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ステンレス、SSの溝加工における加工条件設定方法と適切な工具について
- ステンレスやSSの溝加工を行う際、三菱マテリアルのラフィング工具(VA-SFPR)を使用していますが、刃径がΦ10を超えると切削抵抗が増加し加工が困難になります。
- また、(SZE4MG)も同様の問題があり、いい工具を探しています。
- 加工条件としては、SUS304の場合は切り込み1Dで切削速度18、SSの場合は切り込み1Dで切削速度28を設定しています。
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工具と別の回答になりますが、最近の経験したことを書かせていただきます 先日BT40のMCを導入しようと、多くのメーカーを探しましたが 今の機械は高速化が流行で剛性のある機械が以前より少なくなってしまいました。 実際にテストした機械では0.5Dでも加工できないほどでした。(角ガイド仕様でも) お使いの機械はどのような機種かわかりませんが、工具メーカーのカタログ値を出すにはBT40では無理だと思います。 剛性の無いスピンドルで加工する場合は、切り込み量を少なくして送りを上げる方法に切り替えたほうが良いと思います。
ラフィングエンドミルでしたら不二越のAGミルラフィングがおすすめです。 BT40のマシニングでSUS304を25m/minで加工しています。 BT40と50で当然機械剛性は違ってきますが、同じBT40でもメーカーや構造によって剛性が違ってきます。 ですから使用する機械の特性を把握したうえで、加工条件を設定する必要があると思います。 私の環境でウマくいっても、ベンツさんの環境で必ずしも良い結果がでるとは限りません。
お礼
ありがとうございます。 不二越のAGミルラフィングは興味があり使ってみようと思ってました。 しかしSUS304を25m/minですか~、いいですね!必ず使ってみます。
osgのベストカットCPM-BKMSはビビリがあまり出ません 波形状の刃で切削抵抗の方向が変わるからだそうです。 仕上がりもラフィングよりいいので粗度によってはそのまま でもOKです このエンドミルは振動がでにくいのでドンドン上げていると 突然折れますので気を付けてください。 条件の決め方はカタログ値の幅の中央からスタートします あとはロードメーターとか自分の五感で決めていきます 機械の剛性だけでなくワークの剛性クランプのしかたにもよりますので
お礼
OSGですか、今はほとんど使用していませんね~。Gallyさんの話を聞い 興味が沸きました!!早速調べて使ってみたいと思います。 ありがとうございました。
こんばんわ。 通常カタログ値は最高の条件で・・・と言う決まりがあります。 ですから、BT50番やHSK100程度で剛性のある機械で尚且つ機械も完全固定してある場合と考えてください。 ですから、40番で加工する場合は落とすのが原則です。 機械にも寄るので最適な条件は自分で見つけなければいけませんが 基本的にビビリが発生した場合は回転を落とします。 ワークが振動しているのか?チャッキングで振動しているのか? それとも機械が振動しているのか? 様々な要因がありますから、それを見てください。 おのずと最適な条件が見つかるはずです。 溝加工は特に剛性がいるので、切削方法も考えてみましょう。 負荷が大きいのならば、トロコイドが最適ですし、ラフィングではBT40番ならφ12~φ16までが限界でしょう。 それ以上はBT50番の方が条件は上がります。 機械に応じた加工をしてください。 まれにですが、送りをあげた場合に共振が取れビビリが無くなる事もあります。 でわでわ
お礼
そうなんですか~、やはりBT40だと限界がありますね。 カタログは最高の条件での加工なんですね。私は中間ぐらいかと勘違いして いました。危ないですね、ありがとうございました。 勉強になりました。
お礼
そうですよね~、やはり今は切り込み小で送りをあげるのが主流のようです ね~。そういう方向での加工も勉強していったほうがいいですね。 ありがとうございました。