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マシニングとNCフライスのプログラムの違い
- マシニングとNCフライスのプログラムの内容は異なります。マシニングは、工作機械を制御して材料を削るプロセスを指します。一方、NCフライスは、数値制御(NC)技術を使用してフライス盤を制御するプロセスです。
- マシニングのプログラムでは、切削条件や被削材料の情報、加工パスといった詳細な情報を指定します。一方、NCフライスのプログラムでは、切削工具や削り方、加工順序などを指示します。
- マシニングとNCフライスのプログラムは、使用する工作機械や加工方法によって異なります。マシニングでは、旋盤、ミリングマシン、ボーリングマシンなどを使用して加工を行います。NCフライスでは、フライス盤を使用して加工を行います。
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こんばんは。 一般的な比較となりますが、 1.平面選択 ?マシニング-「X-Y平面」を使うことが多い。 使用するアーバーや加工する製品によって違う選択の必要がありますが、面削りをしたり穴加工をしたりという比較的簡単な加工の場合ではX-Y平面を選択することが多いです。 ?NC旋盤-普通は「Z-X平面」を使用します。 2.ツール補正 ?マシニング-「G43」「G44」を使用してツールの長さを補正します。 ?NC旋盤-「T0101」などのようにツールの選択と同時にツール補正を指令することが多いと思います。(機械メーカーによっても違いがあります) 3.座標系選択 ?マシニング-G54~G59を使用し、その場所に機械原点からの位置を入力します。例えば、縦型マシニングに同じ製品を6個段取りしてもそれぞれの加工基準点を入力して、座標系選択の番号を変更するだけで同じ加工をすることが出来ます。 ?NC旋盤-普通は加工基準位置は一点だけですからその点を入力します。 4.固定サイクル ?マシニング-穴加工の方法別に何種類かの固定サイクルがあります。 ?NC旋盤-外径加工の方法別に何種類かの固定サイクルがあります。 5.送りや回転数の指令(作業者や会社によって使い方はいろいろだと思います) ?マシニング-送りはmm/min、回転数はR・P・Mで指令することが多い。 ?NC旋盤-送りはmm/回転、回転数は周速で指令することが多い。 簡単に言ったらこんなところでしょうか。 指令等の使用方法は何社かの作業の実際を見ての内容ですが、これ以外の使用方法をしているところもあると思いますので、他の方の回答も参考とする必要があると思います。 違った時の言い訳みたいですが・・・(^^;
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>>貴社ではプログラマーとかいうシステムを活用されていますか? 違う会社ですが テープ屋さんという職業もあり プログラム(CAM使い)とMC使いが分かれているところもあるでしょう ここが、永遠のテーマになるところなのですが CAM使いONLYでは、良いテープは出来ません 加工のこと、工具のこと、段取りのことすべてに精通していないと 良いテープは出来ないです そのためCAM使いは、MCなど(最低でもフライス)を使える人でないと難しいです
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ありがとうございます。 そうですよね、加工のノウハウが分からない人に覚えさすのは危険ですよね。 勉強になりました。参考にさせて頂きます。
NCフライスにATCやAPC等の装備を備え、製品を完成あるいは完成に近い状態まで自動で行える機械がマシニングセンターです。 つまりマシニングセンターもNC工作機械なのです。 よって加工そのもののプログラム自体はメーカー等が同じであれば変わりないと思います。 先に書いたATCやAPC等のNCフライスに無い装備に関してのプログラムはNCフライスには存在しないと言うだけです。それに付随する細かい命令も存在しないこととなります。 単純に言ってしまえばプログラムそのものに違いはありません。 出来ない作業についての命令が指令出来ない(存在しない)。 それだけですね。
お礼
ありがとうございました。 勉強になりました。参考にさせてもらいます。
こんにちわ。 会社によってまたは制御によってプログラムの作り方は、それぞれだと思います。 基本的にはNCフライスもマシニングも同じです。 違いと言えば、工具交換が出来るだけだと思います。 でも其によって、NCフライスは工程別に加工したり刃物別に分けたりし ている所を、マシニングでは、一面またはベッド上に複数の段取りをして 複数の工具で加工が出来る利点があります。 ここが最大の違いだと思います。
お礼
ありがとうございます。 今プログラマーとしての立ち上げを行っているところで、その関係でマシ二 ングとNCフライスのプログラムの流れの違いを調べているところでした。 質問は変わりますが、貴社ではプログラマーとかいうシステムを活用されて いますか?もしされていたら、メリット、デメリットなどがありましたら教 えていただけないでしょうか?
マシニングとは、一般に、自動で工具交換ができる機能(ATC)が付いているNCフライスということでしょう。ですから、NCフライスのプログラムの内容には、工具交換に関する指令(T01、M06あるいはG28,M19など)が無いという違いがあります。 またマシニングのスタイル(横型とか5面加工機とか)やメーカーによってもプログラムの内容は変わってくるので、機械オペレータとは別にCAM専従者がデータを作っている場合は、特に注意が必要です。 マクロプログラムは、以前、機械部品加工をマシニングでやっていた頃はよく使っていました。今はNCフライスで金型を加工しており、マクロのオプションが付いていないので、CADCAMを使っています。部品加工でしたらマクロの方が便利でしょうね。Mコードとかマクロの使い方は、その機械や制御装置を作ったメーカーによって変わると思いますから、システム化してオペレータとは別にプログラマーを作るというのは、私は疑問です。
お礼
ありがとうございます。 そうですよね、今弊社では、横型、5面加工機はないのですが、いろいろな マクロプログラムを作成しているため、縦型マシニングと、NCフライスと のプログラムの流れを調べていまして。ちなみに貴社ではマクロプログラム などの作成されていますか?もしされていたらどのようにシステム化されて いますか?
お礼
ありがとうございます。 勉強になります。すごいですね! 今マクロプログラムを作成しているんですけど、マシニングとNCフライス とのプログラムの違いを調べていまして。マシニングは使っていたのでだい たいはわかるのですが、NCフライスはプログラムの流れが違うようなきが して。ありがとうございました。