カタログはあてにはできません。フィラー含有の場合流れ方向 直角方向などで収縮差がでてきます。経験が必要です。
お礼
早速のご回答有難う御座います。本当に感謝いたします。ということは外形、内径だけでなくリブ、ボス等の細部箇所にわたるまで寸法を変えないと(収縮率を考慮して)いけないわけなのでしょうか?また一般の金型作成をする際に使用するCADソフト等はそういった機能がついてるものもあるのでしょうか? 重ね重ねの質問恐縮ですがアドバイスをお願い致します。
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